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地デジアンテナが電波を受信する向きとは?適切な向きを調べる方法や電波が弱いときの対処法を解説

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テレビ映りが悪くて「電波を受信する方向にアンテナを調整する方法を知りたい」「地デジアンテナを調整してもテレビ映りが改善されない理由を教えてほしい」など疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

地デジアンテナの向きが適切でないと、電波を上手く受信できず、テレビ映りが悪くなってしまいます。アンテナを調整するにしても、電波が届く方向を知っていないと、適切な向きにはできません。

そこでここでは、電波の方向や地デジアンテナの適切な向きを調べる方法、調整方法、電波が弱いときの対処法などについて解説します。

目次

地デジアンテナは向きによって映りが違うのはなぜ?

地デジ放送は電波塔から発信されています。そのため、アンテナが近くの電波塔を向いていれば電波を受信でき、テレビがきれいに映るようになります。たとえば、八木式アンテナだと「くの字」とは逆側(まっすぐなっている部分)が電波塔を向いていることが必要です。

アンテナが電波塔を向いていないと上手く受信ができず、テレビ映りが悪くなるので注意してください。

テレビをきれいに見るための地デジアンテナの方角は

地デジ放送をきれいに受信するには、地デジアンテナの方角が電波塔を向いている必要があります。地デジアンテナの適切な向きや向きが悪いときの弊害について把握しておきましょう。

地デジアンテナの適切な向き

地デジアンテナの向きが適切であれば、快適なテレビ視聴環境を構築できるため、テレビ映りがきれいです。テレビ映りが悪くストレスを感じなくて済みます。地デジアンテナを電波塔に向けるようにしましょう。

地デジアンテナの向きが悪いときの弊害

地デジアンテナの向きが悪いと、テレビ映りが悪くなります。アンテナレベルが低いと映像が乱れ、場合によってはまったく映らなくなることもあります。地デジアンテナの向きが悪いと快適なテレビ視聴環境を構築できません。

地デジアンテナの適切な向きを調べる方法

地デジアンテナを調整するには、アンテナの適切な向きを知っておく必要があります。適切な向きを知らなければ、調整後もテレビ映りは改善されない可能性があるからです。場合によっては、映りが悪化してしまいます。

ここでは、地デジアンテナの適切な向きを調べる方法について見ていきましょう。

近隣住宅を参考にする

地デジアンテナの適切な向きを調べる方法の1つが、近隣住宅のアンテナの向きを参考にすることです。家の外に出て、近隣住宅のアンテナがどの方向を向いているか確かめてみましょう。八木式アンテナであれば、棒状の先端部分がどの方向を向いているのかひと目でわかります。

基本的にアンテナは電波塔の方向を向けるため、近隣住宅を参考に調整すれば、受信が強くなる可能性があります。

Webサイトで調べる

「一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」の「地デジ放送エリアのめやす」サイトを利用して、電波塔の場所を確認することも可能です。サイトにアクセスをして郵便番号を入力すると、自宅周辺の電波塔・発信所を調べられます。地図上に表示された電波塔のアイコンをクリックすれば、どこまで電波が届くかひと目でわかります。

電波塔の場所がわかるため、方角を確認し、アンテナの向きを調整しましょう。一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)のサイトは、会員登録などしなくても無料で利用できます。電波の強さも判断できるのでアンテナ選びの際にも役立ちます。

アプリで確認する

地デジアンテナの調整に役立つアプリも登場しています。「地デジアンテナ調整」などのアプリをインストールすれば、スマホで電波塔の場所と方角を確認できます。自宅と電波塔の間に電波を遮断しそうなビルや商業施設などがないかを確認することも可能です。

地デジアンテナの向きを調整する場合は、スマホアプリも上手く活用しましょう。

地デジアンテナ業者に確認する

地デジアンテナの適切な向きを知りたい場合は、アンテナ設置・調整のプロである地デジ業者に確認しましょう。電波塔の方角や自宅との間にある高い建物などを把握しているため、最適な向きにアンテナを調整してくれます。アンテナ調整だけでは快適なテレビ視聴が難しい場合は、アンテナ交換も可能です。

自分で調べてアンテナ調整をする自信がない場合は、プロに任せましょう。

地デジアンテナを適切な向きに調整する方法

八木式アンテナやデザインアンテナ、室内アンテナなど地デジアンテナを適切な向きに調整すれば、テレビ映りが改善されます。それぞれのアンテナの調整方法について見ていきましょう。

八木式アンテナ

八木式アンテナは「くの字」とは逆側のまっすぐな方を電波塔に向けることで、電波を受信できます。事前にWebサイトやアプリなどを活用して電波塔の場所を確認しておきましょう。ただし、八木式アンテナが屋根上にあり調整をする場合は危険が伴います。自分で対応するのではなく、業者を頼ったほうが安全です。

デザインアンテナ

デザインアンテナとは箱型のアンテナです。スタイリッシュなデザインと豊富なカラーラインナップで家の外観に馴染みやすいのが魅力です。デザインアンテナを調整する場合は、電波塔の方向にアンテナの正面を向けてください。

室内アンテナ

地デジ用室内アンテナは、価格が安く設置・メンテナンスが容易なのが特徴です。テーブルや棚の上に置いたり、窓や壁に貼って使えます。室内アンテナの正面を電波塔の方向に向けるようにしましょう。

地デジアンテナ調整後にテレビが映らないときにやること

地デジアンテナを調整したにもかかわらず、テレビが映らない場合はケーブルの接続状況確認やテレビの再起動をしてみましょう。アンテナの向きの再確認やアンテナ本体のチェックも大切です。

ここでは、地デジアンテナ調整後にテレビが映らないときにやることを見ていきましょう。

アンテナケーブルや電源コードの接続状況

地デジアンテナ調整後にテレビが映らないのは、アンテナケーブルや電源コードの接続状況が原因かもしれません。「アンテナケーブルはきちんと挿さっているか」「電源コードはきちんと繋がっているか」「ケーブルが断線していないか」など、一つひとつ確認しましょう。「きちんと接続したつもりが、繋がっていなかった」ということも少なくありません。

テレビを再起動する

地デジアンテナを調整してもテレビが映らない場合は、テレビを再起動してみましょう。テレビ側に一時的な不具合が発生している可能性があるからです。テレビを再起動することで、状況が改善される場合があります。テレビのコンセントを抜き、しばらく時間が経って、改めて電源を入れ直してみてください

もう1度アンテナの向きを確認して調整する

調整後にテレビが映らない場合は、調整した際のアンテナの向きに問題があるかもしれません。アンテナの固定が甘く、調整後に向きが変わっている可能性もあります。そのため、もう1度アンテナの向きが適切かどうか確認しましょう。

改めて確認して、アンテナの向きが適切だとわかったら、テレビが映らない原因は他のところにあります。

アンテナ本体に問題がないか確認する

テレビが映らないのは、アンテナ本体に原因があるのかもしれません。長く使っているアンテナは寿命ではないか、交換して間もないアンテナは故障や破損、不具合が発生していないか確認しましょう。アンテナ本体に問題がある場合は、どれだけ向きの調整や接続状況の確認などをしても、テレビ映りは改善されません。

アンテナ本体の確認は素人では難しいため、地デジ業者に相談しましょう。

地デジアンテナの向きが適切でも電波が弱いときの対処法

地デジアンテナを適切な向きにしても、電波自体が弱いときは、ブースターの設置やアンテナの設置場所の変更を検討してみましょう。テレビ映りが改善される可能性があります。また、別のアンテナへ交換する方法もあります。電波が弱いときの対処法を知っておくことで、速やかに対応することが可能です。

ここでは、地デジアンテナの向きが適切でも電波が弱いときの対処法について見ていきましょう。

ブースターを設置する

地デジアンテナの向き適切でも電波自体が弱い場合は、ブースターの設置を検討してみましょう。ブースターはアンテナが受信した電波を増幅する機器のことです。テレビ端子から入力された信号を増幅してテレビ本体へ届けます。

電波塔から距離があるなど、自宅周辺の電波が弱い場合は、ブースターを設置することでテレビ映りを改善できる可能性があります。ブースターは、屋内用と屋外用、地デジ用とBS・CS用などがあり、価格は3000〜2万円前後、工賃込みだと1万5000〜3万円前後です。地域の電波が弱いときだけでなく、複数台のテレビを使用するときにも有効です。

アンテナの向きを調整しても電波自体が弱いときは、ブースター設置を考えてみてください。

アンテナの設置場所を変える

受信が弱いのは、アンテナの設置場所に問題があるかもしれません。たとえば、現在室内アンテナを設置している場合は、設置場所を高い建物が近くにない窓際にすることで、状況が改善される可能性があります。また、電波塔から遠い中電界地域や電波が届くにくい弱電界地域では、室内から屋外に設置場所を変えることで、テレビ映りが良くなることがあります。

アンテナの設置場所によって受信レベルが変わりますので、電波が弱いときは別の場所への設置も検討してみましょう。

別のアンテナに交換する

別の地デジアンテナへ交換することで、受信が強くなり、テレビ映りが改善されることもあります。現在のアンテナが古い場合は有効です。また、室内アンテナやデザインアンテナから、電波の受信性能が高い八木式アンテナへ交換するのも、状況改善の期待ができます

ただし、アンテナ本体に問題がなかったり電波状況の兼ね合いもあるため、別のアンテナに交換する場合は地デジ業者に相談をしましょう。自分で勝手に交換をしたら、何の効果も得られない可能性があります。

屋外の地デジアンテナの調整・交換を自分で行うリスク

「アンテナの調整は節約のために自分でやる」「アンテナ交換は自分でやって費用を抑えたい」など、節約のためにアンテナを自分で調整・交換する方も多いのではないでしょうか。

調整・交換を自分で行うのは、本体や部品の落下、怪我などのリスクがあります。どのようなリスクがあるのか把握したうえで、自分で行うのか判断することが大切です。

ここでは、屋外の地デジアンテナの調整・交換を自分で行うリスクについて確認していきましょう。

アンテナ本体や部品の落下

八木式アンテナやデザインアンテナなど、屋外の地デジアンテナを自分で調整・交換すると、アンテナ本体や部品が落下するリスクがあります。アンテナの調整・交換をする際に、アンテナ本体や部品を外す必要があるからです。

アンテナ本体や部品が落ちてしまうと、衝撃で壊れる可能性があります。細かい部品は紛失することも考えられます。

また、人や物に当たった場合は大変です。大怪我を負わせ、損害賠償となるリスクがあります。屋外アンテナの調整・交換は素人が気軽にできるようなものではありません。

アンテナ本体や部品の落下リスクがあることを把握しておきましょう。

適切な固定ができておらず強風で倒れる

八木式アンテナやデザインアンテナなどを屋外に設置する場合、屋根馬やマスト、ワイヤー、ボルトなどでしっかりと固定しないといけません。固定の仕方が甘いと、強風でアンテナが傾いたり倒れてしまいます。アンテナの調整を行う場合も同様です。

慣れない作業場所で普段扱わないものを調整・交換するため「多分これぐらいで大丈夫だろう」と、どうしても判断が曖昧になります。

しっかりと固定できていないと、すぐにアンテナの再調整が必要になります。台風が来たら、アンテナが飛んでいく恐れもあるので注意しましょう。

本人自身が落下して怪我

地デジ用屋外アンテナを調整・設置する際は、怪我や落下のリスクに気をつけましょう。特に屋根に上がる場合は注意が必要です。屋根上は高さがありますし、傾斜があり滑りやすいため、落下する恐れがあります。

晴れの日でもリスクはありますが、雨や雪の日にアンテナ調整・交換をするのは非常に危険です。節約のために自分で作業をしたのに、怪我をして仕事を休み、収入が減っては意味がありません。落下しなくても、屋根上で転んで骨折する可能性もあります。

怪我や落下のリスクがあるので、高い所に設置しているアンテナの調整・交換は、極力自分自身ではやらないようにしましょう。コストはかかりますが、プロに頼めば安全なうえ確実です。

地デジアンテナの調整・交換はプロに任せると安心

地デジアンテナの調整・交換はプロに任せるのがおすすめです。多少のコストはかかりますが、電波状況の確認やアンテナチェック、交換アンテナの選定、向きの調整、固定など、すべての作業をプロが行ってくれます。屋根上での作業もすべて任せられますので、怪我のリスクを負うこともありません。また、保証が付く場合は、アンテナに故障・不具合などが発生したときでも安心です。

地デジアンテナの調整・交換は、専門業者に依頼し、確実にテレビ映りを改善してもらいましょう。

地デジアンテナ業者を選ぶときのポイント

地デジアンテナ業者を選ぶときは、複数の業者で設置実績や口コミ・評判、保証内容などを比較しましょう。比較をすることで、自分に合った条件の良い地デジ業者を選ぶことが可能です。ここでは、地デジアンテナ業者を選ぶときのポイントについて見ていきましょう。

設置実績

地デジアンテナ業者を選ぶときは設置実績に注目しましょう。設置実績が豊富な地デジ業者は、多くの人が利用しているからです。利用者が多いと、サービス内容が充実している可能性があります。

実績が豊富であれば、多くのノウハウを持っていて対応にも慣れているため、安心して設置工事を任せられます。設置実績は地デジ業者のホームページで確認することが可能です。サイトに設置実績が載っていない場合は、業者に直接問い合わせしてみてください。設置実績が豊富な地デジ業者を選ぶようにしましょう。

口コミ・評判

地デジアンテナ業者を選ぶときは、口コミ・評判を確認しましょう。地デジ業者のホームページには良い情報ばかりが載っているからです。口コミ・評判を知ることで、利用者の本音や業者の悪い情報を確認できます。

すべての口コミ・評判が信頼できるわけではありませんが、業者選びの参考になる投稿も多いです。悪い口コミ・評判が多い地デジアンテナ業者は避けたほうが無難です。良い口コミ・評判が目立つ地デジ業者の中から依頼先を選びましょう。

設置費用

設置費用も地デジ業者を選ぶときのポイントです。同じ工事内容でも、地デジ業者によって費用に違いがあります。割高な費用を避け、少しでもお得に設置工事をするために、複数の業者で費用を比較しましょう。

そうすることで、5000円以上安くアンテナ設置をできる場合もあります。1社だけで決めず、複数の地デジ業者で相見積もりを取って比較することは大切です。

保証内容

地デジ業者を選ぶときは、保証内容を確かめましょう。業者によって保証内容に違いがあります。保証期間が5〜10年備わっている地デジ業者もあれば、1〜2年以下の場合もあります。アンテナに故障・不具合が発生しても、保証期間中であれば無償で対応してもらうことも可能です。

一般的に、地デジアンテナは、1度取り付けたら10年以上は使うものです。2〜3年など短い周期で新しいアンテナへ交換したりはしません。そのため、長期保証が付いている地デジ業者を選ぶと安心です。保証内容も比較したうえで、地デジ業者を選ぶようにしてください。

スタッフ対応

スタッフの対応も地デジアンテナ業者を選ぶときの確認ポイントです。優秀で信頼できる地デジ業者は、スタッフの対応が良い可能性があります。多くのノウハウを持ち対応にも慣れていて、スタッフ教育に力を入れているからです。わからないことを質問すると的確な答えがもらえて、対応のスピードも速いことでしょう。

逆に、信頼できない地デジ業者はノウハウが少ないうえに、スタッフ教育に力を入れていないので、スタッフの対応が悪い可能性があります。疑問点を質問しても納得するような答えは得られず、一つひとつの対応に時間がかかる場合があります。

複数の地デジ業者を比較する場合は、スタッフの対応が良い業者を選びましょう。

支払い方法

地デジアンテナ業者を選ぶときは、支払い方法も確認しましょう。Visa、JCB、MasterCardなどのクレジットカード支払いができる地デジ業者もあれば、PayPayやLINEPayなどのスマホ決済に対応している業者もあります。クレジットカードやスマホ決済で支払いをすれば分割払いなどが可能ですし、ポイントも貯まります。自分が希望する支払い方法に対応しているか、確認するようにしてください。

地デジアンテナは向きを変えるだけではなくしっかりとした工事が必要

地デジアンテナの向きは、ただなんとなく変えるだけではいけません。電波塔の方向を確認し、適切な向きに調整を行い、しっかりと固定する工事が必要になります。これらが不十分だと、テレビ映りが改善されないうえに、強風などでアンテナの向きが変わる可能性があります。

素人では難しい判断や作業があり、屋根上での調整・設置は危険が伴うため、地デジ業者に任せたほうが安心です。対応に慣れたプロがスピーディーに調査や調整、交換などを行います。

まとめ

ここでは、電波の方向や地デジアンテナの適切な向きを調べる方法、調整方法、電波が弱いときの対処法などについて解説しました。

アンテナの向きを電波塔の方向にすることで、電波を受信しやすくなります。地デジアンテナを設置・調整する際は、事前に電波塔の場所を確認しましょう。

また、室内アンテナの調整や設置、交換であれば比較的容易ですが、屋根上などの屋外アンテナの作業には危険が伴います。落下して怪我をするリスクもあるので、できればプロである地デジ業者に任せたほうが安心です。

多少のコストはかかりますが、安全に工事が終わり、テレビ映りも改善されますので検討してみましょう。

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