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他社でアンテナ工事を断られてしまう原因とは?正しい依頼先と解決方法を紹介

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他社でアンテナ工事を断られてしまう原因とは?正しい依頼先と解決方法を紹介

台風による強風・大雨、鳥が止まってズレてしまう等、アンテナというものは常に様々な故障要因と隣り合わせで、実際に調子が悪くなってしまうことも珍しくありません。

たまにノイズが走ってしまう、画質が多少落ちてしまう程度なら我慢もできるかもしれませんが、最悪テレビそのものが映らなくなることもあり、やはりアンテナ本体の点検や修理は必須です。

しかしアンテナ工事は基本的に高所での作業になるため危険性が高く、専門知識や道具も不可欠なことからも、専門の業者に依頼して修理してもらう、設置をお願いすることが大原則です。

そんな時、依頼を断られてしまうと非常に困ります。

今回の記事ではそんな「アンテナ工事を断られてしまう原因」の解説、断られにくい、適切な依頼先や解決方法についてご紹介していきます。

アンテナ工事を断られてしまう代表的なケース一覧

アンテナ工事を断られてしまう代表的なケース一覧

デザインアンテナは設置できない

こちらのケースは弱電界地域や住宅密集地などに引越しされた方に発生しやすくなっています。

具体的に言えば、新築なので目立たないアンテナがいいと、小型の「デザインアンテナ」を設置希望したところ、地元の電気屋さんに「電波が弱過ぎて八木式アンテナしか設置できない」と言われたといったケースです。

こういった場合でも、アンテナ専門業者がきちんと電波を測定しなおせば、デザインアンテナを設置できることも少なくありません。

高所作業はできない

高所作業が断られるケースは、主に次の2パターンに分けることができます。

まず、昨今増えている3階・4階建て住宅の場合、「ハシゴがかけられない」「足場がない」といったような理由で断られやすくなっています。

また、もし住宅の屋根や階数が一般的なものであっても作業員の高齢化や経験不足などによって高所作業が危険と判断された場合、断られてしまうといったケースが見受けられます。

屋根が劣化しているから設置できない

こちらのケースは古い日本家屋に設置する場合に起きやすい事例となります。

なぜなら屋根瓦が劣化していて歩けない、転落の危険性が高い屋根であった際というのは、自社の技術に自信のない業者、高所作業技術が十分でない業者へと依頼してしまうと断られやすいのです。

また、屋根の形状が特殊だった場合も同様です。

アンテナ工事が断られる原因について

アンテナ工事が断られる原因について

このように、アンテナ工事というのは思ったより身近な理由や、小さな要因によって断られてしまうのはご理解いただけたと思います。

では、今度はもっと具体的な「アンテナ工事が断られる原因」について、「業者の目線」からもう一度詳しく見ていきましょう。

弱電界地域で電波が届かない

この「弱電界地域」というのは、山やビルなどの「電波の遮蔽物」によって電波が弱まってしまう地域、電波塔から距離のある地域を指す専門用語です。

中でも山や電波塔までの距離というのはそうそう変化するものでもないため、お住まいの地域が元から弱電界地域ではない方は安心してしまいがちですが、ビルの新設などによってある日突然変化が生じる場合もあります。

また上記に該当しなくとも、近年は住宅密集地などでスポット的にこの弱電界地域が発生するケースも見られるので油断できません。

ですが、アンテナ技術も日々進歩しています。

現代の日本には「一切電波の届かない地域」はほぼ存在せず、高度な技術・経験を有するプロの業者ならば、どんな地域でもアンテナの機種が制限されることはありません。

具体例を挙げれば、周辺環境の影響を受けやすい「デザインアンテナ」のような機種でも「ブースター(電波増幅機)」等の適切な機器を併用することで、通常の地域と遜色ない快適な視聴を実現できます

お住まいの地域が弱電界地域かの調べ方や、弱電界地域とは異なる特徴を持つ「強電界地域」については、以下の記事「テレビアンテナの強電界地域と弱電界地域とは?特徴や調べ方を解説」をご参照下さい。

テレビアンテナの強電界地域と弱電界地域とは?特徴と調べ方を解説

3階建て以上の住宅だった

これには「アンテナ工事は作業員一人で行うもの」といった風潮が関わっています。

あくまで規則や慣例というものではありませんが、請け負う側が人手不足の業者や一人親方だった場合、必然的に一人での作業が当たり前となってきます。

ですが、3階建て以上を想定した高所作業は、安全確保のため作業員が二名以上必要で、先ほどの一人親方のような施工業者は断らざるを得ないのです。

しかしあくまでアンテナを専門とした業者ならば、断られることはまずありません。

彼らは3連ハシゴ、11メートル伸縮する特殊なハシゴといった専用機器の他、高所作業車を用いて作業をすることが可能で、高所等の特殊な環境でも設置しやすい機種というのを熟知しています。

高所へのアンテナ設置をお考えのお客様に関しましては、下記の記事「3階建て住宅はアンテナ工事ができない?高所作業のやり方や追加費用を徹底解説」も一緒にご覧いただけると幸いです。

3階建て住宅はアンテナ工事ができない? 高所作業のやり方や追加費用を徹底解説

 

屋根の形状が独特だった

こちらは主に屋根に設置する機種である「八木式アンテナ」に関連した問題です。

もっと言えば、6寸以上の急勾配の屋根、片流れ屋根や段違い屋根、屋根材が劣化している築年数の古い家屋等に設置する際に起きやすい問題になります。

ただしそれは前述の通り「八木式アンテナ」を設置する場合に過ぎず、壁面設置可能な「デザインアンテナ」、破風設置のできる「ユニコーンアンテナ」などは問題なく取り付けられることが多いです。

そのため単に「できません」と断る業者というのは次の項で解説する「アンテナ業者の技術・経験不足」が疑われてきます。

特殊な形状な屋根にアンテナを設置したいお客様につきましては「アンテナ工事ができない屋根がある?材質や勾配の種類から断られる理由まで徹底解説」の記事も合わせてご参照下さい。

アンテナ工事ができない屋根がある?材質や勾配の種類から断られる理由まで徹底解説

アンテナ業者の技術・経験不足

まず前提として、アンテナ専門業者が工事依頼を断るケースは多くありません。

しかし、実際に他社に工事を断られた方にお話を伺うと、業者の単なるスキル不足、厳しく言えば「プロ」ではなかったのが原因だったことも多いというのが実態でした。

アンテナ工事は資格不要で請け負えるため、簡単な工事と思われがちですが、一件一件違う住宅事情に合わせて最適な設置工事を行わねばならず、知識・経験・技術の欠かせない専門職でもあるのです。

そのためアンテナ業界は新規参入が後を経たないものの、実力の伴わない業者も増加しており、依頼先に注意しないと工事を断られてしまうといったことになってしまうのです。

アンテナ工事の正しい依頼先

アンテナ工事の正しい依頼先

工事を断られた場合、「アンテナを専門にしていない業者」の可能性が高いです。

そんな「アンテナを専門にしていない業者」というのはどういった長所・短所を持っているのか、また「アンテナ専門業者」とはどんな業態なのか、それぞれ見ていきましょう。

家電量販店などの大手チェーン

購入店はアフターサービスとして、設置工事も同時に承っていることがあります。

長所としてはやはりわざわざ業者に発注する手間が省ける点でしょう。

しかし問題として大手チェーン販売店の多くは窓口でしかなく、下請け業者の技術力も不安定であるという点が挙げられます。

また、場合によっては設置開始に1ヶ月以上かかったり、仲介手数料の問題で工事費用が割高になったりといった短所も存在します。

新築・リフォーム工務店

新築やリフォームを行う場合、屋根や壁を改装するタイミングで依頼が可能になるのがこの工務店です。

長所は改装と一緒に工事することで、壁の中の配線工事やコネクタ工事を省略でき、余計な穴も開けることなく見た目は綺麗に仕上げてくれるという点でしょう。

ただしアンテナの専門家ではないため「アンテナ業者の技術・知識不足」のような不安が残ります

また家電量販店の際のように、下請けへ外注している例も多く、その場合は同じく仲介手数料が発生してしまいます。

町の電気屋さん

小型店舗が多いためフットワークが軽く、電話一本で駆けつけてくれるのが、この町の電気屋さんです。

老舗の電気屋さんは電波の届きにくいエリアや地域特有のアンテナ事情をよくご存知である場合が多く、安心して依頼できます。

こうして見るとメリットの多い依頼先に思えますが、老舗であればあるほど高齢化の傾向が強く、高所作業が困難であったり、後継ぎがいないために長期保証が期待できない等のデメリットもあります

また個人経営の場合、アンテナの知識が更新されておらず、最新のアンテナの取り付け経験がない、電波測定器を持っていない等の懸念も生じます。

アンテナ専門業者

この「アンテナ専門業者」は、アンテナというニッチな業界で専門的な工事を請け負い続けているために、知識や専門機材は当然のこと、実績も他の業者に比べて豊富なことが最大のメリットです。

またアンテナのみを取り扱うため部品も大量発注しており、仲介手数料はもちろん発生せず、工事依頼料も安価なことが多いです。

デメリットとしては、即日対応可能な店舗も多いものの、特に「町の電気屋さん」と比べると、どうしてもスピードの要素で負けてしまうことです。

また、プロのアンテナ専門業者というのは明確に工事不可能な理由がある場合、解決策まできちんと提示してくれます。

しかし「アンテナ専門」といっても実力の伴わない業者であった場合、依頼しても解決に繋がる見込みは低くなってしまいます。

他社に断られたアンテナ工事の解決方法

他社に断られたアンテナ工事の解決方法

それでは、具体的に他社に断られたアンテナ工事をどのように解決すればいいかを解説します。

アンテナの機種を変更する

「八木式アンテナ」は屋根上への設置が一般的で、屋根の形状が特殊であったり、屋根が古い場合などには設置が難しくなってきます。

そんな場合は「デザインアンテナ」や「ユニコーンアンテナ」の採用を考えてみましょう

「デザインアンテナ」は箱型の形状をしており、非常に損傷しづらいのが魅力的な機種です。

一方「ユニコーンアンテナ」はポール状の外観をしており、損傷しづらさと目立ちにくさ、価格といった3つのバランスを高めた最新機種です。

これらのように様々な機種の特徴を把握すること、そしてご自宅にあったアンテナを選択することは非常に大切であると言えるでしょう。

ブースター・アッテネーターの設置

この「ブースター」とは電波を増幅させる補助機器で、弱電界地域のような電波の弱い地域に対する設置で、十分な電波を受信できないときに使われます

またその反対として、電波の強すぎるエリア「強電界地域」に設置する際に使われる補助機器「アッテネーター(電波減衰器)」というのも存在しています。

このように、環境に合わせて使用する機器もあるので、分からないことはその都度業者に相談してみると良いでしょう。

依頼の際に自宅の状況を正確に伝える

依頼の際に自宅の状況を正確に伝える

アンテナ専門業者に工事を改めて依頼する際には「前回業者に断られた理由」や「現在設置を考えている機種」、「希望の工事内容」や「家は何階建てか」、「屋根の形状は」等、自宅の形状を正確に伝えましょう。

基本的にプロの業者であれば、業者の側から電話窓口でヒアリングを行い、電話の場で仮見積もりまで伝えてくれます。

しかし、経験の浅い業者などはきちんとした状況確認をせず「現地調査をしてから」と、予約だけを入れさせた上に当日になって「できません」と勝手を言うことも多いです。

もし聞かれなかった場合は自宅の状況を伝え「できるかできないか」を事前にしっかりと確認しておくと失敗せずに済みます。

他社でアンテナ工事を断られてしまう原因まとめ

他社でアンテナ工事を断られてしまう原因まとめ

今回は「アンテナ工事を断られてしまう原因」「工事の正しい依頼先」「断られないための解決方法」について解説させていただきました。

まとめると「アンテナ工事はできる限りアンテナ専門業者に相談する」、「依頼する際には必ずきちんと状況を伝えた上で『できるかできないか』を事前確認する」の2点が重要です。

この2点を抑えることでアンテナ工事を断られてしまうケースの発生率をグッと低下させることできます。

また、弊社「地デジやドットコム」もそんな「アンテナ専門業者」に該当する一社であるとともに、経験現場20年、施工実績1万件超えの社長率いるアンテナのプロでもあります。

アンテナに関するご依頼やお悩みは、お気軽にお電話窓口までご相談下さい。

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