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アンテナ工事は雨の日でも可能?悪天候の危険性や工事ができない天気について解説

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アンテナ工事は基本的に屋外での作業であることが多く、雨の日、晴れの日といったような天候の良し悪しとはかなり密接な関係性にあります

そんな数ある悪天候の中でも、特に雨の日に関しては、明確にどのくらいの雨量であれば工事が中止となってしまうのか、気になられるお客様も多くいらっしゃいます。

そこで今回の記事では、アンテナ工事当日に雨が降ってしまった場合、工事作業はどうなってしまうのかについて、中止の判断基準や雨足の強さ・弱さとの関連性にも触れながら、詳しく解説していきます。

また前述した雨の日に限らず、強風や雷、積雪といった他の悪天候とアンテナ工事との関係性についてもご説明していきますので、実際にアンテナ工事の依頼を考えているお客様は、ぜひ最後までご覧下さい。

アンテナ工事当日が雨だった場合はどうなるの?

アンテナ工事の中止と悪天候は密接な関係性にありますが、特に影響を及ぼしやすいケースは、屋根の上などをはじめとした高所で作業を行う際です。

高所でのアンテナ工事は、足場の元々の安全性にくわえて、雨足の強さ・弱さによって工事の実施が左右されます。

特に、八木式アンテナやパラスタックアンテナといった機種に関しては、本体の形状・特性から、設置場所は屋根上などの高所とされるのが一般的であり、天候の推移にはより注意が必要です。

ここでは雨の強弱を判断する明確な基準や具体例、雨天時におけるアンテナ工事の危険性についてそれぞれ細かく見ていきますので、工事を依頼する際に備えるためにも、判断基準をしっかりと覚えておきましょう。

雨足が比較的弱かった場合

弊社地デジやドットコムを含む、アンテナ専門業者は自社ホームページ内の「よくある質問」等において「多少の風雨であれば工事に問題はない」と明記している場合があります。

この「多少の風雨」というのは、ひとえに「足場の安全性が確保できているかどうか」が判断基準です。

これは、濡れた足場によって身体のバランスを崩したり、転倒して滑落してしまう心配がない雨量であるか、と言い換えることもできます。

中でも特に、屋根が複雑な形状をしていたり、老朽化が進んでいたりして、元から作業時の危険性が高い現場であった際などは要注意です。

作業を行う業者側の技術力にもよりますが、たとえにわか雨程度で雨足が弱かったとしても、中止になる場合が高まってしまいます。

雨足が強かった場合

降水量の少ない小雨程度であれば、安全面の確認ができれば工事は続行となりやすいですが、雨量の多い、特に土砂降りなどの場合は中止・延期になってしまいやすいです。

足場の悪い高所での作業は、足元が濡れているというだけでも十分危険ですが、そこに横殴りの強烈な雨などが加わってしまうと事故は必至です。

また、足場が比較的安定していて、工事自体は可能な降水量だったとしても、雷や強風などが合わさっていると、同様に作業は危険なものとなってしまいます。

2種類以上の悪天候が複合して発生している日に関しても、アンテナ工事が中止になりやすいですので、ぜひ覚えておいて下さい。

雨以外でアンテナ工事が中止になりやすい天気とは?

降水量の多い雨天以外にも、アンテナ工事を中止にさせやすい悪天候は数種存在しています。

また、悪天候と表現するほど酷い天気ではなかったとしても、環境や状況によっては工事が中断されてしまったり、延期されてしまうケースも中にはあるため、同様に注意が必要です。

ここでは雨以外の悪天候の中で、特にアンテナ工事が中止と判断されやすい天気を3つ紹介していくとともに、どういった条件の際に中止が判断されやすいかも解説していきます。

強風や暴風など風が強いケース

強風も雨が強かった場合と同様に、強烈なものであれば作業員の滑落・転落を引き起こす恐れがあるため、工事中止の原因のひとつになります。

中でも、風速が時速10メートルを越える際に発令される強風注意報や、時速20メートル以上の激しい突風が予想される暴風警報が出ていた際などには、工事が中止となる可能性が非常に高いです。

また、上記のような強烈に風の強い日でなかったとしても、特に風を集めやすい、表面積の広いパラボラアンテナや八木式アンテナなどを取り扱う場合、他のアンテナよりも中止となりやすいため注意しましょう。

雷が鳴っている・雷注意報が出ているケース

雨風の伴わない曇り空や、降水量の少ない小雨程度の雨ならば、アンテナ工事は予定通り実施されることがほとんどです。

しかし、事前の天気予報などで雷が予想されていたり、雷注意報が出ている、実際に現場の近辺で雷が鳴っているといった際には、作業員の安全を考慮して工事が中断される可能性が高いです。

実際に、雷の落ちやすい屋根上などの高所での作業は非常に危険であり、ひとたび雷が落ちれば人命を脅かしかねません。

また、設置・修理を行うアンテナ本体への被害も考えられ、直撃を受ければ新品でも大きく破損してしまいます。

大雪や積雪があるケース

アンテナ工事をしている最中に、少し雪が降り始めた程度であれば特に問題はなく、酷くふぶくようでなければ危険度も低いため、作業が中断されることは稀です。

そのためあくまで降雪による工事中止の可能性は、雨の日や風の日と同じと考えても差し支えありませんが、前日から積雪していた場合に関しては注意が必要です。

屋根上などの足場が悪い場所に雪が積もってしまうと、固まって滑りやすくなってしまい、作業員が思わぬタイミングでバランスを崩してしまったり、そのまま高所から落下してしまう危険性が高まってしまいます。

経験を積んだ作業員であったとしても、積雪後の屋根上での工事は非常に難しい作業ですので、アンテナに積もってしまった雪をご自身で降そうといった行為に関してもおすすめできません。

アンテナの雪下ろしの必要性や、雪とアンテナの関連性などについては、別記事「アンテナの雪下ろしは必要?積雪や雪害による故障や修理を詳しく解説」にて紹介を行っています。

アンテナの雪下ろしは必要?積雪や雪害による故障や修理を詳しく解説

悪天候時のDIYは危険!

多くのアンテナ専門業者は、多少の風雨であれば作業を続行する傾向にありますが、自分でアンテナを取り付けたい場合に関しては話が別です

工事業者は前提として、適切な作業器具と技術と確認のもと、作業が可能かどうかを判断しています。

しかし、器具や技術が不足しやすいDIYは、多少の風雨でも危険な作業となってしまいやすく、ささいな天候の変化でも危険が伴います。

ここでは、悪天候時におけるDIYでの危険なポイント3点について、それぞれ詳しく解説していきます。

疲れによって思わぬアクシデントが発生する

アンテナ工事は、経験豊富なアンテナ専門業者でも、平均して一時間から二時間ほどの作業時間を要するため、ご自身で工事するとなると、さらに長丁場となることが予想されます。

作業時間の長さ、重量のあるアンテナ本体やアンテナ関連機器、慣れない環境での手作業と、アンテナ工事の内容は基本的にハードです。

そんな作業を行なっている最中、落ちないようにバランスを取らなくてはいけなくなる強風や、足元や手元が滑りやすくなってしまう雨などに見舞われると、安全面が損なわれるだけでなく体力も大いに奪われてしまいます

特に、高所でのアンテナ工事というのは、常に滑落や転落といった危険と隣り合わせである危険な作業です。

自分でアンテナを取り付ける場合は、必ず風の弱い晴れの日を選ぶようにして下さい。

悪天候時の電気工事は非常に危険

基本的に電気工事を伴うアンテナ工事は、電気工事士の資格を持っていなければ行うことができません

電気工事士の資格を所持しており、なおかつ自分で電気工事を行う場合に関しても、雨の日に作業する際には細心の注意を払うようにして下さい。

アンテナケーブルを接続する際などに関しては、感電のリスクは非常に低いものの、雨の日に配線工事を行なったり、ケーブル自体を加工する場合は非常に危険です。

一漏電や感電といった被害が発生してしまうと、一瞬にして命を落としてしまいかねません

雨が上がった後であった場合も、アンテナケーブルの接続口や配線等が濡れてしまっていないか、よく確認した上で臨むようにしましょう。

屋根から滑落・転落しかねない

降水量が多い、風速が高い日は、足を滑らせやすく、体のバランスを崩しやすい関係上、屋根上から滑ってしまったり、落ちてしまうリスクが非常に高まります。

しかし、自分でアンテナ工事を行うとなると、きちんとした滑り止めのついた作業靴やハーネスといった安全器具を十分に揃えられないことが多く、少しの雨風でも命取りとなってしまいかねません

またアンテナ専門業者の作業員と比べてしまうと、どうしても経験や知識に差があり、有事の際の対応も遅れてしまうため、より一層安全面に気をつかうべきです。

自分でアンテナを設置するときに気をつけておきたいポイントについては、別記事「自分でアンテナ工事は危険?高所作業や専門道具、必要な資格を解説」にて解説を行っています。

自分でアンテナ工事は危険?高所作業や専門道具、必要な資格を解説

設置場所や機種によっては工事が中止にならない場合も

広いベランダや住宅外壁、屋根裏といったスペースに設置する場合は、屋根上と比較して悪天候に左右されづらいため、工事が中止になってしまう心配もほとんどありません。

また、自然災害や雨などの天候変化に強い機種が、壁面に設置できる「デザインアンテナ」とベランダに設置できる「ユニコーンアンテナ」の2種類です。

両機種とも、屋根上以外の場所に設置できるという点以外にもさまざまなメリットを持っており、設置工事を考慮しなくとも十分に優秀なアンテナであると断言します。

デザインアンテナとユニコーンアンテナはどういった特徴を持つ機種なのか、何故悪天候時でも工事が中止になりづらいのか、それぞれ見ていきましょう。

壁面に設置できる「デザインアンテナ」

デザインアンテナは家屋の壁面に設置することができます。

足元の安定した地上からはしごで作業できるため、配線工事に感電の危険がない限り、基本的に雨天でも問題なく設置できることが多いです。

また、デザインアンテナはその目立ちづらい箱型形状のおかげで、昨今一般的になってきた洋風建築の外観を崩しづらく、その上自然災害によって損傷しづらいといったメリットも持ち合わせています。

ベランダに設置できる「ユニコーンアンテナ」

ユニコーンアンテナは、ベランダや軒先からポールを伸ばし、先端にある円柱状の受信部から電波を受け取るといった仕組みで成り立っている最新鋭のアンテナです。

ベランダなどの日常的に人が出入りする場所での設置工事となりますので、悪天候に見舞われても足元を気にする必要が薄く、天気に関係なく工事ができることが多い傾向にあります

また、アンテナ本体はサイズも表面積も小さいため目立ちにくく、風になぎ倒されたり積雪の重みで潰れたりといったことも滅多にない関係上、外的要因による故障が非常に起こりにくいメリットも有しています。

損傷に強く、屋根上以外に設置できる点が似ているユニコーンアンテナ、デザインアンテナですが、両者とも別記事「デザインアンテナとユニコーンアンテナの違いとは?特徴や費用などを徹底比較!」にて詳しくご紹介しています。

デザインアンテナとユニコーンアンテナの違いとは?特徴や費用などを徹底比較!

アンテナ工事と悪天候の関係性とは?まとめ

今回は、アンテナ工事と悪天候の関係性について、実際に工事が中止となってしまう天候を例に出しながら解説しました。

多少の風ならば工事は続行される場合がありますが、足場の悪い高所での作業であったり、強風注意報や暴風警報が出ている日、強烈な大雨の日などには中止の可能性が高まります。

また、前日に降雪を記録していたり、落雷の危険性がある場合も工事中止の可能性が高いですので注意が必要です。

ただしアンテナ工事を行う場所が危険の多い高所ではなく、デザインアンテナが設置できる住居の壁面、ユニコーンアンテナやパラボラアンテナの導入が可能なベランダ等であった場合、工事が中止になる可能性はグッと低下します。

アンテナ工事の専門家である弊社「地デジやドットコム」は、壁面に設置可能なデザインアンテナを22,000円、ベランダに導入できるユニコーンアンテナに関しては33,000円より設置を承っています

アンテナに関わるお悩みであれば、設置に限らずどんなことでも解決できます。

365日24時間対応中ですので、アンテナ工事をお考えの際にはぜひお気軽にお声掛け下さい。

 

 

 

 

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