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地デジアンテナの取付をDIYでする時の注意点は

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地デジアンテナの取付をDIYで考えていて「どんな注意点があるのか知りたい」「設置方法を教えて」など疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

地デジアンテナはDIYでの取付が可能です。工事の流れや必要なもの、注意点を事前に知ることで、地デジアンテナをスムーズに設置できるようになります。

ここでは、地デジアンテナのDIY工事方法や必要なもの、注意点や失敗例、信頼できる業者の選び方などについて解説します。

地デジアンテナのDIY工事の方法

地デジアンテナをDIYで取り付けする場合は、電波測定や設置場所の決定、配線プラン決め、アンテナ設置作業などが必要です。事前に地デジアンテナの取付方法を知っていないと、快適なテレビ視聴環境をつくることは難しくなります。

ここでは、地デジアンテナをDIYで設置する方法や流れについて見ていきましょう。

1.電波の強さを測定

まずは自宅の電波の強さを測定します。電波測定器レベルチェッカーを使用するのが一般的です。ただし、業者が使うようなレベルチェッカーは5〜6万円以上します。安いレベルチェッカーもありますが、測定の精度は高くありません。電波の強さを測定しながら、アンテナの向きを決めます。アンテナの向きが適切でないと、受信感度が悪くなるので注意してください。近隣住宅のアンテナの向きも参考にしましょう。

2.設置する地デジアンテナの種類、設置場所を決定

設置する地デジアンテナの種類を決めましょう。地デジアンテナには、電波の受信性能が優れている「八木式アンテナ」と、スタイリッシュで家の外観を損なわい「デザインアンテナ」があります。どちらの種類も多くの製品が販売されていて、サイズや価格などに違いがあるので、よく比較をしましょう。

また、地デジアンテナの設置場所も決めておきましょう。設置場所には、屋根上、屋根裏、ベランダ、壁面などがあります。たとえば、屋根上に設置する場合は八木式アンテナが一般的です。アンテナの種類と設置場所は関連しますので注意してください。

3.配線プランを決定

アンテナとブースター、ブースターと電源の接続など、地デジアンテナの設置には多くの配線を使用します。事前に配線プランを決めていないと、配線がまとまらず、バラバラになる可能性があります。見た目も悪くなってしまうでしょう。キレイにまとめスッキリとした見た目にするためにも、設置前に配線プランを決めておいてください。

4.地デジアンテナを設置

電波測定や事前確認が終わったあとは、地デジアンテナの設置です。屋根馬やサイドベースなどの土台となる固定器具を設置し、アンテナマストとアンテナ本体を取り付けます。外壁に設置する場合は、先に壁穴をあける必要があります。アンテナ本体を取り付けたあとは、強風や地震でアンテナが傾き、落下しないように、ワイヤーでしっかりと固定してください。また、ケーブルの引き込みや分配器への接続なども行います。

5.テレビ映像を確認

地デジアンテナの設置が完了したら、テレビがきちんと映るか確認をします。テレビ映りが悪い場合は、ブースターの設置も検討しましょう。また、アンテナの向きが適切でないことも考えられますので、原因を突き止めて改善が必要です。

アンテナ業者に依頼した場合の流れ

業者が地デジアンテナを設置する場合の流れは、基本的に上記で紹介したDIYの流れと同じです。設置作業の前に「現地調査」「見積もり」「契約手続き」「工事日決定」などの工程が入ります。

現地調査で、電波測定やアンテナの設置場所が決定されます。見積もりは複数業者で行い比較するのが一般的です。地デジアンテナ設置の作業時間は、2〜3時間はみておきましょう。

地デジアンテナのDIY工事に必要なもの

地デジアンテナのDIY工事に必要なのは「アンテナ本体」「アンテナマスト」「屋根馬」「アンテナケーブル」「ワイヤー、アンカー」などです。必要なパーツが揃っていないと、地デジアンテナを設置できなくなります。

ここでは、地デジアンテナのDIY工事に必要なものについて見ていきましょう。

アンテナ本体

地デジアンテナは「八木式アンテナ」と「デザインアンテナ」の大きく2つに分けられます。八木式アンテナは、魚の骨のような形状をしており、昔からあるアンテナです。屋根上に設置するのが一般的で、電波の受信性能が優れています。安価な製品が多いのも魅力です。

デザインアンテナは箱型のアンテナです。スマートアンテナや平面アンテナとも呼ばれています。ホワイト、ブラウン、ブラック、ピンクなどカラーバリエーションが豊富で、スタイリッシュなデザインなので家の外観を損ないません。外壁と異なるカラーを選択し、アクセントに使うことも可能です。

八木式アンテナとデザインアンテナ、どちらも多くの製品が販売されていますので、よく比較して選ぶようにしましょう。

アンテナマスト

アンテナマストとは、アンテナを屋根上などに設置する際に使うポールです。アルミやステンレスでサビ加工が施されているのが一般的です。

屋根馬

屋根馬とは、屋根上に地デジアンテナを設置する際に土台となるパーツです。屋根馬にアンテナマストを差し込み、ワイヤーで固定します。溶解亜鉛メッキなどサビに強い屋根馬もあります。

サイドベース

サイドベースとは、アンテナを壁面やベランダに設置する際に使うパーツです。軒先に吊り下げるタイプや伸縮タイプなど、様々な種類があります。アンカーやボルトを使ってサイドベースを壁などに固定し、アンテナを設置します。

ブースター

ブースターとは、アンテナで受信した電波を増幅する機器です。増幅器とも呼ばれています。電波が弱い地域に住んでいる場合やアンテナからテレビまでの距離が遠い場合、複数台でテレビを見る場合などにブースターが活躍します。

分配器

分配器はアンテナが受信した電波を分ける機器です。2台以上のテレビを観賞する際に使用します。2分配器や4分配器があり、分ける数が多くなるほど電波は弱くなります。複数台のテレビを利用する場合は分配器を用意しましょう。

分波器

分波器は、電波を種類別に分ける機器です。セパレーターとも呼ばれます。地デジ放送(VHF、UHF)と衛星放送(BS、CS)を分ける分波器などが一般的です。また、「NHK BS8K」などのBS8K放送を視聴する場合は、8K放送対応の分波器が必要になります。

混合器

混合器は、複数のアンテナケーブルを1本にまとめて屋内に配線する際に使用します。ミキサーとも呼ばれています。

アンテナケーブル

アンテナで受信した電波をテレビとつなぐためのケーブルです。2Cケーブルや5Cケーブルなど太さが異なり、端子の形状にも違いがあります。

ワイヤー、アンカー

ワイヤーやアンカーは、アンテナを固定するために使用します。固定の仕方が甘いと強風や地震でアンテナが落下する可能性があります。

地デジアンテナのDIY工事の注意点と失敗例

地デジアンテナDIY工事の注意点や失敗例を事前に把握しておくことで、事前準備やリスク回避がしやすくなります。「屋根上での作業は慎重に行う」「壁面設置は壁穴をあけられるか確認しておく」など、工事を始める前にできるだけ多くの注意点と失敗例を確認しておくことは大切です。

ここでは、地デジアンテナのDIY工事の注意点と失敗例について見ていきましょう。

必要なものが揃っているか事前に確認する

「アンテナを設置しようとしたらパーツが揃っていなかった」など、必要なものが揃っておらず、スムーズに取付を始められない失敗例は多いです。設置途中でパーツが足りないことがわかれば、工事を中断しなくてはなりません。パーツによっては揃えるのに時間がかかり、その間もテレビは見れなくなります。地デジアンテナ設置に必要なものは揃っているか事前に確認をしましょう。

屋根上での作業は慎重に行う

「屋根上で足を滑らせて手をケガした」「屋根から落ちてしまった」などの失敗例もあります。特に屋根上での作業はケガのリスクがあるため注意が必要です。「お金を節約するためにDIYしたがケガして余計にお金がかかった」となっては意味がありません。作業する際は細心の注意を払うようにしましょう。

アンテナの向きに気をつける

地デジアンテナの向きが悪いと、電波の受信状況に影響し、テレビ映りが悪くなります。「アンテナ設置をしたあとに何度も向きの修正が必要になった」「強風ですぐにアンテナの向きが変わった」「設置の向きが悪くテレビがキレイに映らない」などの失敗例は多いです。レベルチェッカーなどを利用してアンテナの適切な向きを把握し、しっかりと固定しましょう。向きが適切でも、固定が甘ければ、強風などで向きが変わってしまいます。

壁面設置は壁穴をあけられるか確認しておく

「壁面に地デジアンテナ設置を考えていたが壁に穴をあけるのが難しい」と、工事を始めて気づくケースも多いです。壁面設置の場合は、事前に壁穴をあけられるか確認しておく必要があります。また、別の場所にやり直しとならないように、電波レベルの測定をきちんとしておきましょう。

地デジアンテナはDIY工事より、信頼できる業者に任せるほうが良い

地デジアンテナをDIY工事すると、アンテナ設置の手順や作業方法を具体的に知ることができますが、アンテナ設置は信頼できる業者に任せたほうが良いでしょう。

信頼できる業者に任せれば、地デジアンテナを適切に設置でき、ケガなどの様々なリスクを回避できるからです。料金はかかりますが、自分で準備・作業する手間を省けます。DIYでレベルチェッカーなどを揃えるより、業者に依頼したほうが安いことも多いです。

安全・安心で地デジアンテナを設置したいなら、信頼できる業者に任せましょう。

信頼できる業者とは

業者によって、サービス内容や料金、保証などに違いがあります。信頼できる業者に依頼できれば、満足度の高い地デジアンテナ工事が可能です。安心して任せられるでしょう。実績や担当者、口コミ・評判、保証・サポートなどに注目することで、信頼できる業者を選べるようになります。

ここでは、信頼できる業者の特徴について見ていきましょう。

アンテナ設置実績が豊富

信頼できる業者の特徴の1つが、地デジアンテナの設置実績が豊富なことです。「実績が豊富=利用者多い」であり、サービスや料金、保証などが魅力的な可能性が高いです。また、実績が豊富なので多くのノウハウを持ち、対応にも慣れています。

実績が乏しい業者は、ノウハウが少なく対応に慣れていない可能性があります。信頼できる業者を選びたい場合は、アンテナ設置実績が豊富な業者を選びましょう。

担当者の対応が丁寧でスピーディー

担当者の対応が丁寧でスピーディーであれば、信頼できる業者の可能性があります。信頼できる業者はスタッフ教育がしっかりとしています。そのため、担当者の知識やノウハウが豊富で、何か質問をしてもスピーディーに的確な答えが返ってきます。

信頼できない業者はスタッフ教育が不十分なため、担当者の対応は良いとはいえません。対応が丁寧でスピーディーな担当者がいる業者を選ぶようにしましょう。

口コミ・評判が良い

口コミ・評判が良いのも信頼できる業者の特徴です。基本的に、業者のホームページには良い情報しか載っていません。口コミ・評判を見れば、利用者の評価がわかります。悪い口コミ・評判より、良い口コミ・評判が多い業者を選ぶようにしましょう。業者選びをする場合は、口コミ・評判にも注目するようにしてください。

保証やサポートが充実している

信頼できる業者の特徴の1つが、保証やサポートが充実していることです。10年程度の長期保証が付く業者もあれば、保証期間が短い業者もあります。保証があれば、アンテナに不具合が起きた場合に無償で修理を受けられる可能性があります。地デジアンテナは長く使用するものなので、保証が充実しているほうが安心です。保証やサポートが充実している業者を選びましょう。

自社施工

地デジアンテナ工事は、自社施工の業者と外注する業者があります。外注する場合は、中間マージンが発生するため工事費用は割高になります。元請業者と下請業者でうまくコミュニケーションが取れず、対応が後手になることも多いです。問題が発生したときに、責任の所在が曖昧になりがちです。

自社施工の場合は中間マージンが発生しません。責任の所在も明確なので、きちんと対応してもらえます。外注ではなく自社施工の業者がおすすめです。

割高な料金ではない

同じアンテナ工事でも、業者によって料金が異なります。必要以上に利益を上乗せして割高な料金を設定している業者もあります。複数の業者で料金を比較するようにしましょう。料金を比較すれば、料金が適正かどうか判断がしやすくなります。料金が割高な業者は避けるようにしましょう。

まとめ

地デジアンテナはDIYで設置することも可能です。しかし、DIYでの地デジアンテナ取付は、屋根上で足を滑らせてケガをしたり、固定が甘く強風や地震などでアンテナが落下するリスクがあります。また、アンテナ設置の準備や作業には多くの時間がかかります。

地デジアンテナの設置は、業者に任せるのがおすすめです。料金はかかりますが、ケガやアンテナ落下のリスクがありません。実績や口コミ・評判、保証などを確認して信頼できる業者に依頼しましょう。早速、業者選びを始めてみてください。

 

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