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戸建てのアンテナの種類と選び方を解説!快適なテレビ視聴のために

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戸建て住宅のアンテナ設置工事は、屋根の上や壁面などに専用の固定具を用いてアンテナを設置するものですが、アンテナ選びや工事の方法については、いくつかの選択肢があります。

マンションやアパートなどの集合住宅では、共同アンテナが設置されているケースや、設置箇所がベランダに限られるケースが多く、ほとんど選択肢がないことに比べると、戸建て住宅ではアンテナの取り付けで悩まなければならないことが多いです。

そこで、戸建てにお住まいの方がアンテナについて検討すべき項目や、知っておくべき事柄について、まとめてご紹介させていただきます。

戸建てのアンテナ設置工事のご依頼

新築の戸建て住宅への引っ越しを済ませたもののケーブルに接続してもテレビが映らず、アンテナが設置されていないことに気付いて慌ててご連絡をいただくケースが年に何度かあります。

また、新築時には少しでも費用を抑えようと、あまり視聴しないテレビアンテナの設置工事をしなかったというご家庭からのアンテナ新設のご依頼も過去に何度かありました。

しかし、やはり戸建て住宅からのアンテナのご依頼で最も多いのは、お住まいになられてから10年ほどが経過し、経年劣化によって寿命を迎えたアンテナの取り換え工事です。

地デジやドットコムでは様々なタイプのアンテナ工事のご依頼をいただいており、経験豊かなスタッフによって、これまでに3万件以上のアンテナ設置工事をさせていただきました。

戸建て用テレビアンテナは2種類

新築や中古を問わず戸建て住宅でテレビを視聴するために必要なアンテナには2種類があります。

  • 地上デジタル放送用アンテナ
  • 衛星放送用アンテナ

一般的なテレビ放送を見ることができるのが地上デジタル放送用のアンテナで、いわゆる「地デジアンテナ」と呼ばれるタイプのアンテナです。また、受信電波の特徴からUHFアンテナとも呼ばれることがあります。

映画専門チャンネルやスポーツ専門チャンネルなどの趣味に特化した番組を視聴することができるのが衛星放送用のアンテナで、いわゆる「パラボラアンテナ」と呼ばれれている円盤状のアンテナです。

地上デジタル放送はアンテナさえ設置すれば無料でテレビ視聴ができますが、衛星放送については一部の番組では月額費用を支払わなければ視聴できない番組もあります。

戸建て住宅でのテレビ視聴に必要な2つのアンテナについて詳しく解説します。

地上デジタル放送用アンテナ(地デジアンテナ)

日本全国の世帯のうち約45%で設置されている地上デジタル放送用アンテナは、地域ごとにローカル局からの特色ある放送が行われ、地震や災害などの発生時には地域に特化した詳細な情報を発信されるため、視聴者にとっては非常に身近な存在です。

地上デジタル放送を受信できるアンテナには、大きく分けると八木式アンテナと平面アンテナの2種類があります。

八木式アンテナ

八木式アンテナという名称は、あまり耳慣れないかもしれませんが、戸建て住宅の屋根の上に設置されている魚の骨のような矢印の形をしたアンテナのことです。

地上デジタル放送の開始以前のアナログ放送の時代には、日本全国の戸建て住宅には必ずと言っていいほど八木式アンテナが使用されていました。現在でもアンテナの主流となっているのは八木式アンテナです。

魚の骨のような部分が、テレビ局や電波塔などから発信されたテレビ放送電波を受け止め、アンテナケーブルを通じて家庭内のテレビ(受像機)に番組の映像を映し出します。

シンプルな形状であるため壊れにくく、屋根の上に設置しても重量が軽いために瓦や屋根材への影響が最小限に抑えることができるのが特徴です。

平面アンテナ

平面アンテナとは、従来型の八木式アンテナのような骨組みではなく、プラスティック樹脂のボックスタイプのアンテナです。デザイン性が高いことからデザインアンテナと呼ばれることもあります。

平面アンテナは通常、戸建て住宅などの壁面に設置されます。八木式アンテナであっても屋根への負担は少ないですが、アンテナを設置する作業員が屋根に上らずに作業できる平面アンテナは、さらに屋根に優しいアンテナだと言えます。

また最近では、平面アンテナのなかにも屋根に設置するタイプが登場しており、こちらはユニコーンアンテナと呼ばれています。ボックス状の外観であることはデザインアンテナと同じですが、ユニコーンアンテナは屋根の上に垂直に立てて設置します。

壁面に設置することで障害物が多くなるためにテレビ電波の強度が不十分になってしまう戸建て住宅では、屋根の上に設置するユニコーンアンテナがおすすめです。

屋内用のアンテナ

屋内用アンテナは、その名の通り、戸建て住宅などの室内に設置して電波を受信するタイプのアンテナです。アンテナケーブルの配線工事が不要で、テレビの上などに置かれる場合も多いです。

ただし、屋内用アンテナは電波の受信能力が極めて低いですので、屋外に設置される八木式アンテナや平面アンテナと同じような性能は期待できません。

屋内用アンテナが使用されることが多いケースとしては、電波塔などに非常に近い距離にあるために最低限のアンテナで十分に電波を拾うことができる場合や、マンションなどで八木式アンテナなどを個別に設置することが難しい場合があります。

戸建て住宅ではアンテナ設置について制限があることは少ないですので、地上デジタル放送用のアンテナを設置する場合には、八木式アンテナか平面アンテナから選択するようにしてください。

衛星放送用アンテナ

映画やスポーツなどの専門チャンネルなど特定の趣味に特化した番組が楽しめる衛星放送は、インターネットを利用した番組視聴サイトに押され気味ではあるものの、依然として高い人気があります。

衛星放送用のパラボラアンテナは、地上デジタル放送とは異なり、宇宙空間に浮かぶ衛星からのテレビ電波を受信するため、必ず南西方向(午後2時に太陽がある方向)に向けて設置しなければなりません。

八木式アンテナや平面アンテナなどの地デジ用アンテナと比べると、設置箇所が限定されてしまう点がデメリットのひとつです。

このため、どうしても衛星放送用のパラボラアンテナを設置したいと考えている方は、住宅の取得時に南西方向の設置箇所を事前に確認されることをおすすめいたします。また、地デジやドットコムにご連絡いただければ、専用の固定具を用いてさまざまな箇所にパラボラアンテナを設置いたします。

地上デジタル用アンテナのメリット・デメリット

戸建て住宅に地上デジタル放送用のアンテナを設置する際のメリットとデメリットを、それぞれのアンテナのタイプ別にご紹介します。

八木式アンテナのメリットとデメリット

八木式アンテナを選ばれる方の多くは、やはり費用面を重視されています。すでに長い年月にわたって製造されている八木式アンテナは価格が安いことが大きなメリットです。

また、構造がシンプルであるために壊れにくいことも、利用者にとって安心材料になるでしょう。

一方では、やはり八木式アンテナの独特の形状に対して、ご自宅の外観には合わないと不満に感じられるケースが少なくありません。特に、電波が弱いエリアでは大きな八木式アンテナの設置が必要となり、ますます目立ってしまうことになります。

また、屋根の上に設置することが基本である八木式アンテナは、雨風の影響をモロに受けます。細い棒だけで構成されているため、風の抵抗を最小限に抑えていますが、どうしても台風などによって倒れてしまうリスクがあります。

平面アンテナのメリットとデメリット

デザインアンテナに代表される平面アンテナの最大の特徴は、これまでの主流だった八木式アンテナと比べてデザイン性に優れ、建物のイメージを損なわないことです。カラーバリエーションも豊富であるため外壁と色合いを揃えることも可能です。

また、これまでは平面アンテナの価格は高いために設置を見送られるご家庭も多くありましたが、多くの家庭に導入されることによって価格が大きく下がってきています。

平面アンテナのデメリットとしては、壁面に設置するために電波の受信性能が落ちてしまう点が挙げられます。八木式アンテナよりも目立ちにくい場所に設置することで、電波を受信しづらい箇所になってしまうケースがあるためです。

最近では屋根の隅っこに取り付けるボックスタイプのユニコーンアンテナが登場し、八木式アンテナとデザインアンテナの両方の良いところを兼ね備えたアンテナとして人気が高まっています。

地上デジタル用アンテナの選び方

戸建て住宅で地上デジタル放送用のアンテナを設置する場合には、次の3つのポイントに注目しながらアンテナを選ぶようにしましょう。

建物の外観を気にするかどうか

ご自宅についての思い入れや考え方として、戸建て住宅の外観について屋根の上にあるアンテナが気になるかどうかで、八木式アンテナ派と平面アンテナ派に分かれます。

旦那様は特に気にしないと八木式アンテナの設置を検討されていたものの、奥様が平面アンテナを選択されるというケースも数多くあります。

日本の多くの地域では、どちらのアンテナタイプであっても設置可能ですので、建物の外観に対して八木式アンテナが立っていることが気になるかどうかについて検討するようにしてください。

アンテナの寿命は10年から15年と長いため、一度つけてしまうと次の変更タイミングまでには時間がかかりますので、アンテナタイプの選択は慎重に行ってください。

現在のアンテナはどのタイプか

新築の戸建て住宅に新たにアンテナを設置されるケースを除けば、多くのご家庭では既にテレビ用のアンテナが取り付けられています。

八木式アンテナを設置されているご家庭の場合には、やはり同じ八木式アンテナに付け替える方が設置コストを抑えられることが多いです。

なぜなら、八木式アンテナと平面アンテナでは設置箇所が異なるため、アンテナケーブルを建物内へと引き込む箇所にも違いが生じることとなり、タイプ変更によるコストが発生するからです。

ただし、八木式アンテナから平面アンテナへのタイプ変更であっても、アンテナ専門業者の経験やノウハウによっては追加コストがかからないケースもあります。ぜひ、地デジやドットコムまでご連絡ください。

電波強度が強いエリアかどうか

平面アンテナの設置を希望されてご依頼をいただいたご家庭のなかでも、年に数軒ほどのご家庭では八木式アンテナの設置を強くお勧めするケースがあります。

その理由は明確で、電波の強度が弱いために平面アンテナでは十分なテレビ視聴ができないと判断されたためです。

地デジやドットコムではブースターと呼ばれるテレビ電波を増幅する機器の取り付け工事も行っていますが、地域によってはどうしても平面アンテナでは不十分な場合があります。

平面アンテナの設置をご希望される際には、地域の電波強度を事前にお調べすることも可能ですので、不安な場合にはお電話にてお問い合わせください。

戸建てのアンテナの選び方まとめ

戸建て住宅にテレビ視聴用のアンテナを設置する際のアンテナタイプの選び方について解説いたしました。

地上デジタル放送を楽しむためのアンテナには、おなじみの矢印上の八木式アンテナと、デザイン性が高いことが魅力の平面アンテナがあります。

また、平面アンテナには、壁面に取り付ける一般的なデザインアンテナに加えて、最近では屋根の隅などに垂直に立てて取り付けるユニコーンアンテナなども登場しています。

地デジやドットコムへのご依頼の傾向では、このところ戸建て住宅では平面アンテナの取り付け工事のご依頼が非常に多くなってきています。

平面アンテナは地上デジタル放送の開始と共に導入され始めたアンテナであるため、アンテナの寿命を迎えたタイミングで、八木式アンテナからデザインアンテナへと切り替えるご家庭が増えています。

以前はテレビ電波が極めて弱い地域が数多くありましたが、総務省などの対策によって日本全国でテレビ電波の受信状況が改善したことで、今後もさらにデザインアンテナを導入されるご家庭が増えていくことが予想されます。

地デジやドットコムの3万件のアンテナ設置実績の多くは、戸建て住宅への設置工事ですので、経験豊富なスタッフがお客様のご家庭のアンテナをしっかりと設置させていただきます。24時間対応のコールセンターを用意しておりますので、是非ご活用ください。

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