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デザインアンテナとユニコーンアンテナの違いとは?特徴や費用などを徹底比較!

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デザインアンテナとユニコーンアンテナの違いとは

デザインアンテナとユニコーンアンテナは、近年よく耳にするようになった最新式の地デジアンテナです。

しかし自宅周辺を見渡しても魚の骨のような八木式アンテナばかり見えるため、本当にデザインアンテナやユニコーンアンテナが普及しているのか、交換するメリットがあるのかを疑問に思われている方も多いでしょう。

今回はデザインアンテナとユニコーンアンテナそれぞれの特徴と、本体価格や設置費用などの料金面などを徹底比較し、その違いや共通点について解説します。

今後アンテナ工事を検討している方、交換するアンテナについて迷っている方、デザインアンテナやユニコーンアンテナについて知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

デザインアンテナとユニコーンアンテナの基礎知識

デザインアンテナとユニコーンアンテナの基礎知識

デザインアンテナやユニコーンアンテナはどちらも地上デジタル放送を受信するためのアンテナで、2000年代に入ってから登場した比較的新しいタイプのアンテナです。

それまで主流だった矢印型の「八木式アンテナ」における、洋風住宅の外観にあわず、落下の危険がある、災害の被害が大きいなどの弱点を克服するために開発されました。

ここでは、デザインアンテナとユニコーンアンテナのそれぞれの特徴をご紹介します。

デザインアンテナとは

デザインアンテナとは、2012年に発売された薄い箱型のコンパクトなアンテナで、その形状から「平面アンテナ」「フラットアンテナ」という別名でもよばれています。

片手で扱える軽量アンテナで壁面やベランダなどに設置できることも特徴です。

また、カラー展開も豊富なので外壁と同系色のデザインアンテナを選択すれば、新築の洋風住宅でもほとんど目立ちません。

このような外観を崩さないメリットに加え、故障しにくさやランニングコストの安さも注目を集め、ここ数年では八木式アンテナからデザインアンテナへの交換依頼が増加しています

ユニコーンアンテナとは

ユニコーンアンテナとは、2017年にマスプロ電工が発売開始した第3世代と呼ばれる最新の地デジアンテナです。

スタイリッシュなポール状で、高さが約70cmほどの小型であるにもかかわらず、八木式アンテナに負けない性能を持っています。

その筒型の形状から風雨の影響を受けにくいだけでなく、洋風の住宅でも悪目立ちしないという特徴から問い合わせが増えている人気機種です。

このユニコーンアンテナはマスプロ電工が商標を取得しており、粗悪品が出回りづらいことからも安心感があります。

デザインアンテナとユニコーンアンテナの違い

デザインアンテナとユニコーンアンテナの違い

デザインアンテナとユニコーンアンテナは、どちらも従来の八木式アンテナが持つ「1m以上あって目立つ」「台風に弱い」「倒壊すると危険」などの欠点を補う形で登場しました

そのため多少の共通点はあるものの、やはりデザインアンテナとユニコーンアンテナは形状や設置場所に違いがあるため、ご自宅の環境によっては向き不向きがあります。

ここではデザインアンテナとユニコーンアンテナの違いについて解説しますので、どちらのアンテナを設置すべきかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

アンテナのサイズ感の違い

デザインアンテナとユニコーンアンテナでは、アンテナの形状や重さなどのサイズ感が全く違います。

デザインアンテナは大体60cm×30cmほどの長方形で、厚みは約20cmのボックスタイプです。
機種によって異なりますが、重さは本体が約1.8kg、設置するための金具などを含めても2.2kgと、片手で扱いやすいサイズ感といえます。

その一方でユニコーンアンテナはポールタイプなので縦に細長く、縦70cm×直径14cmほどとデザインアンテナの半分ほどの大きさです。
本体の重さは約1.5kgで、デザインアンテナとあまり変わりません。

どんなに小さくとも1m以上あった八木式アンテナと比較すると、どちらも軽くコンパクトなので、目立ちにくいことはもちろん、家屋に負担をかけずらく設置もしやすいサイズ感でつくられています

もしできるだけ小さい方が良い場合は、ユニコーンアンテナがおすすめです。

アンテナの設置場所の違い

デザインアンテナとユニコーンアンテナは設置場所が異なります。

デザインアンテナは壁面設置が基本で、電波状況がよければベランダや軒下などにも設置可能です。

ユニコーンアンテナは設置場所が3種類あり、雨樋近くの「破風板」への設置、屋根上への設置、敷地内に建てたスッキリポール(住宅用引込柱)へ設置する方法から選ぶことができます。

ただし基本的にどのタイプのアンテナを設置したとしても、住宅密集地やビル群、山のそばなど遮蔽物が多い場所にお住まいの場合は、設置場所が限られることがあるため注意が必要です。

アンテナを設置する場所にこだわりがある場合は、事前に業者に伝えておいて意見をもらいながらアンテナの種類を選択するようにしましょう。

アンテナのカラーバリエーションの違い

八木式アンテナは色の選択肢がありませんが、デザインアンテナやユニコーンアンテナは「住宅の外観をくずさない」ことを目的としているためカラーバリエーションがあります。

デザインアンテナは、多くの企業がオフホワイト、ライトブラウン、ブラックブラウン、ブラックの4色を展開しています。

また、ユニコーンアンテナはマスプロ電工から、ウォームホワイトとブラックブロンズの2色が発売されています。

新築住宅は人生で最も高い買い物ともいわれるため、細部までこだわりたい方も多くいらっしゃいます。

設置場所によって外壁にとけこむような色を選ぶのか、アクセントカラーであえてアンテナを目立たせるのかなど、選択の幅が広がることは大きなメリットです。

アンテナにかかる設置費用の違い

設置費用はアンテナ工事を依頼する業者や周辺機器の有無によって異なりますが、ここでは一般的な相場料金をご紹介します。

デザインアンテナの本体価格は5,000円〜7,000円ほどで、高機能なものは1万円を超えることもあります。
設置費用は作業料や部品代などを含めると2万円台〜5万円程度が相場料金です。

また、ユニコーンアンテナは本体価格が7,000円〜9,000円ほどで、設置料金は3万円台〜4万円程度が相場と、デザインアンテナよりも少し高くなります。
設置場所によっては高所作業料などがプラスで必要な場合もあるので注意しましょう。

費用面は業者によって請求価格が異なるため、デザインアンテナやユニコーンアンテナの設置で迷ったら相見積もりを取って納得ゆくまで比較することが大切です。

アンテナの性能の違い

デザインアンテナとユニコーンアンテナの性能を比較すると、圧倒的にユニコーンアンテナのほうが電波受信性能が高いです。

また、デザインアンテナは壁面設置が基本ですが、ユニコーンアンテナは屋根上にも設置できるため周辺にビルがたったとしても対応することができ、環境の変化に強いというメリットもあります。

そのためデザインアンテナとユニコーンアンテナで迷った際は、極端に電波塔から遠い弱電界地域や、高い建物に囲まれているなど条件が悪い立地であればユニコーンアンテナを設置するのがおすすめです。

ただし基本的にはデザインアンテナもブースター(電波増幅器)を併設すればユニコーンアンテナと性能はそこまで変わらないため、経験豊富なアンテナ業者であれば問題なく設置できます。

ご自宅にどちらのアンテナが適しているのかわからない場合は、経験豊富なアンテナ業者へ電波調査を依頼して相談に乗ってもらいましょう。

デザインアンテナとユニコーンアンテナの共通点

デザインアンテナとユニコーンアンテナの共通点

ここまでデザインアンテナとユニコーンアンテナを比較してきましたが、この章では2つのアンテナの共通点をご紹介します。

八木式アンテナを交換するか迷った場合や、アンテナで重視したいポイントを比較する際に検討材料としてご活用ください。

自然災害に強い

デザインアンテナもユニコーンアンテナも、自然災害に強いというメリットがあります。

これまでの八木式アンテナでは、台風がくるたびにアンテナの向きがズレたり、風雨や雪、鳥などの被害で劣化が早まるという問題点がありました。

しかしデザインアンテナは軒下に設置するため風雨雪が直接かかりにくく、暴風による飛来物も直撃しにくいです。

また、ユニコーンアンテナはそのスマートな形状から屋根上に設置しても風や雨をうけながすことができ、雪も積もりにくくなっています。

太陽光発電を邪魔しない

サステナブルな生活がもとめられている現代では、多くのご家庭が太陽光発電の利用を検討しています。

デザインアンテナやユニコーンアンテナは、壁面や破風に設置してしまえば太陽光発電のソーラーパネルと干渉しないため、問題なく併用可能です。

これまで、八木式アンテナがすでに屋根の上に設置されている場合、基本的には太陽光発電のソーラーパネルを追加で設置することはできませんでした。
なぜなら屋根のスペースが足りないことはもちろん、八木式アンテナが影になり発電効率が大きく落ちてしまうためです。

もし電波の弱い弱電界地域にお住まいの場合でも、ユニコーンアンテナであればスッキリポール設置や破風板設置などで太陽光発電との干渉を最小限に留めることもできます。

このような太陽光発電が可能という点は、デザインアンテナやユニコーンアンテナの大きなメリットです。

住宅の景観をそこねない

デザインアンテナやユニコーンアンテナは、八木式アンテナの「目立つ」という課題を克服するために開発されたためどちらもとてもコンパクトです。

カラーリングが豊富で景観をくずさずに洋風住宅にマッチするため、細部までこだわりたい新築住宅では大きなメリットです。

絶対にアンテナを見せたくない場合は、ユニコーンアンテナを屋根裏に設置することもできるケースがありますので、アンテナ業者とよく相談しましょう。

やや高価だがランニングコストは安い

デザインアンテナやユニコーンアンテナは最新式のアンテナであり、八木式アンテナよりはややお値段が高めです。

しかしあまり知られていませんが、設置費用だけでなくランニングコストを含めて考えると、デザインアンテナやユニコーンアンテナ、八木式アンテナはそこまで大きな差がないことをご存知でしょうか。

なぜなら八木式アンテナは、デザインアンテナやユニコーンアンテナに比べて自然災害の影響を受けやすく、メンテナンスや修理のための費用がかさむ可能性があるからです。

また、アンテナを屋根に設置していると毎回足場を組んでの作業となり、デザインアンテナのような壁面設置タイプよりもやや高額な高所作業料が必要です。

自宅に設置するアンテナを選択する際は、設置の際の初期費用だけでなく、ランニングコストも意識して選ぶようにすると安心です。

デザインアンテナとユニコーンアンテナの違いまとめ

デザインアンテナとユニコーンアンテナの違いまとめ

今回はデザインアンテナとユニコーンアンテナの違いや共通点についてご紹介しました。

デザインアンテナはボックス型で壁面設置可能ユニコーンアンテナはポール型で高性能なので設置の自由度が高いという特徴があります。

どちらも八木式アンテナの「目立つ」「1m以上あり落下すると危険」「風雨が直撃する」「洋風住宅にあわない」などの欠点を補うために開発されました。

どちらもコンパクトサイズで、太陽光発電に干渉しない、カラーを選ぶことができるなど、これまでにない機能性がメリットです。

ご自宅の電波状況や重視するポイントに応じて最適なアンテナの種類は異なるため、アンテナ専門業者とよく相談しながら設置場所や機種を選ぶようにしましょう。

もしアンテナ選択にお悩みの場合や、自宅に設置できるアンテナがわからない場合、自宅の電波状況を知りたい場合などは、アンテナ専門業者の地デジやドットコムまでご相談ください。

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