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主​婦目線で選ぶおすすめアンテナとは!選び方のポイントを解説

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主婦目線で考えると、アンテナは「電界強度」「メンテナンス」「家庭の将来像」の3点を考慮して選ぶ必要があります。

アンテナには予想以上にたくさんの選択肢があり​、​耐久性、外観、太陽光発電との兼ね合いなど、挙げればキリがありません。

ご主人からアンテナ選びについて任されてしまった主婦の方を対象に、初心者にもわかりやすく「おすすめ地デジアンテナの選び方」を具体的に解説します。

アンテナ設置で主婦が考えること、夫婦で考えるべきこと

アンテナの種類を知ろう

アンテナの種類を知ろう

私のような主婦の方は、どのようなタイプのアンテナがあるのかをご存じない方も多いかと思います。
ここでは地デジアンテナの種類を簡単に紹介します。

まず地デジアンテナは矢印型の「八木式アンテナ」とボックス型の「デザインアンテナ」の2種類に分けられます。

また最近では、「ユニコーンアンテナ」という最新モデルも登場しています。

八木式アンテナ

日本各地のご家庭の屋根の上によく見る魚の骨のような形状をした矢印型のアンテナが八木式アンテナです。屋根の上の目立つ場所にあるので電波の受信性能が高く、比較的安価に設置できます。

適切に施工すれば耐風耐雪性にもすぐれていますが、やはり設置場所の問題から風雨には弱いです。

また、やや無骨で現代の洋風住宅とデザインが合いにくく、鳥​​がとまることで屋根が汚れてしまうなどといったデメリットがあります。

デザインアンテナ

デザインアンテナは、外壁やベランダに設置できるボックス型のアンテナで、スマートなデザインやカラーバリエーションの豊富さが魅力的なアンテナタイプです。

屋根の上に登る必要がないのでメンテナンスが容易であったり、作業時に屋根を傷つける心配がないことが大きなメリットです。

しかし、八木式アンテナに比べると壁面に設置することでやや電波の受信能力が落ちるというデメリットがあります。

十分な電波が受信できない場合には、ブースターという電波を増幅する装置によって解決することができます。

ユニコーンアンテナ

デザインアンテナの一種ですが、屋根に近い位置に垂直に設置されるアンテナタイプで、ポール型で目立ちにくいため家の美観を損ないません。

また、強風などの影響を受けにくく、屋根の上に設置したソーラーパネルがアンテナの陰になる心配がありません。

スタイリッシュな形でありながらも、屋根に近い場所に設置しますので八木式アンテナとおなじくらいの高い受信性能があります。

ほかのアンテナにくらべて最新式のため、ややコストがかかるというデメリットがあります。

​主婦目線!アンテ​ナ工事の前に確認すべきポイント

アンテ​ナ工事の前に確認すべきポイント

アンテナを取付けた後に「結局イメージと違った」という失敗談を数多く聞きます。その方々の多くは「値段だけ」「デザインだけ」「スペックだけ」など、1つのポイントしか考えずにアンテナを選択していました。

もちろんご家族の意向やご予算など、譲れない点はあって当然です。

しかし、アンテナの寿命は10年以上と長いために、失敗すると長い間ずっと後悔することになります。

まず第一に現在のご自身の状況を整理するところから始めましょう。

ここでは家庭の事情を一番把握している主婦だからこそわかる、アンテナ工事の前に確認すべきポイントをご紹介します。

お住まいの地域の電波の強さを知ろう

地デジ放送を快適に視聴するためには、アンテナがしっかりとその放送電波を受信する必要があります。

しかし地域によって電波の強さ(電界強度)に違いがあるため、電波の弱い地域は高性能のアンテナが必要になり、反対に電波の強い地域であればハイスペックなアンテナでなくとも快適なテレビ視聴が可能かもしれません。

設置できるアンテナの種類を知るためにも、お住まいの地域の電界強度を知ることはとても大切です。

電界強度を知ろう

地デジアンテナを選ぶ際に調べなければいけないのが「電界強度」です。

電波は大きく3地域に分けられており、強電界地域、中電界地域、弱電界地域と呼ばれています。この電波の強さはテレビ塔からの距離で決まることがほとんどです。

しかしビルなどの障害物があると電波強度は変化するため、一般の主婦の方が正確な電波強度を測ることは難しいです。

ご自宅の電界強度を知るためには、専門的な知識を持ったアンテナ工事の専門業者へ確認することが不可欠となります。

設置できるアンテナの調べ方

電界強度を調べるには専門知識が必要とはいえ、いきなり工事業者に問い合わせるのも気が引けるのではないでしょうか。

できれば簡単に、ご自宅に設置可能なアンテナの種類だけでも分かるといいですよね。

専門的な知識や機材が無くても簡単に確認する方法としては、例えばご近所の新築物件にどのようなアンテナがついているかを見に行くという方法があります。

屋根の上に大きなアンテナが付いていればそこは電波の弱い地域です。同じ八木式アンテナであっても、大きさによって受信能力が異なります。

逆に屋根の上にまったくアンテナが見当たらないご家庭も数多く存在するようであれば、デザインアンテナが利用可能な電波強度の強い地域ということになります。

ご近所の状況から大まかなアンテナの種類を把握していただき、その後に専門業者へ依頼して正確な電界強度を調査してもらうと、「設置したいアンテナは選べない地域だった」という失敗を避けることができるかもしません。

メンテナンスのことを考えて予算を立てよう

メンテナンスのことを考えて予算を立てよう

地デジアンテナは購入して終了ではありません。どのようなアンテナでも寿命は10年から15年程度ですので、必ず交換やメンテナンスは必要です。

八木式アンテナの場合には約10年、デザインアンテナであれば約10〜15年と考えるのが一般的です。

特に八木式アンテナは屋根の上にあるためほかのアンテナよりトラブルの発生が多くなる傾向があります。本体を支える支柱が錆びることで、折れたり倒れたりする危険性が出てきます。

アンテナのメンテナンス費用について

アンテナの設置に加えて、修理や調整などのメンテナンスを行うと、アンテナにかかる費用は意外と大きな金額になります。何もトラブル無く寿命となれば安く済む一方、トラブルが発生すると費用がかさみます。

ここでは予算をたてやすくするため、あくまで目安ではありますが大まかな費用をお伝えします。

アンテナの交換    約3〜10万円
アンテナの撤去・処分 約2万円
点検や調整      約3,000〜1万円
高所作業料金     約1〜5万円

またアンテナのメンテナンス工事で「思ったより費用がかかった」という失敗談もよく聞きます。

多くは八木式アンテナなど屋根の上の作業で発生する「高所作業料金」や、アンテナの種類を変更する際の古いアンテナの「撤去費用」などを計算していなかった場合がほとんどです。

アンテナ工事業者に見積を依頼するときは、どの料金が含まれているか確認するようにしましょう。

またもともとの料金設定で全ての費用を込みにしている専門業者であれば、終わってから思わぬ追加料金を請求されることも無いので安心かもしれませんね。

地デジやドットコムでは、アンテナ工事にかかる費用面のトラブルが発生しないように、お客さまとのコミュニケーションを十分に行ってから作業を開始しています。

アンテナの設置やメンテナンスは自分でできるのか

あまりにも費用が高くなるのであれば、ご自身でアンテナ修理や取付をしたいと考えるご家庭も少なくありません。ご主人がDIY好きなご家庭の場合には特に、一度はアンテナ工事のDIYを検討されたことがあるかもしれません。

もちろん正しく手順や注意点を理解していれば自分で行なうことも不可能ではありません。

しかしそのためには、配線の取り回しや分配器やブースターの設置、施工場所の加工などの知識が必要となります。作業中に屋根や壁を傷つけて雨漏りの原因になるなど、不要なトラブルを招くことも少なくありません。

また高所での作業となるため転落など事故が起こる可能性もあります。アンテナ工事費より治療費の方が高くついては、本末転倒です。

少しでも不安な方はアンテナ取付は業者に任せることをおすすめします。専門のスタッフであれば、短時間で安全にそして正確に作業を行うことが可能です。

よりよい業者は電話対応やアフターフォローなどもきちんとしているので、しっかりと何社か比較して実績のある業者に依頼しましょう。

アンテナの修理には火災保険が適用される?

落雷や台風が原因で急にテレビの映りが悪くなったときは火災保険で修理費用をまかなえることがあります。

保険で「風災」のプランに加入しており、アンテナなども保証の対象内としていることが条件になります。

通常のメンテナンスなどでは利用できませんが、自然災害でアンテナが壊れてしまった場合には保険がききますので忘れずに利用するようにしましょう。

アンテナの設置イメージを家族と共有しよう

「せっかくアンテナ工事をするのなら、家の外観に合ったアンテナにしたい」という希望は、特に新築の方はお持ちなのではないでしょうか。

ここではアンテナを設置することができる場所や、アンテナの色や価格などについて解説します。
ご家庭に合ったアンテナ選びの参考にしてください。

1アンテナの設置場所について解説
ひと昔前は屋根への設置が当たり前でしたが、現在は選択肢が増えています。
建物の向きや電界強度によって最適な施工場所は変わってきますが、屋根やベランダ、壁面などから選ぶことができます。
ここではテレビアンテナの設置場所について、メリットとデメリットを簡単にご紹介します。

■屋根の上
障害物が少なく電波を最も受信しやすい場所です。
しかし自然の天候の影響を受けやすく、強風や大雪、鳥などの影響でアンテナの位置がずれたり、落下してご近所の家や車に傷をつけてしまうトラブルが発生することがあります。
八木式アンテナは基本的に屋根の上に設置しますが、ユニコーンアンテナも屋根の上に設置することが可能です。

■外壁
壁面に設置することによって屋根の上をスッキリとみせ、外観をおしゃれにできるというメリットがあります。
太陽光発電などの設備と干渉しにくく、天候の影響もある程度受けにくくなります。
屋根よりは受信感度が下がってしまうことがデメリットですが、ブースター(増幅器)の設置で解決できます。
デザインアンテナは基本的に外壁に設置します。

■屋根裏や室内
外から完全に見えなくする場合、屋根裏や室内へ設置するという方法もあります。天候の影響をまったく受けず家の見た目も良くなることがメリットですが、屋根や壁に遮られるため電波の感度が悪くなる場合がほとんどです。
また屋根裏などの場合スペースが狭いため、メンテナンスなどの作業がしにくく設置できる十分なスペースが取れないことがあります。

2アンテナの形や価格などタイプ別に解説
■八木式アンテナ
基本的には形や色は選ぶことができません。
大きくすればするほど電波の受信感度が上がるので、電界強度に応じて大きさが変わってきます。
アンテナ+周辺機器等で約15,000~30,000円ほどが価格の目安となっています。

■デザインアンテナ
基本的な形はボックス型と呼ばれる長方形です。
色は選ぶことができ、外壁とあわせて目立たないように施工することができます。
カラーバリエーションが豊富で、新築などの住宅で設置する方が増えています。
アンテナ+周辺機器等で約20,000~35,000円ほどが価格の目安となっています。

■ユニコーンアンテナ
円柱型の細長い形状をしています。ポール型なので住宅の美観を損ねない、シンプルな見た目です。
色は白や黒から選ぶことができます。
アンテナ+周辺機器等で約33,000~40,000円ほどが価格の目安となっています。

​​4アンテナ選択に必須!家族の状況をまとめよう
主婦目線で考えると、ここが最も重要なポイントです。
アンテナ工事は少なくない費用がかかるので、工事のタイミングや価格、アンテナ選択などは各家庭の状況に合わせて行なう必要があります。
ここではアンテナ選択において必要な、考えておくべき家庭環境を整理して解説します。

1収入の変化はあるのか
アンテナ工事には設置費用だけではなく、10年〜15年ごとにメンテナンス費用が発生します。
現在は夫婦共働きでも介護でどちらかが会社を辞めたり、反対に子育てが落ち着いて仕事にあてる時間が増えるかもしれません。
転職などで一時的に家計を切り詰める必要があるかもしれませんし、逆に昇進して増収が見込める家庭もあるでしょう。
現在の貯蓄だけで考えず、将来かかる費用とご家庭の未来の家計状況をあわせて考えることで「思ったより高くついた」という後悔を減らすことができます。

2テレビを増やす予定はあるのか
アンテナを選択するにあたって意外と盲点なのが「テレビの数」です。
いくら強電界地域にお住まいでも、ひとつのアンテナに繋ぐテレビの数が増えてしまうと放送電波は弱くなってしまいます。
お子さんが成長して自分の部屋にテレビが欲しいと言われたり、また両親と同居するために自室にテレビを増やすなど、ご自宅でテレビの数が変化する可能性を検討してみましょう。

そして、テレビを増やす場合には追加工事が必要となります。
各部屋に電波を送るための分配機や、もし電波が弱まってしまった場合にブースター(増幅器)という電波強度を補う機器を取り付けなければなりません。
こういったオプションはアンテナ工事の際に合わせて取付けておくと、費用を抑えて設置できます。
もし今の時点でテレビを増やす予定がある場合は、アンテナ選択の際に受信感度の高いものを選んでおくか、一緒にブースターや分配機を設置することで、お得にアンテナ工事を行ないましょう。

3引っ越しの可能性はあるのか
転勤などで今後引っ越しをする可能性がある方もいるのではないでしょうか。
転居先へアンテナを移設することもできますが、多くは費用がかさんだり引っ越し先の電界強度が合わずに断念するケースが多いようです。
新築を購入予定などで引っ越す可能性がある場合は、今はアンテナにかける費用は抑えてもよいのかもしれません。

4太陽光発電機の設置
八木式アンテナだとソーラーパネルに干渉してしまうことがあります。
将来ソーラー発電機などの設置を検討している場合は、アンテナ選びをする際に発電効率を下げにくいアンテナを選ぶとよいのではないでしょうか。
まとめ
地デジアンテナには多くの選択肢があります。
単に現在の予算やデザインだけで決めてしまうと「こうじゃなかったのに」という後悔の種になりかねません。
特に主婦目線ではデザインや価格だけで検討するのではなく、今後の引越や住宅の購入などのご家庭の将来設計もふまえた長期的な視点を持っていただくとよいのではないでしょうか。
ご自身や家庭の将来像とすりあわせながら、ベストなアンテナ選びをしていただけると嬉しいです。

 

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