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3階建て住宅はアンテナ工事ができない? 高所作業のやり方や追加費用を徹底解説

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3階建て住宅はアンテナ工事ができない? 高所作業のやり方や追加費用を徹底解説

土地の費用を抑えて床面積を増やすことができる3階建戸建ては、住宅が立ち並ぶ都心部で人気が高い住宅構造です。

しかし念願の3階建て住宅を建てている最中、ハウスメーカーから「アンテナ業者はご自身で依頼してください」と言われて困ってしまう方が増加しています。

なぜなら、3階建て住宅のアンテナ工事は、断られてしまうケースが多いからです。

ハウスメーカーはもとより、アンテナ知識がない方にとっては、そもそも3階建にアンテナを設置できるのか、また断られた場合はどうすればいいのか判断することはできません。

そこでこの記事では「3階建て住宅にアンテナは設置可能なのか」、また「実際にアンテナ工事する際のやり方や追加費用の有無」について詳しく解説します。

アンテナは3階建て住宅にも設置可能

アンテナは3階建て住宅にも設置可能

まず、基本的にアンテナは3階にも設置可能です。

なぜ「基本的」という言葉を使うかというと、テレビアンテナはご自宅周辺の電波状況により映りが異なるからです。

「平屋住宅」であっても「3階建て住宅」であっても、テレビ電波が弱かったり、周辺に電波を遮る障害物があった場合、正常にテレビを視聴することができません。

特に3階建て住宅は住宅間の距離が短く、隣同士が近いため電波が入りづらいことが多いです。

しかし、アンテナの電波が弱い場合には、「ブースター」と呼ばれるテレビ電波を増幅させる機器を追加設置するとテレビ映りが改善することができます。

ご自宅の電波強度が心配な場合や、電波が弱い地域でアンテナを設置する場合については、「引越し先のテレビ電波が弱い?強電界地域と弱電界地域でのアンテナ工事」の記事にてアンテナ工事ポイントを解説していますので参考になさってください。

引越し先のテレビ電波が弱い?強電界地域と弱電界地域でのアンテナ工事のポイントを解説

3階へのアンテナ設置を断られる理由とは

3階へのアンテナ設置を断られる理由とは

通常アンテナ取り付け工事は専門の業者であれば一人で作業することができます。

しかし超特大のハシゴを使用したり、高所作業車を使って工事をおこなう場合は作業員が2名必要です。

そのため一人親方で運営していることが多い「町の電気屋」や「地域密着型の工務店」などでは人員確保が難しく、3階建て住宅へのアンテナ工事を断わられるケースがあります。

3階建て住宅にお住まいの方は、高所作業車や特大のハシゴを所有しているアンテナ専門業者に依頼することが望ましいですが、アンテナの種類やアンテナの設置個所を工夫することで追加料金を払わずに済むかもしれません。

高所作業のやり方

高所作業のやり方

3階建てでもご自宅の電波環境が良ければ問題なくアンテナを設置することができます。

それでは、3階建て住宅にアンテナ工事をどうやっておこなうのか具体的にみてみましょう。

9メートルまで伸びるハシゴを使用した工事

アンテナ工事は3階建て住宅でなくても、基本的にハシゴを使用して工事をおこなっています。

アンテナの専門業者が使用しているハシゴは、一人で持ち運びができる最大の大きさである8〜9メートルまで伸びるタイプのものです。

この大きさのハシゴを使用すると2階建て住宅の屋根の上や外壁、また3階建て住宅の壁にテレビアンテナを設置することができます。

なお実際に9メートルのハシゴを使用する際は、一度ご自宅の中に入らせていただき、2階や3階にあるベランダにハシゴを立てかけてから工事をおこなっています。

11メートルまで伸びるハシゴを使用した工事

アンテナ工事に使用するハシゴの中には、最大11メートルまで伸びるものもあります。

2階や3階のベランダにハシゴをかけることが不可能な場合、この11メートルの超特大ハシゴが必要です。

このハシゴを使うと、地面から直接3階の外壁上部にもアンテナを設置することができます。

しかし、特殊なハシゴを使用すると別途追加料金が発生することがあるため見積もりをよく確認しましょう。

高所作業車を使ったアンテナ工事

11メートルまで伸びる超特大ハシゴを使用しても電波が良好な場所に設置できない場合、高所作業車を使用したアンテナ工事をおこなうことがあります

高所作業車とは、よく電柱工事に使用される作業車両で、ゴンドラ部分がクレーンのように伸びる仕組みになっているものです。

この高所作業車を使用すると、3階建て住宅の屋根の上や4階建ての壁にもアンテナが設置可能です。

地上にカーポートがありハシゴをかけるスペースがない場合においても、高所作業車を用いてアンテナ工事を行った事例もあります。

しかしアンテナ業者が高所作業車を所有していない場合も多く、工事が可能であっても作業車をレンタルしてから取りかかることが多いです。

この場合工事にかかる日数を要したり、アンテナ工事の金額が高額化しやすいため、しっかりと複数の専門業者に見積もりを取るようにしましょう。

3階建へのアンテナ工事は追加費用がかかる

3階建へのアンテナ工事は追加費用がかかる

3階建て住宅において追加費用がかかるケースとして「特大ハシゴを使用した場合」と「高所作業車を使用した場合」があると説明しました。

ここでは高所作業にかかる平均的な金額をご紹介します。

11メートルのハシゴを使って工事した場合

11mのハシゴを使用した場合、3階の壁にまでアンテナを設置することが可能です。

この際作業員は2人必要になることから、追加料金として20,000円〜30,000円程度がかかることがあります。

高所作業車を使用してアンテナ工事した場合

高所作業車を使用してのアンテナを取り付ける場合は、3階の屋根や4階の壁に設置が可能です。

テレビ電波の状況が悪く3階建ての屋上にアンテナ設置をする場合や、カーポートがある場合、また3階のベランダに屋根がある場合は高所作業車での取り付けが必要になります。

高所作業車にてアンテナ工事をおこなう場合には30,000円以上かかることが多いです。

アンテナ業者が高所作業車を持ち合わせているかどうかによって料金が変動します。

3階建て住宅におすすめのアンテナ設置場所

3階建て住宅におすすめのアンテナ設置場所

3階建て住宅は、隣接する建物と距離が近いため、地上デジタル・衛星放送の両方とも、電波が遮られることが多いです。

地上デジタル放送用のテレビ電波は基地局となる電波塔から送信されており、遮蔽物があると良好な電波は届きません。

一方、人工衛星から電波が送られてくる衛星放送用電波は遮蔽物になるものが少なく、近隣の状況による影響を受けづらいです。

それではこの「地上デジタル放送」と「衛星放送」の2種類のアンテナごとに、3階建て住宅におすすめのアンテナ設置場所をみてみましょう。

地デジ用のアンテナを3階に設置する

3階建ての住宅においては、3階にあるベランダやバルコニーにて電波測定をおこない、電波が入ることが確認できたらアンテナを取り付けます。

その際、バルコニーの奥行きが150センチ以上あり、なおかつバルコニーに屋根がない場合には9メートルのハシゴを使用して作業可能です。

しかし、もしハシゴをかけられる奥行き150センチの確保が難しい場合には、特大の11メートルハシゴか高所作業車での作業が必要となります。

基本的に地デジ用の全てのアンテナが取り付けは可能ですが、ベランダ付近の外壁や手すりにアンテナを固定するため、大きなサイズのアンテナ設置は難しいことが多いです。

衛星放送用のアンテナを3階に設置する

衛星放送用のアンテナとして「BS・CSアンテナ」や「4K・8Kアンテナ」があります。

これらのアンテナは3階建て住宅に設置可能で、設置場所は3階のベランダの手すりに固定することもできます。

手すりに固定する際は、ベランダから作業員が直接工事をおこなうため、ハシゴや高所作業車は使用しません。

なお衛星放送用の電波は角度が繊細なので、実際に作業員が電波を測定しながら、固定する場所を相談するケースが多いです。

アンテナは屋根裏にも設置できる?

ご自宅周辺の電波状況が良く、スペースが確保できる場合、屋根裏にアンテナを設置することができます。

先程ご紹介した「3階建てにおすすめのアンテナとは」にも登場したデザインアンテナ、ユニコーンアンテナに加えて、地上波放送のアンテナである八木式アンテナいう種類があります。

八木式アンテナは見た目が魚の骨のような形状をしており、一昔前のほとんどの屋根の上にはこの八木式アンテナが設置されていました。

八木式アンテナは電波の受信強度が強く、電波が弱い地域ではこのアンテナでなければ電波が入らないという地域があるほどです。

電波の受信強度が高い八木式アンテナは他のアンテナよりもサイズが大きく、縦130センチ、横34センチ以上もあります。

もしこのスペースが確保できる場合、3階建て住宅の屋根裏にも設置が可能です。

「屋根裏にも設置可能?目立たないようにアンテナ工事をする方法を解説」にて屋根裏への設置方法などまとめていますので、ぜひお読みください。

屋根裏にも設置可能?目立たないようにアンテナ工事をする方法を解説

アンテナのベランダ設置は素人でもDIYできる?

ハシゴを用いない工事というと、いっけん素人でも施工可能のように思われがちですがこれはおすすめできません。

アンテナは地デジ用であってもBS/CS用であっても事前に電波測定が必要です。

アンテナ専門業者は、この電波測定の結果をもとにして数ミリ単位で角度を変えつつアンテナを固定しています。

そのため素人が安易にアンテナを設置すると電波を上手く拾うことができずに、テレビ画面や音声に乱れが生じたりします。

また、3階という高所に設置するアンテナは万が一固定器具が外れると、落下する恐れがあります。

アンテナの落下は下を歩いている通行人に甚大な被害を与えるため、素人がDIY感覚で容易に工事をおこなうことはやめましょう。

「自分でアンテナ工事は危険?高所作業や専門道具、必要な資格を解説」にて自分でアンテナ工事をするリスクについて説明しています。

自分でアンテナ工事は危険?高所作業や専門道具、必要な資格を解説

3階建てにおすすめのアンテナとは

3階建てにおすすめのアンテナとは

衛星放送用のアンテナは基本的にほとんどのものが同じ形と性能をしています。

そのためアンテナの設置場所や種類による精度の違いはありません。

一方、地上デジタル放送のアンテナは大きく分けて「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」「室内アンテナ」の4種類あります。

中でも3階建て住宅におすすめのアンテナを2つご紹介します。

デザインアンテナ

デザインアンテナは2016年に発売されたばかりの最新鋭の地上デジタル放送用のアンテナです。

見た目はスタイリッシュな四角い形をしており、外壁に合わせたカラーを選べることが特徴です。

肝心のテレビ電波は電波強度で示すところの「中程度」ですが、外壁の高い場所やベランダの手すりにも設置が可能なので、工事の特別料金をかけたくない方はまずデザインアンテナが設置可能かどうか業者に問い合わせてみましょう。

ユニコーンアンテナ

2017年に発売されたユニコーンアンテナは、地上デジタル放送用のアンテナで電波強度は「中」です。

アンテナの見た目は円柱状のポールのような形をしており、屋上や外壁に設置が可能です。

またユニコーンアンテナにおいては「破風(はふ)」や「鼻隠し(鼻隠し)」と呼ばれる屋根の突き出た部分に設置することも可能です。

破風や鼻隠しにアンテナを固定すると少しでも高い位置にてテレビ電波を拾うことができるというメリットがあります。

住宅が密集している地域にて3階建てにお住まいの方はユニコーンアンテナもご検討ください。

3階建て住宅はアンテナ工事ができない? 高所作業のやり方や追加費用まとめ

3階建て住宅はアンテナ工事ができない? 高所作業のやり方や追加費用まとめ

この記事では3階にアンテナを取り付ける際の設置場所やアンテナの種類、また高所作業が必要な例まで詳しくご紹介しました。

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弊社は現場経験20年、施工実績1万件を超える社長が率いるアンテナの技術者集団です。

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