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アンテナ修理の費用や金額はどれくらい?アンテナの故障や機種ごとの価格相場について解説
アンテナ修理の費用や金額は、故障内容や機種によって様々です。
そこで今回はよくあるアンテナの修理費用について、よくあるケースごとに詳しくご紹介します。
テレビの映りが悪くなって困っている方や、アンテナの交換工事を予定している方、アンテナの工事費用について知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
アンテナの故障・修理にかかる費用相場
まずは実際にアンテナの修理が必要になった場合どれほど金額がかかるのか、その費用相場を確認していきましょう。
なお、アンテナの点検や修理には屋根の上など高所作業が必要になるため、安全面を考えると業者に依頼するのが確実です。
依頼する業者によって費用相場は異なるため、ここでは中間手数料がなどがなく最も安価にアンテナを修理してくれるアンテナ専門業者の価格相場をもとにご紹介します。
アンテナの方向ズレを修正する費用
アンテナの向きがずれて電波を受信しにくくなってしまった場合、一般的に地デジアンテナの場合は6千円〜1万円、衛星放送のBS/CSアンテナの場合は5000円ほど修理費用が必要です。
基本的にアンテナは電波塔などの方角を受けて設置しますが、台風や暴風など自然現象によって方向がずれてしまう可能性があります。
そのため修理ではアンテナの向きを修正し再固定するほか、必要であれば固定金具を交換したりワイヤーを張りなおしが必要です。
アンテナが傾いた場合の立て直し費用
アンテナの固定が甘くなり傾いたり風で揺れたりする場合は、一般的に1万円〜2万5千円ほどの立て直し費用がかかります。
これは大雪や台風などによって負荷がかかったり、アンテナ自体が老朽化すると起こりやすいトラブルです。
アンテナの立て直しは、アンテナの種類のほか、家が何階建てか、どこに設置しているかなどで費用が変わりやすいため、見積もりをよく確認しましょう。
なお、アンテナが傾いたまま放置してしまうと倒壊する可能性があるため、気がついたらすぐにアンテナ専門業者に点検をしてもらうことが大切です。
アンテナの傾き修理についての詳しい情報は「アンテナが傾いてる?アンテナごとの修理費用と相場を解説」の記事をご確認ください。
アンテナが完全に倒壊してしまった場合の費用
アンテナが完全に倒れてしまった場合、立て直しの費用は地デジアンテナで1万5千円〜2万円、衛星放送のBS/CSアンテナで1万2千円〜2万円の費用がかかります。
アンテナが倒れた場合は固定金具が破損している可能性が高いので、部品の交換費用が必要です。
また、倒壊した場合はアンテナ本体にも強い衝撃が加わっているため、アンテナ交換が必要になる可能性もあります。
その場合は追加で費用が必要になりますので、次の項目のアンテナ交換の費用もよく確認しておきましょう。
なお、アンテナの倒壊修理に関する記事は「台風でアンテナが倒壊!修理や交換のときの依頼先をご紹介」をご確認ください。
アンテナ交換の費用
アンテナが修理できないほど壊れてしまった場合、経年劣化で寿命を迎えた場合は、3万円〜6万円ほどのアンテナ交換費用が必要です。
この費用は交換するアンテナの機種によって大きく変わるため、アンテナ専門業者のスタッフとよく相談して決めるようにしましょう。
一般的なアンテナ交換の費用については「アンテナ交換工事っていくら必要?八木式とデザインアンテナの違いを詳しく解説」の記事を参考にしてください。
電波不足によるブースター追加の費用
アンテナ本体に問題はなくても電波不足の影響でテレビ映りが悪くなることがあります。
その場合特別な修理は必要ないものの、ブースターという電波を増幅するための機械を追加で設置しなければなりません。
このブースターの設置費用はだいたい1万5千円から3万円程度です。
ブースターについて詳しくは「テレビブースターの種類を解説!アンテナ修理や交換で電波を増強する方法」の記事を参考になさってください。
分配・配線に問題がある場合の費用
テレビ映りが悪くなった場合、アンテナの不具合ではなく配線や分配器が故障している可能性があります。
この場合はアンテナからテレビにつながるテーブルを修理しなければなりません。
交換するケーブルの長さにもよりますが、基本的に1万円から2万円前後を考えておきましょう。
なおアンテナケーブルがショートしている場合ネズミなどの被害の可能性もあるため、心配な場合はアンテナ専門業者に点検してもらうと安心です。
アンテナの撤去や処分にかかる費用
もし点検や修理でアンテナ本体を交換することになった場合、古いアンテナの撤去費用が追加請求される可能性があります。
基本的にアンテナの撤去や処分は料金内に含まれていることが多いのですが、個別に依頼をする場合は5000円ほど必要です。
アンテナの廃棄に困っている方は「アンテナの廃棄方法を総まとめ!自分でできる処分方法や業者を解説」の記事を参考になさってください。
そのほかに追加で費用が発生するケース
その他、アンテナ修理で費用が発生するケースをご紹介します。
例えば3階以上や特殊な屋根で作業をする場合は、高所作業量が追加請求される可能性があります。
また雪を溶かす特別なアンテナや塩害に強い特殊なアンテナを設置する場合、台風よけで屋根裏にアンテナを設置する場合なども追加料金が必要です。
もし自然災害が原因でアンテナ修理が発生した場合は「アンテナ修理時は設置場所の再検討も!機種や災害との関係を解説」の記事も参考になります。
かかる費用は状況によって異なるため、アンテナ修理の原因と照らし合わせて、同じ被害を受けないようアンテナ業者とよく相談してから工事を行うことが大切です。
アンテナ機種ごとの故障原因
一口にアンテナと言ってもアンテナの機種ごとに設置場所や特性は様々です。
ここではアンテナの機種ごとによくある故障の原因を詳しくご紹介します。
八木式アンテナの故障原因
八木式アンテナは、日本家屋によくある魚の骨のような形をしたアンテナのことです。
基本的に屋根の上に設置されているため、自然災害の影響を最も受けやすい機種と言えます。
八木式アンテナに起こりやすい故障として、雨水によるサビや台風による倒壊事故が挙げられます。
小さいものでも3m、10kgほどと大型のアンテナなので、一度倒壊すると屋根を傷つけて雨漏りの原因になったり、地上に落下して歩行者を巻き込むなどの危険性があります。
デザインアンテナの故障原因
デザインアンテナは、家屋の壁面に取り付ける小さな箱型のアンテナです。
基本的に軒下や雨のかかりにくい場所に設置されるため、自然災害の影響は受けにくく、経年劣化以外の故障は発生しにくいタイプです。
しかし、家の壁に設置するため高さが確保できず、周辺環境の変化によって電波を受信しにくくなり、結果的にテレビが映りにくくなることがあります。
電波障害の解決策については「アンテナ工事の落とし穴・盲点!電波障害の原因になる意外な遮蔽物を紹介」の記事にまとめていますのでアンテナ工事の参考になさってください。
衛星放送のBS/CSアンテナの故障
BSCSなどの衛星放送は、地上デジタル放送と違い宇宙空間の人工衛星から発せられる電波を受信しなければなりません。
そのためアンテナの形状も特殊で、BSCS放送のアンテナはお椀型のパラボラアンテナです。
このパラボラアンテナは風を受け流しにくい形状をしているため、台風や大雨、鳥が止まるなどちょっとした衝撃で向きが変わってしまうことがあります。
人工衛星からの電波は少しでも向きがずれると受信できなくなってしまうため、1mm単位の微調整が必要です。
BSCSアンテナの修理について詳しくは「BS・CSアンテナが故障した?修理の費用や工事が必要な場合を解説」の記事をご覧ください。
自力で修理できるケースと、アンテナ業者を呼ぶべきケース
もしテレビ映りが悪くなったとしても、それはアンテナが原因ではないかもしれません。
アンテナ業者を呼ぶ前に、自力で修理できるかどうかを一度確かめてみましょう。
ここでは自力で修理できるケースと、工事を依頼すべきケースに分けてご紹介します。
自力で修理できるケース
まずは自力で修理できるケースを見ていきましょう。
テレビにエラーコードが出ている
テレビにエラーコードが表示されている場合、エラーコードの種類をよく確認しましょう。
例えばE100・E101であれば、テレビのB-CASカードを掃除したり、差し直せば問題が解決することがあります。
また、E203・E204・E205などは、現在放送が行われていないチャンネルを選択しているため、チャンネル設定を見直せばきちんとテレビが映るようになるでしょう。
エラーコードについて詳しくは「テレビのE201やE202とは?アンテナとエラーコードの関係を解説!」の記事を参考になさってください。
一部屋だけテレビが映らない
複数の部屋でテレビを見ているのに急に1部屋だけテレビが映らなくなることがあります。
基本的にアンテナ本体に不具合があれば全ての部屋のテレビが映らなくなるため、一部のテレビだけに問題が発生した場合、テレビが寿命を迎えていたり、テレビケーブルが断線している可能性が高いです。
この場合、まずはテレビが故障していないかどうかをチェックするため、映らないテレビを他の部屋につなぎ直してみましょう。
アンテナ専門業者に依頼すべきケース
次にアンテナ業者に依頼すべきケースを解説します。
ブロックノイズが出たり音声が止まる場合
テレビ画面にノイズが発生する場合や、音声が途切れてしまう場合は電波不足の可能性があります。
電波不足の原因はアンテナの故障や配線の不具合などが考えられますので、基本的にアンテナ専門業者を呼びましょう。
ノイズの種類や対応については「アンテナが原因?テレビの録画にノイズが入る原因と対処法」の記事をご覧ください。
アンテナが倒壊したり傾いている場合
アンテナが傾いたり倒壊しそうな場合は、すぐに修理する必要があります。
強い風の日にテレビ画面にノイズが入るようになったり、屋根の上のアンテナが風に吹かれて揺れているのを発見したら、すぐにアンテナ専門業者に相談しましょう。
アンテナの傾きを放置していると、最悪の場合アンテナ本体が故障して修理代が高くついたり、屋根から落下して近隣のご家庭に損害を与える危険性もあります。
アンテナの傾きを発見した場合は絶対に放置してはいけません。
時間経過で回復するケース
テレビの映りが悪くなったりノイズが入ったとしても、それは一時的なものかもしれません。
台風や強い雨などの悪天候ではアンテナに届く電波が弱まってしまうため、その結果テレビに不具合が発生している可能性があります。
この場合は天候が回復すればテレビ映りも元に戻る可能性が高いため、すぐにアンテナ業者に連絡するのではなく時間を置いてみましょう。
もし時間が経ってもテレビ映りが回復しない場合は、悪天候の影響でアンテナが故障した可能性があるため業者に点検してもらうのがおすすめです。
アンテナ業者への依頼方法については「アンテナ修理はどこに頼む?工事が早く安い業者を比較解説」の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
アンテナ修理の故障や機種ごとの価格相場まとめ
アンテナ修理は故障の内容や機種によって価格が異なるため、依頼前にどのような故障なのか、予算はどのくらい必要なのかを把握しておくことが大切です。
今回の記事では、細かなアンテナの故障内容や、機種ごとに故障しやすいポイントをご紹介しました。
アンテナ修理の費用相場として、向きの修正に6000円〜1万円、アンテナが傾いた場合の立て直し費用に1万〜2万5000円、完全に倒壊してしまった場合は1万5000円〜2万円ほど必要です。
アンテナの機種によっても故障しやすいポイントが異なるため、アンテナ修理やアンテナ交換を行うタイミングで、不具合の起こりにくい工夫をしておくようにしましょう。
もしご自宅のテレビが映らなくなって困っている、アンテナの傾きが気になる、原因は分からないがなんだか調子が悪いなどお困りの方は、一度地デジやドットコムまでご相談ください。
地デジやドットコムは、アンテナ専門の修理業者です。
365日24時間体制でご連絡を受け付けており、お急ぎの工事の場合は即日対応を行った実績もあります。
お電話でしたらその場で簡単な見積もりもご案内しますので、価格にご不安がある方もぜひお問い合わせください。