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デザインアンテナに完全移行する時期はいつ?最新のアンテナ事情を解説

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デザインアンテナが新築住宅を中心として日本全国で一般に普及しており、これまでのように戸建て住宅の屋根の上にアンテナが設置されていないケースが増えていることにお気づきでしょうか。

地上デジタル放送の開始と共に登場したデザインアンテナは、これからのアンテナの主流になっていくことが予想されます。

このため、デザインアンテナへの完全移行が進む時期について気になっている方がいらっしゃいますので、アンテナ設置工事の専門業者である皆様の疑問に詳しくお答えします。

デザインアンテナを希望されるご家庭が急増

アンテナ工事の専門業者である地デジやドットコムには、年間を通して時期を問わず、アンテナに関するご相談やご質問などのお問い合わせが数多く寄せられています。

これまでに3万件以上のアンテナ設置工事をさせていただいた私たちは、以前は主流だった八木式アンテナから、デザインアンテナへの移行が進んでいることを日々、感じています。

新築住宅の場合には、外観などのデザインにこだわる工務店の方からのご相談が多くあり、目立たない場所にボックス状のデザインアンテナを設置させていただくケースが急増しています。

また、すでにアンテナが設置されているご家庭の場合にも、アンテナの交換時期に合わせてデザインアンテナへの交換を希望されるケースが増加しており、一般家庭へのデザインアンテナの普及率が上昇しています。

デザインアンテナの人気が高まっている理由

10年から15年というアンテナ交換時期のサイクルに合わせて、次の交換時期にはデザインアンテナを採用するという計画をされているご家庭が増加中です。

デザインアンテナは一般的に、ボックス状のおしゃれな外観にばかりが注目されていますが、それ以外にもいくつかの理由によってデザインアンテナへの変更を希望されるケースがあります。

その中でも特に多いのが、屋根の上をアンテナ交換業者の作業員が歩くことへの不安です。

このところ日本の建築技術は飛躍的に向上しており、以前よりも長い期間ずっと同じ住宅に住み続けることが可能になっています。

一生涯ずっと住み続けようと考える戸建て住宅の場合には、屋根が損傷して雨漏りなどが生じることを防ぎ、丁寧に利用し続けることが大切です。

このため、アンテナの交換業者が屋根の上を歩き回り、瓦などが傷ついてしまうことを避けたいと考えるご家庭が多く、壁面に設置することができるデザインアンテナへの移行を検討されるようになっているのです。

デザインアンテナへの完全移行の時期はいつ?

八木式アンテナからデザインアンテナへの移行が急激に進むことによって、将来的には八木式アンテナが使えなくなり、デザインアンテナへの完全移行が行われると勘違いされている方がいます。

しかし、現在のところ、デザインアンテナへの完全移行というものは予定されていません。

このため、八木式アンテナを取り付けられているご家庭であっても、問題なくテレビの視聴を継続することが出来ますので安心してください。

一部の地域では、八木式アンテナが使えなくなるというような営業トークを行って、言葉巧みに高齢者を騙すような詐欺に近い行為を行うアンテナ設置工事の業者もいるようです。

アンテナを巡る悪質な業者によるトラブルは古くから数多く発生していますので、まずはデザインアンテナへの完全移行などという計画は無いことをご確認ください。

デザインアンテナが主流になる時期はいつ?

国や政府などの方針によってデザインアンテナへと完全移行が行われる計画はありませんが、それぞれのご家庭がデザインアンテナを選択され、いずれはデザインアンテナが主流になる可能性はあります。

テレビ本体も、以前は大きなブラウン管が主流でしたが、少しずつメーカーによる改良が加えられて、現在のような薄型のテレビが主流になる状況となりました。

アンテナについても、やはりデザインアンテナの方がメリットが大きいと感じるご家庭が多いですので、アンテナ交換時期を迎えるごとに少しずつデザインアンテナを採用されるご家庭が増加していくことでしょう。

このため、既存の八木式アンテナは問題なく使用し続けることができるものの、将来的には八木式アンテナが一般で販売されることがなくなるという時期が来るかもしれません。

また、現在はデザインアンテナの方が価格が高いですが、八木式アンテナの需要が減ることによって価格が高くなってしまうケースも想定されます。

すでにデザインアンテナの価格は以前よりも随分と下がっていますので、八木式アンテナとの価格差はほとんど無くっていますので、もしかしたら価格が逆転する日が近い将来に訪れる可能性があります。

デザインアンテナの電波受信能力は低い?

デザインアンテナが登場してスグの時期には、テレビ電波を受信する能力が低いと感じられるご家庭が非常に多くあったことは事実です。

これまでの主流だった八木式アンテナは屋根の上に立っていますので、さまざまな障害物を避けてテレビ電波を受信することが可能でした。

しかし、デザインアンテナの場合には建物の壁面に設置しますので、どうしてもテレビ電波を受信するには不利な環境となるのが主な原因です。

また、デザインアンテナについて十分な知識が無いのにも関わらず、家電量販店などの作業員が設置工事を担当したことによって、さらにテレビ電波の受信が不十分となっている工事も数多くあります。

電波を受け止めるアンテナ素子が露出している八木式アンテナと比べれば、ボックスの中に素子が収められているデザインアンテナの方が受信能力が劣ることは確かです。

しかし、多くの場合には正しい設置方法がされていないことで、デザインアンテナのイメージを損なってしまったという事情もあります。

デザインアンテナの中身は八木式アンテナと同じ

デザインアンテナの方がテレビ電波の受信能力が低いと感じられる原因として、ボックス状になっているアンテナの内部が見えないことへの不安があるのかもしれません。

テレビ局やテレビ塔などから発信される電波を拾うことがアンテナの役目ですので、現実的には八木式アンテナとデザインアンテナでは構造に大きな違いはありません。

ただし、八木式アンテナでは細い棒状の素子がテレビ電波を受け止めるのに対して、デザインアンテナの場合には板のような形状の素子が面で電波を受け止めます。

アンテナの素子が電波を受け止めるという構造そのものに違いはありませんが、中身が見えないことで不安に感じ、全く異なる機能を持ったアンテナであると勘違いされるケースがあります。

また、衛星放送を受信するためのパラボラアンテナのように特別なテレビ電波を受信する装置であるという勘違いをされるケースもありますが、デザインアンテナは八木式アンテナと同じく、地上デジタル放送を受信するためのアンテナです。

デザインアンテナを採用する時期は「新築」だけではない

現在の一般住宅へのデザインアンテナの採用の流れは主に、外観にこだわった建築をされている工務店の方が強く推奨していることによって、オーナーさんが採用するというものです。

しかし、アンテナ工事を専門に扱う私たちとしては、実は新築ではなく築年数が長くなっているご家庭でこそデザインアンテナを採用していただきたいと考えています。

なぜなら、やはりアンテナの交換工事を行っていると、屋根や瓦が弱くなってしまっているケースが数多く見られ、次の10年後のアンテナ交換時期には作業が困難だと感じられることが多いからです。

10年から15年サイクルで訪れるアンテナ交換の時期には、建物そのものが10年から15年の築年数を積み重ねており、屋根の強度への不安が増しています。

少子高齢化による高所作業の不安も

屋根や建物の老朽化による作業への不安に加えて、少子高齢化によって作業員そのものが少なくなってしまうという可能性についても考慮しておく必要がありそうです。

すでに町の電気屋さんなどでは少子高齢化の影響を受けて、屋根の上の八木式アンテナの工事を引き受けなくなっていることも珍しくありません。

エアコンなどの室内工事であれば対応が可能であるご高齢の業者さんであっても、屋根の上に登ることが困難だと感じられることが多いのです。

このため、将来的には屋根の上に立っている八木式アンテナを交換するための費用が高くなってしまうことも予想されますので、比較的低い場所での作業となるデザインアンテナに交換することが好ましいと言えます。

管理コストはデザインアンテナの方が安い

デザインアンテナは本体価格が八木式アンテナよりも高いために、移行するときには価格面での負担が少しだけ大きくなります。以前と比べれば安くなって、八木式アンテナとの価格差は小さくなっていますが。

しかし、アンテナを設置してテレビ視聴を続けていくなかでは、トラブルが生じた際のメンテナンスにかかる費用についてはデザインアンテナの方が安くなる傾向にあります。

なぜなら、先ほどから解説している通り、八木式アンテナでは交換やメンテナンスのために屋根の上での高所作業を伴いますが、デザインアンテナは小さな脚立で対応できるような高さにアンテナが設置されます。

いざトラブルが発生したときであっても、目視による確認がしやすく、アンテナ工事業者に対応をイラする場合にも大掛かりな作業を必要としませんので、コストを抑える効果があります。

最初にかかる費用(イニシャルコスト)では八木式アンテナに劣ってしまうデザインアンテナですが、長期的な使用について考慮するならば八木式アンテナよりも優れている点が多いです。

デザインアンテナへの移行時期は、アンテナの寿命に合わせて

デザインアンテナが優れている点について八木式アンテナンと比較しながら解説してきましたが、デザインアンテナへの移行時期については特別に急ぐ理由はありません。

八木式アンテナの寿命は10年から15年ですから、交換時期に合わせてデザインアンテナへの移行を検討するようにしてください。

数年前に付け替えたばかりの八木式アンテナを取り外して、デザインアンテナに付け替えることは無駄な費用になりますので、アンテナの寿命に合わせた時期に交換を行いましょう。

アンテナの交換は計画的に行うこと

ゆっくりと落ち着いてデザインアンテナへの移行について検討してくださいとお伝えしているものの、現実的には慌てて交換工事について検討されるケースが多いです。

なぜなら、地デジやドットコムにアンテナのトラブルや交換について相談のお電話をいただく多くのご家庭では、すでにテレビが視聴できない状態になってしまっているからです。

普段見ているテレビが映らなくなったことでアンテナの不具合に気付いて、慌ててお電話をいただきますので、デザインアンテナにするべきかどうかについても急いで検討しなければなりません。

そして、このような状況でご依頼をいただく場合には、初期の費用負担が大きくなるデザインアンテナよりも、とりいそぎ安くて馴染みのある八木式アンテナを選ばれることも珍しくありません。

長期的なメンテナンスの利便性やコスト抑制の効果などよりも、その場での緊急のトラブルを解決したいと考える方が多いからです。

このため、次回のアンテナ交換工事の時期が来た時にはデザインアンテナにしたいと考えているご家庭では、事前に情報収集をしておくことがおすすめします。

デザインアンテナへの移行については、しっかりとした計画を行うことが大切です。

デザインアンテナの相談はコールセンターまで

いつ発生するのか分からないアンテナやテレビ電波のトラブルに対応するため、私たち地デジやドットコムでは24時間対応のコールセンターを設けています。

コールセンターの担当者にはアンテナに関する知識を持った人材を配置していますので、その場でトラブルについての相談をしていただくことが可能です。

また、デザインアンテナへの移行について検討されている場合には、その旨をお伝えいただければ交換をするべき時期や、交換にかかる費用について詳しく説明させていただきます。

これまでには3万件以上ものアンテナ工事に対応してきた実績がある地デジやドットコムは、ご家庭で起こりがちなアンテナトラブルの多くについて、過去の事例を蓄積しております。

どのようなご依頼にも可能な限り素早く対応させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

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