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新築のアンテナ工事は住宅ローンに組み込むべき?アンテナ新設のポイントを大公開
新築住宅の場合、建売住宅か注文住宅かに関わらず、初期の見積もりにアンテナの新設工事費用は含まれていないことが一般的です。
そのためもしアンテナ工事費用を住宅ローンに組み込みたい場合、特定の業者に依頼したり、見積もりを取って価格を比較しなければなりません。
そこで本記事では、新築のアンテナ工事に住宅ローンを使用する方法や、メリット、デメリットなどを網羅してご紹介します。
新築のアンテナ工事のポイントや依頼できるおすすめ業者の種類まで詳しく解説しますので、これからご自宅を建設予定の方や、アンテナ工事と住宅ローンの関係を知りたい方は参考になさってください。
アンテナ工事で住宅ローンを組み込むには
アンテナ工事を住宅ローンに組み込むには、まずは家を建築しているハウスメーカーに相談しなければなりません。
また、住宅ローンにすべての費用をまとめた方がお得に感じるかもしれませんが、覚えておきたいデメリットもあります。
ここでは住宅ローンの基礎知識から、アンテナ工事で住宅ローンを使用する方法、メリット・デメリットなどを解説します。
住宅ローンとは
住宅ローンとは自分や家族が居住する物件を購入するために受ける専門融資です。
住宅ローンの融資を受けて確定申告をすると、一定金額が所得税から控除される「住宅借入金等特別控除」があるなど、住宅購入のサポートを受けることができます。
また、建売物件や注文住宅の購入には平均して2000〜3000万ほどかかるため、借入金額が高額になる住宅ローンは長期返済型で低金利なのが一般的です。
ただし、住宅ローンを使用すると減税される代わりに金利に応じた利息を支払わなければならないというデメリットもあります。
金利に左右されたり、収入の増減で返済が苦しくなる可能性もあるため、よく検討しながら住宅ローンを組むことが大切です。
アンテナ工事を住宅ローンに組み込む方法
新築のアンテナ工事にかかる費用を住宅ローンに組み込む場合、家の建築をお願いしているハウスメーカーや工務店にアンテナ工事を依頼しましょう。
建築と同時にアンテナの新規設置もお願いすることで、建築費用とアンテナの工事費用を合算してもらうことができます。
ただし、すべてのハウスメーカーや工務店が対応しているわけではないため、事前に「アンテナ費用を住宅ローンに組み込めるかどうか」は担当者に確認が必要です。
単にアンテナ工事を依頼しただけだと見積もりに反映されず、後日別料金として現金請求されたケースもありますので注意しましょう。
アンテナ工事の費用を住宅ローンに組み込むメリット
アンテナ工事の費用を住宅ローンに組み込むメリットは、大きく分けて3つあります。
住宅ローンにまとめることで支払いや工事手配の手間が減る
新築の購入には平均3000万ほどのまとまったお金が必要なので、アンテナ工事の費用を住宅ローンに含めることで、その都度支払う細かな出費の手間を省くことができます。
また、ハウスメーカーにアンテナ工事を依頼できるので、自分で業者を探し、依頼から施行日の決定までこまかな手配をする必要もありません。
毎月ほぼ一定額の返済になるので計画が立てやすい
住宅ローンにすべての費用を含めることができれば、毎月ほぼ定額の返済になるのでこれからの資金計画が立てやすいです。
また、住宅ローンは減税の対象になることも大きなメリットといえます。
外観よく仕上げてもらえる可能性が高い
アンテナの費用を住宅ローンに組み込む場合、ハウスメーカーや工務店に作業を依頼するので、アンテナや配線の色を壁と同系色にしてくれるなど、外観よく仕上げてもらえる可能性が高いです。
ハウスメーカーや工務店の技術力にもよりますが、室内や壁の中の配線の取り回しもきれいに整理してもらえるため、スッキリと設置することができるでしょう。
アンテナ工事の費用を住宅ローンに組み込むデメリット
アンテナ工事を住宅ローンに組み込むデメリットは、ハウスメーカーや工務店はアンテナの専門家ではないことです。
業者によって異なるためひとくくりにはできませんが、新築のハウスメーカーや工務店の場合、一般的に実際の工事は下請け業者に依頼する事が多く、プロのアンテナ業者よりも仲介手数料がかなり割高になります。
また、作業スタッフの知識不足や在庫不足で、地域にベストなアンテナ選択ができなかったり、希望する場所への設置を断られてしまうかもしれません。
新築の引き渡し後の保証などもはっきりとしない場合が多く、万一のときに自費で修理費用を支払わなければならない可能性も考えておきましょう。
新築のアンテナ工事では住宅ローンがベストな選択でないこともある
新築の購入費用は3000万近くかかるものの、アンテナ工事の費用は新規設置で1.5〜3万円です。
住宅ローンは借金であり利息が発生するものなので、ほんとうにこの金額を住宅ローンに組み込むことで得があるのかは、よく考えてから決めなければなりません。
実際、ハウスメーカーではなくプロのアンテナ業者に依頼したほうが費用がかなり安くなった、というケースもあります。
考えることが多い新築住宅ではアンテナ工事の検討は手間に感じるかもしれませんが、納得できる工事を行うためにも、安易にすべてをハウスメーカーに任せてしまわないようにしましょう。
次の章では新築のアンテナ工事のポイントをご紹介しますので、新築のアンテナ工事を検討する材料にしてください。
新築のアンテナ工事のポイント
ここでは、新築のアンテナ工事で覚えておきたいポイントを4つご紹介します。
新築のアンテナ工事は新規設置工事
アンテナ工事には新規設置工事や移設工事、交換工事など様々な種類がありますが、新築で行う工事は基本的に新規設置工事です。
なにもないところに土台から設置していくので、本体のほかに支柱や屋根馬、ブースター(電波増幅器)などの機器が必要になります。
新設費用はアンテナ本体の種類にもよりますが、大体15,000円〜30,000円ほどです。
なお、もし現在使用しているアンテナを移設したい場合や、追加で衛星放送のパラボラアンテナを設置したいなどの要望がある場合は、事前に伝えておくようにしましょう。
アンテナ工事を依頼するタイミング
アンテナ工事をもしハウスメーカー以外の業者に依頼する場合、できるだけ早いタイミングで依頼をするようにしましょう。
なぜならアンテナ工事は外作業だけでなく、外壁に穴を開けて家の中に配線を通す工事も必要になるため、ハウスメーカーとの日程調整や作業工程の調整が必要になるからです。
なお、ハウスメーカーにアンテナ工事を依頼する場合は、引き渡しや入居前でも構いません。
詳しくは「新築のアンテナ工事の秘訣!入居後すぐにテレビを視聴する方法」をご確認ください。
外観や性能などこだわるポイントを決める
新築のアンテナ工事を依頼する際は、アンテナ工事で何を重視するのかを事前に決めておくと見積もりがスムーズです。
「新築なので外観にこだわりたい」「太陽光パネルを設置したい」「住宅密集地なので性能が良いアンテナがいい」「壊れにくいアンテナにしたい」など、ご家族で重視したいポイントを絞っておきます。
例えば新築住宅の外観を重視する場合「目立たない小型タイプのデザインアンテナがいい」「屋根裏に設置して完全に外から見えないようにしたい」などの希望を伝えましょう。
BS/CSアンテナが必要か検討しておく
一般的なアンテナ工事では、衛星放送のアンテナもセットで工事すると料金がお得になります。
そのためあとから取り付けると割高になってしまうため、新築のアンテナ工事を依頼する際に「衛星放送はみるのか」「BS/CSが必要か」などを検討しておきましょう。
新築に引っ越したあとの暮らしを想像しながら考えると、スムーズに決定しやすくなるためおすすめです。
新築のアンテナ新設工事を頼める業者とは
新築でアンテナ工事を依頼する場合、費用を住宅ローンに組み込む場合はハウスメーカーや工務店に依頼します。
ハウスメーカーに依頼すると日程調整の手間なく外観をきれいに仕上げてくれますが、割高になりやすいことが特徴です。
しかし住宅ローンを使用しても利点が少ない場合は、それ以外の業者を探したほうがメリットが大きいかもしれません。
ここでは、ハウスメーカー以外に新築のアンテナ工事を頼める業者をご紹介しますので、参考になさってください。
家電量販店やホームセンター
全国にチェーン展開している大手家電量販店やホームセンターなどでは、アンテナ本体を購入するとオプションとして取り付けサービスを行っている店舗があります。
店内にあるアンテナを直接目で見て購入できたり、ポイントが使えるなどのメリットがあります。
しかし展示品からしか選べなかったり、設置工事は一般的に下請けのアンテナ業者が派遣されてくるため、紹介料が発生して全体的な料金は高くなりがちです。
なお、アンテナの保証がつかない店舗が多いので注意しましょう。
地域の電気屋さん
地域の電気屋さんは、電気工事を請け負う個人営業の店舗のことです。
地域の電波状況などに詳しく、他の電気工事も頼める、依頼すればすぐに工事に来てくれるなど、融通がきくというメリットがあります。
ただし、このタイプの店舗は独自料金を設定していたり、めったにアンテナ工事をしないため技術力が不足しているケースがあるため、依頼前にどのような店舗なのかをしっかりと調査しておくようにしましょう。
スキルシェアサービス
アンテナ工事は特別な資格が必要ないため、近年増加しているのがスキルシェアサービスでアンテナ工事を請け負う個人事業主です。
価格競争が激しいため低価格の店舗も多いものの、しっかりとした技術を持っているかどうかわからないため、工事を任せるのにやや不安が残ります。
また、アンテナの本体料金や周辺機器、出張料金などが別料金のこともありますので注意しましょう。
アンテナ専門業者
アンテナ専門業者は、アンテナ工事を専門に扱うプロの業者のことです。
業者によっては人気で予約が取りづらいこともありますが、一括発注でコストを抑えたり、他社をはさまず仲介手数料がかからないため費用が安いというメリットがあります。
また、アンテナだけに特化しているため技術力も高く、経験豊富なので安心して工事を任せることができるでしょう。
新築のアンテナ業者へ依頼する方法について詳しく知りたい方は「新築の施工費にはアンテナが含まれていない?工事の依頼方法やお得な業者選びについて詳しく解説」をご覧ください。
新築のアンテナ工事はDIYできるのか
アンテナには特別な資格が必要ないため、コスト削減のために自分でアンテナ工事のDIYを検討される方もいらっしゃいます。
確かにアンテナを設置するだけであれば、工具や配線の取り回しになれていれば誰でも可能です。
しかし、高所での作業になるためDIYはとても危険なだけでなく、ノウハウが無いと細かな調節ができないばかりか、失敗してせっかく新築で建てた家に傷をつけてしまうことにもなりかねません。
また、専門器具の購入などでもかなりの費用が必要なので、新築住宅のアンテナ工事のDIYはおすすめできません。
少しでも不安がある方は、プロのアンテナ業者に依頼するようにしましょう。
新築のアンテナ工事と住宅ローンまとめ
新築のアンテナ工事は、ハウスメーカーや工務店に建築と同時に依頼することで、住宅ローンに含めることができます。
ただし、住宅ローンは控除対象になるなどのメリットはあるものの、利息を払わなければならない借金なのでアンテナ工事を含めるかどうかなどは慎重に検討しましょう。
また、ハウスメーカーに依頼するとアンテナ工事はやや割高になる傾向があるため、工事をお得に済ませたい場合はアンテナの専門業者に一度相談してみることをおすすめします。
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新築物件への施工経験も豊富で、大切な建物に傷をつけないノウハウや、駐車場に車輪跡を残さないような配慮など、専門業者ならではの確かな技術力でご希望にお応えします。
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