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アンテナ修理のタイミングを解説!テレビの映りが悪いときの対処方法
地上デジタル放送への完全移行によって、アンテナの修理のタイミングが分からないと感じる方が増えています。
アナログ放送の時代のテレビは、少しずつテレビの映りが悪くなり、砂嵐と呼ばれる画像が認識できない状態へと徐々に変化していました。
しかし、地上デジタル放送では電波の受信状態が悪いとテレビ(受像機)が判断すると、エラーメッセージが表示されて真っ黒な画面になってしまいます。
ある日突然、テレビが映らなくなってしまうことで、あわてて地デジやドットコムにお問い合わせをいただくケースが急増しています。
アンテナ工事を専門で扱うプロの業者の立場から、アンテナの修理のタイミングについてのアドバイスをまとめてご紹介します。
目次
アンテナの修理のタイミング
アンテナ修理の専門業者である地デジやドットコムにお問い合わせをいただくタイミングは、大きく分けて2つです。
- テレビが映らないとき
- アンテナが転倒したとき
台風や暴風雨による物理的な損傷に加え、長年の使用による経年劣化などでアンテナの機能が損なわれてしまった際に、テレビが映らなくなったり、アンテナが傾いてしまうことがあります。
テレビの視聴に問題があるときには画面を見ればタイミングが分かりますが、アンテナの傾きや転倒については意外と発見が遅れてしまいます。
最近では日本国内のテレビ電波の状況が改善されたことで、多少のアンテナの傾き程度ではテレビ画面には異常が見られず、そのまま視聴が可能であることが多いです。
このため、アンテナ本体の異常に気付かないケースが増えているのですが、屋根の上に設置されているアンテナが転落する可能性がありますので、傾きや転倒を確認したときにはスグに修理を行う必要があります。
よくあるアンテナ修理ポイント5つ
どのような時にアンテナを修理しなければならないのかが分からないという声を多数いただいています。
そこで、お問い合わせや依頼をいただくことが多いアンテナ修理のポイントをまとめてご紹介いたします。
項目は合わせて5つで、こちらは地デジやドットコムにアンテナの定期点検をご依頼いただいた際に私たちが特にチェックしているポイントです。
アンテナ本体
屋根の上に設置されているアンテナは、頻繁に近くで確認することが難しいため、小さな異常や状態の変化に気付くことは、ほとんどありません。
しかし、いつでも風雨にさらされたり、カラスなどの鳥がとまったりと物理的な影響を受けているため、アンテナ本体は少しずつ損傷しています。
アンテナ本体のなかでも最も重要なパーツは、素子と呼ばれるテレビ電波を受け止める機能を持っている箇所です。
矢印型の八木式アンテナの場合には、魚の骨のように左右に何本も飛び出しているのが素子で、テレビ局や電波塔から発信されたテレビ電波を受け止めています。
何らかの影響によって素子が折れ曲がったり、表面が剥がれて内部が露出してしまうことによって、電波の受信能力が大きく損なわれてしまうことがあります。
素子1本が損傷した程度ではテレビが完全に映らなくなることはありませんが、損傷した部分からサビや劣化が広がって、アンテナ本体が使用できなくなってしまいます。
普段はあまり意識されることはないかと思いますが、時おり屋根の上を見上げるなどして、アンテナ本体に異常がないかどうかを目視で確認するようにしてください。
アンテナ本体の損傷の度合いが激しい場合には、転倒や転落などの危険性もありますので、新しいアンテナへの付け替えが必要となります。
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アンテナの角度
アンテナは設置する地域やエリアごとに、テレビ電波を受け止めるための方角が決まっています。
このため、暴風や鳥などの影響を受けてアンテナの角度が変わってしまうと、アンテナが十分なテレビ電波を受信できず、テレビが映らなくなってしまいます。
また、ホームセンターや家電量販店で購入されたアンテナをご自身で取り付けられたり、街の電気屋さんが設置されたケースでは、設置した段階からアンテナの角度が間違っていることもあります。
アンテナ工事の専門業者では、地域やエリアごとのテレビ電波の特徴を把握しており、さらに専用機材によって世帯ごとの電波の受信状況を確認しますので、正確な角度でアンテナを設置することが可能です。
アンテナの角度がズレていることでテレビが映らないという場合には、正しい方向にアンテナの向きを変更するだけで状況は改善しますので、新しいアンテナを購入する必要がありません。
悪質なアンテナ工事業者に問い合わせてしまうと、アンテナの角度を調整するだけで問題が解決できるのにも関わらず、新しいアンテナを購入するように提案されてしまいますので十分にご注意ください。
周辺環境の変化
テレビが映らなくなってしまう原因のひとつとして、周辺に高い建物が建ったり、これまであった建物が取り壊されるなどの周辺環境の変化があります。
日本全国のテレビ電波の受信状況は常に改善が続けられており、高いビルやマンションが立てられる場合には電波障害がおこならないように対策が行われます。
しかし一部のご家庭では例外的に、テレビ視聴に問題が生じるケースがあります。
このような障害物によるテレビ電波のトラブルであっても、アンテナの角度を調整することによって対応することができる可能性が高いです。
また、極めて近い距離に新築された建物によってテレビ電波が受信できなくなったときには、役所に相談することでアンテナ工事代金の一部を補助してくれることもあるようです。
地デジやドットコムでは、テレビの電波状況を確認するための専用機材を用いて、さまざまな周辺環境の変化に応じたアンテナの調整や設置箇所の変更などを行っています。
固定器具のトラブル
高所に取り付けるアンテナは、テレビの映りだけではなく、転倒や転落による安全面の危険性についても気をつけておかなければなりません。
屋根馬やワイヤーなどのアンテナ専用の固定器具を用いて、アンテナをしっかりと固定することによって、転落や転倒、さらには屋根の損傷などのリスクを減らします。
アンテナに対しては「テレビさえ映っていれば問題がない」と考えている方もいらっしゃいますが、思わぬ大ケガの原因にもなります。
アンテナが傾いていたり、固定するワイヤーがゆるんでしまっている場合には、アンテナ修理を依頼するようにしましょう。
アンテナケーブルの問題
アンテナ本体にもテレビ(受像機)にも問題が発見できないケースでは、最終的にアンテナケーブルにトラブルがある可能性を疑います。
壁のなかに敷設されているアンテナケーブルは、ほとんど問題が発生することがありませんが、時おりネズミなどの害獣の被害が発生ます。
また、複数の部屋でテレビを視聴するためにケーブルを分岐させている場合には、コネクタからアンテナケーブルが抜け落ちてしまっていることもあります。
目に見えない場所のトラブルであるため、事前に異変に気付くことは不可能で、さらに問題が発生していても場所を特定することが非常に難しいですので、アンテナケーブルのトラブルは非常に厄介です。
地デジやドットコムでは、アンテナケーブルの異常を発見するためにも専用機材などを駆使し、問題が生じている箇所のみを修理することを心掛けています。
アンテナ本体やケーブルの異常は、街の電気屋さんでは対応が難しいことが多いですので、是非ともアンテナ工事の専門業者である地デジやドットコムにご相談ください。
アンテナを修理せずに放置していると最終的にはアンテナ倒壊のリスクがありますので、十分にご注意ください。
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アンテナの異常を早期発見する方法
テレビが視聴できている状態では、アンテナのことを意識するタイミングはほとんどありません。
アナログ放送の頃のテレビのように徐々に画質が落ちて行くという段階がありませんので、アンテナの故障を未然に防ぐことも難しいです。
しかし、このような状況であってもアンテナの異常を早期に発見して、完全にテレビが映らなくなってしまう前にお問い合わせをいただくお客様がいらっしゃいます。
このような皆さんの特徴は、ザッピングを頻繁にされていることです。
現在の地上デジタル放送では、テレビ電波の受信状態が悪いと完全に画面が映らなくなってしまいますが、全てのチャンネルが同時に映らなくなるケースは稀です。
このため、ザッピングによって複数のチャンネルを視聴されている方は、特定のチャンネルが映らないことを早期に発見して、地デジやドットコムへとお問い合わせをいただきます。
裏を返せば、例えばNHKだけにチャンネルを固定されているような方は、アンテナの異常に気付くのが遅れてしまいます。
お住まいの地域で配られている新聞を入手して、テレビ欄に掲載されているチャンネルが全て視聴可能な状態になっているかどうかを確認してみてください。
普段は視聴することがないチャンネルであっても、映らない状態であれば、アンテナの異常を知らせてくれるシグナルとなります。
アンテナ修理を安くするコツ
テレビの視聴が出来なくなると日常生活に支障がでるものの、できればアンテナ修理にかかる費用は安く抑えたいものです。
そこで、アンテナ工事の専門業者として3万件以上の工事を行ってきた経験から、アンテナ修理を安く済ませるコツをご紹介します。
アンテナ工事の専門業者に依頼する
業者の立場からは言いにくいことですが、やはり専門業者に依頼をしていただくことで電波を受信できる正確な角度にアンテナを設置し、アンテナ本体もしっかりと固定できます。
アンテナそのものはホームセンターなどで気軽に購入できますので、ご自身で取り付けされる方もいらっしゃいますが、長期的に見ると修理をしなければならないトラブルが発生しがちですので、あまりオススメできません。
さらに地デジやドットコムでは、業界でも最長クラスである10年保証をお付けし、保証期間中のアンテナの倒壊については全額返金を行っていますので、修理にかかるコストを大幅に引き下げることができます。
デザインアンテナを取り付ける
外観のスタイリッシュに注目されがちなデザインアンテナですが、実は修理にかかる費用を抑えることができるという効果もあります。
屋根の上に設置する八木式アンテナと比べると、外壁に設置するデザインアンテナは自然災害による損傷やダメージが少ないです。
また、屋根の上に登らずにアンテナ修理が可能ですので、修理作業が大掛かりにならないために、修理コストを安くすることができます。
デザインアンテナの方が八木式アンテナよりも本体価格が高いため、初期費用としては少し高くなってしまいますが、長期的に見るとアンテナ修理にかかるコストを抑えることが出来ますのでオススメです。
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アンテナ修理に火災保険を使用する
自然災害などによるアンテナの故障や被害に対しては、火災保険を使用して工事代金をまかなうことが可能なケースがあります。
経年劣化などの長期間の使用によって使えなくなったアンテナの修理には適用されませんが、保険契約の条件によっては幅広いケースで保険が適用されます。
アンテナの修理に使える火災保険に関する情報は、こちらの記事を参考にしてください。
https://chideji-ya.com/blog/attention/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%8a%e4%bf%ae%e7%90%86%e3%81%ab%e7%81%ab%e7%81%bd%e4%bf%9d%e9%99%ba/
アンテナ修理のタイミングまとめ
アンテナの修理のタイミングは判断が難しく、テレビが完全に映らなくなってしまってからお問い合わせをいただくことが多いです。
テレビが映らなくなる原因には、アンテナ本体の損傷や倒壊などの他にも、アンテナの角度がズレてしまっていたり、周辺に高いビルやマンションが建ったり、さらには壁のなかに配線されたアンテナケーブルの問題もあり、その種類はさまざまです。
アンテナの異常を早期に発見することによって、テレビが完全に映らなくなってしまう最悪の事態を未然に防ぐことが可能です。
また、アンテナの修理代金を安く抑えるコツとして、アンテナ工事の専門業者に依頼していただくことや、デザインアンテナへの付け替えなどをオススメさせていただきました。
地上デジタル放送は、双方向性の視聴体験が可能になる便利な仕組みである一方で、アンテナ修理のタイミングが分かりづらいという欠点もあります。
地デジやドットコムでは24時間体制のコールセンターを設置し、テレビ視聴に関するトラブルの相談を幅広く受け付けていますので、少しでも違和感がありましたら今すぐにでもご連絡ください。
アンテナに関する十分な知識を持ったスタッフが、ご対応させていただきます。
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