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雪でアンテナが故障してしまった!アンテナ修理の適切な依頼先や注意点について紹介

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雪でアンテナが故障してしまった!アンテナ修理の適切な依頼先や注意点について紹介

アンテナ修理の原因となる故障は、時に雪などの自然災害がトリガーとなって発生することがあります。

イメージしやすいものとしては、台風に伴う強風による倒壊、落雷、大雨による画質の低下などが挙げられますが、アンテナは冬によく見られる「積雪」によっても故障してしまう場合があります。

今回はそんな「雪」によるアンテナ故障のメカニズムを解明していくとともに、実際に故障してしまった時に備えて覚えておきたい、アンテナ修理の適切な依頼先に関してもご紹介していきます。

また、お得なアンテナ修理を依頼するためのポイントや、依頼する上での注意点についても同様にご説明していきますので、ぜひ記事の最後までご覧ください。

雪によって生じるアンテナ故障被害とは?

雪によって生じるアンテナ故障被害とは?

まず最初に、積雪によって生じる可能性のある代表的な3つの故障被害について紹介していきます。

発生に至るまでのメカニズムはもちろんのこと、被害を発生させないための予防策についても触れつつ解説していきますので、降雪量の多い地域にお住まいのお客様は、ぜひ記事を参考に対策を考えてみてください。

雪の重みでアンテナが倒壊してしまう

降雪量の多さにもよりますが、その量によっては重みでアンテナ本体を曲げてしまったり、支柱を潰してしまうといった危険性が出てきます。

またアンテナは、種類によって雪が積もりやすい・積もりにくい形状があり、単純な降雪量以外にも、設置しているアンテナの機種次第で発生率が変わってくる被害とも言えます。

数あるアンテナ機種の中でも、お椀のような形状をしている衛星放送用アンテナ「パラボラアンテナ」や、大きく広がった魚の骨のような形をした地上デジタル放送用アンテナ「八木式アンテナ」「パラスタックアンテナ」は被害が発生しやすく、特に注意が必要です。

さらに、積雪の重みなどによって元々の角度からズレてしまった場合、「パラボラアンテナ」は視聴自体が困難になり、「八木式アンテナ」「パラスタックアンテナ」はノイズが発生してしまうといったトラブルも考えられます。

豪雪地帯に設置する際には、積雪による「重みによる倒壊」や「アンテナの向きのズレ」といった2点に警戒しましょう。

対策方法

地上デジタル放送用アンテナは、雪が積もりにくい「デザインアンテナ」や「ユニコーンアンテナ」へと機種を変更すると、積雪による倒壊発生率をグッと抑えることができます。

衛星放送用アンテナに関しては、そもそもとして機種が「パラボラアンテナ」の一種類しか存在していないため、軒下をはじめとした雪が積もりにくい場所に移設するなどの工夫が現実的です。

またデザインアンテナとユニコーンアンテナは、八木式アンテナやパラスタックアンテナのように「向きがズレると不具合を起こす」心配がなく、積雪以外の自然災害に対する耐性も高いです。

デザインアンテナ、ユニコーンアンテナの両者を比較した上での解説に関しては、別記事「デザインアンテナとユニコーンアンテナの違いとは?特徴や費用などを徹底比較!」にて行なっています。

https://chideji-ya.com/attention/design_unicornchigai2022/

水が侵入しブースターがショートしてしまう

基本的にアンテナの表面は水分に触れてサビてしまっても、電波の受信自体にはあまり影響がなく、水の侵入を許すような箇所もありません。

しかし、経年劣化によって防水処置の効果が薄くなっていたり、各種配線の接続が緩んでしまっていた場合はこの限りではなく、時に雪が水分として入り込んでしまう場合があります。

水分が入り込んでしまうと、まずはアンテナ本体ではなく、アンテナ関連機器である「ブースター」がショートを起こしてしまいます。

「アンテナ自体が故障するよりは安く済むのでは?」と勘違いされがちではありますが、この「ブースター」も高性能な機種だと40,000円もする高価なものですので、やはり対策はしておくに越したことはありません。

対策方法

地道な対策ではありますが、外部にむき出しになっている配線類だけでも、水が漏れていないか、マメに確認するよう心がけましょう。

特に雪や雨が上がっているのにも関わらず、コードからずっと水が垂れているようであれば要注意です。

また施工を依頼した業者の質にもよりますが、中には防水処置が十分でないまま、工事を完了してしまうといったようなケースも稀に確認されていますので、施工後1週間は様子を見ておくようにしておくとより安心です。

積もった雪によって電波が遮断されてしまう

この被害に関しては、衛星放送用アンテナである「パラボラアンテナ」に多く見られるもので、電波が遮断されてしまうことで映像の質が悪くなる・視聴自体ができなくなるといった症状が出ます。

発生の原理としては、パラボラアンテナの表面部分に雪がコーティングされてしまい、届けられる電波が弱まってしまうというもので、これには衛星放送用電波が雪や雨粒といった水分によって減衰されやすい性質が大きく関係しています。

また先述した通り、パラボラアンテナはそのお椀のような形からして雪を積もらせやすく、こういった電波障害以外にも倒壊被害を起こす危険を持っていますので、どちらに関しても同様に注意が必要です。

対策方法

まず考えられるのは、雪の当たらない、降雪のしづらい軒下に設置箇所を移動させることですが、豪雪地帯では横向きの風を伴って吹雪く場合もあるため、完全な対策方法とは言いがたいです。

設置場所の移設だけでなく、「離雪スプレー」や「アンテナカバー」といった対策の併用も考えましょう。

降雪前に吹きかけることで積雪を防ぐ「離雪スプレー」は、1缶1,000円ほどとお手頃な価格であるほか、使用方法もとても簡単です。

「アンテナカバー」に関しては、アンテナ全体を保護するタイプ、お椀の部分のみ保護するタイプの2種類がありますが、どちらも対策したいアンテナにかけるだけで良いため大変扱いやすいです。

毎年豪雪に悩まされる地域では、素子やアームにヒーターを備えた「雪害対策の融解アンテナ」の設置も効果的ですので、必要に応じて検討してみましょう。

そのほか詳しい雪害については、別記事「アンテナの雪下ろしは必要?積雪や雪害による故障や修理を詳しく解説」にてご説明しています。

https://chideji-ya.com/attention/yukioroshi/

アンテナ修理の適切な依頼先と注意点

アンテナ修理の適切な依頼先と注意点

アンテナ修理の依頼先、修理を請け負ってくれる業者は種類こそ多いものの、それぞれ得意としている修理や、注意すべきポイント等が存在しているため、それらに気をつけながら依頼を考えなければなりません。

今回は、積雪をはじめとした「自然災害」による故障の修理に優れているかどうかも確かめつつ、数ある選択肢の中で最もオススメできる業者はどこであるのか解説していきます。

選択肢①「家電量販店」「ハウスメーカー」

アンテナを「家電量販店」や「ハウスメーカー」の雇っている下請け業者に設置してもらっていた場合、修理依頼も同じように請け負ってくれる場合があります。

こういった下請け業者に依頼するメリットとしては、「自分で業者を探す手間が省ける」という点が大きいです。

「町の電気屋さん」は、まず依頼をしたいアンテナの修理が可能なのかを確認しなければならず、「アンテナ専門業者」に関しても、インターネット上の情報を見比べながら、自分で選んでいかなければなりません。

忙しい時には便利な選択肢とも言えますが、後日業者から電話がかかってきて、ホームセンターや家電量販店に話した内容をもう一度伝えなければならなくなることも多い点には注意しましょう。

注意点

発生する仲介手数料が高額であり、他の業者に依頼した場合と比較しても、依頼料が高くなってしまいがちであることは明確なデメリットです。

また、台風や大雪の後といったような、アンテナの故障が発覚しやすい時期には修理依頼が殺到してしまい、業者の対応できる数を超えてしまう可能性があります。

そうなってしまうと、他の依頼をこなすまで順番待ちとなってしまい、長い間テレビが使用不能に陥ってしまいます。

手配が楽である等のメリットはあるものの、あくまで迅速な復旧を求める場合、あまりオススメできる選択肢とは言いがたいです。

選択肢②「町の電気屋さん」

電化製品の取り付けや修理、配線・電気工事等も含む、電気に関わる何でも屋のようなこの「町の電気屋さん」ですが、アンテナ修理も同様に依頼できる場合があります。

特に「八木式アンテナ」のような普及率の高いアンテナ機種に関しては、元から扱いに手慣れているケースも多く、他の業者が設置したアンテナであっても修理を請け負ってくれる可能性が高いです。

また、町の電気屋さんは地域密着型の経営体制を取っていることが多いため、その地域特有の気候や、発生しやすい自然災害に対しても理解が深いことが多いです。

一般的な修理のほか、地域に適した対策予防策を提案してくれる場合もありますので、その際はよく耳を傾けてみるようにしましょう。

注意点

しかし前提として、「町の電気屋さん」はあくまでアンテナの専門家ではありませんので、アンテナが複雑な故障をしていた場合、修理を請け負ってもらえない可能性があります。

また、常にアンテナ工事用の部品・道具をストックしているとは限りませんので、持ち合わせがなくパーツを取り寄せた際などには、依頼料がさらに高額になってしまいます。

加えて「家電量販店」や「ハウスメーカー」の下請け業者と比べて店員の数が少なく、対応できる依頼量は少ないため、自然災害後のアンテナ修理先としてはオススメできません。

町の電気屋さんとアンテナ修理についての解説は、別記事「町の電気屋さんにアンテナ修理を頼む時の注意点とは?他の業者のメリット・デメリットと比較しつつ解説」の方でも行なっていますので、こちらに関してもあわせてご覧ください。

選択肢③アンテナ専門業者

「アンテナ専門業者」とはアンテナに特化した工事業者であるとともに、アンテナ工事に対して高い技術力をほこっています。

他の業者が設置した、複雑な故障の仕方をしたアンテナであっても修理可能であるほか、最短即日施工を掲げている業者も多く、すぐにテレビとアンテナを復旧できる安心感も持ち合わせています。

また施工業務をアンテナ工事に特化している関係上、関連部品を大量発注することでコストカットを行なっており、他の業者よりも依頼料が格安である点に関しても嬉しいメリットです。

早さ・安さ・確実性というさまざまな視点から見て、自然災害によるアンテナ修理はこの「アンテナ専門業者」に依頼するのが最も適切かつオススメです。

注意点

日本国内を広くカバーしているものの、一部の離島・地方に関しては対応エリア外である可能性があり、そもそもとして依頼ができない場合も考えられます。

他の業者では対応しているという例もありますので、業者の運営しているホームページをよく確認してから依頼するようにしましょう。

また、基本的にはインターネット上のみの宣伝に留まっていることが多く、自分から検索をかけないと業者を知ることができない点もデメリットです。

アンテナ専門業者の正しい選び方については別記事「アンテナ工事の口コミはホント?業者の選び方や騙されないポイントを解説」にて紹介しています。

https://chideji-ya.com/attention/anthena_kuchikomi2022/

雪によるアンテナ故障の適切な修理依頼先や注意点まとめ

雪によるアンテナ故障の適切な修理依頼先や注意点まとめ

今回の記事では、積雪によって発生するアンテナ故障とその原理について、そして自然災害によるアンテナ修理はどこに依頼をかけるべきかに関しても解説していきました。

アンテナに雪が積もってしまうと、重みで倒壊や向きのズレを引き起こしてしまったり、電波を遮断してテレビ視聴に直接実害を与えてしまう場合があります。

あらかじめ、雪の当たらない場所にアンテナを移設したり、離雪スプレーをかけておく、アンテナカバーを掛ける等の対策を施しておきましょう。

また、自然災害によるアンテナ修理の依頼先としては、早さ・安さ・確実性というさまざまな視点から見て「アンテナ専門業者」が選択肢としては最も適切かつオススメです。

「地デジやドットコム」もアンテナ専門業者のうちの一社であり、累計施工実績30,000件という実績面にも優れたアンテナの専門家です。

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