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アンテナ工事の相場が高くなる理由!業者が裏事情を徹底解説

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アンテナの設置工事にかかる費用が高くなり、これまでの相場に関する情報が少し古くなってしまっているために混乱が生じています。

一般的にアンテナ工事の相場として公開されている情報と比べて、設置業者やホームセンターなどから出てきた見積もりが高いケースが増えています。

これまでに3万件以上のアンテナ設置工事の実績がある地デジやドットコムが、工事代金が高騰してしまっている現状について解説します。

お客様のなかには「どうして地デジやドットコムは他よりも安くアンテナ工事ができるのか?」という疑問を持たれる方もいらっしゃいますので、その回答も合わせて書かせていただきます。

アンテナ工事の相場が高くなっている

屋根や壁面などにアンテナを取り付ける工事は、特別な国家資格が必要のない作業であるため、工事代金の相場は非常に安定していました。

アンテナには電気が流れていませんので、エアコンや照明などの工事のように電気工事に関わる資格が不要です。

また、アンテナ本体の量産が行われることによって価格が下がってきたことによって、アンテナ工事の相場については下がる傾向にさえありました。

しかし、2020年後半ごろから一部の地域や業者ではアンテナ工事の価格が上昇傾向になっていて、これまでの相場では新設や付け替えの工事ができないという状況になっています。

アンテナは10年に一度程度のペースでしか工事を行いませんので、多くの方がインターネットなどで相場を確認されますが、情報と実際の見積もりには大きな差があるケースがあるようです。

アンテナ工事の相場が上昇する理由

現在の地上デジタル放送に対応したアンテナの設置工事は、日本全国の広い地域で同じように行われていますので、相場についても地域差があります。

例えば北海道などの豪雪地帯ではアンテナを十分に補強しなければならないために工事にかかる費用の相場が全国平均よりも高くなっていたり、海に近い地域では潮風の影響によってアンテナがさびやすいために交換頻度が高くなるなどの傾向があります。

しかし、アンテナ工事の価格の上昇は、気候や立地などの条件だけではなく、その他の要因によっても大きく変動するものです。

では具体的に、どのような理由でアンテナ工事の相場が高くなっているのでしょうか。

工事業者の人件費の高騰

少子高齢化などの煽りを受けて、建築や土木業などの業種では人材が集まりにくい状況が続いており、人件費の高騰がアンテナ工事の代金に反映されるようになってきています。

いわゆるゼネコンと呼ばれる大手の建設会社では高額の人件費を設定して人材をかきあつめていますが、アンテナ設置工事を行う業者のなかでゼネコンと同様の条件で作業員を雇用できる業者はほとんどありません。

しかし、アンテナ設置工事では屋根の上に登る高所作業があるため、経験のない人材を雇用して育て上げることにはコストがかかるため、やはり人件費が高騰してしまいます。

10年以上もずっと使い続けるアンテナの設置工事ですので、丁寧な作業が求められることも適した人材を確保することを難しくしています。

リフォームの人気が高まっている

工事業者の人件費の高騰にも強く影響していますが、このところ日本国内ではご自宅のリフォームを行うご家庭が急増しています。

高齢のご家族が亡くなられて和室が不要になったご家庭や、逆に高齢になったことで手すりやスロープを設置されるようなご家庭が多くあります。

次々と新築の住宅を購入して移り住んでいくという生活スタイルから、現在のご自宅を改装して長い年月を過ごすという方向へと、人々の趣向が変化しているようです。

リフォームの工事には、工務店や電気工事業者などの平常時にはアンテナ工事を担当していた業者さんが数多く含まれています。

この結果、やはりアンテナ工事を請け負っている業者の数が減少してしまっており、業界全体としてアンテナ工事をするための費用を高く設定するようになっています。

アンテナ工事を専門で行っていない業者さんの場合には、倒壊して補償などが発生するリスクがあることからアンテナ工事を避けたいと感じているケースも多いです。

町の電気屋さんの高齢化

アンテナ設置工事を行う業者の種類は非常に多く、私たちのようなアンテナ設置工事の専門業者だけではなく、ホームセンターや家電量販店、工務店やリフォーム業者、さらには町の電気屋さんなどが工事を行います。

ホームセンターや工務店の場合には、アンテナ工事の依頼を受け付けているだけで、実際の作業については町の電気屋さんに任せてしまっていることも珍しくありません。

このため、アンテナの設置工事では、地域の事情を詳しく知っている町の電気屋さんが大活躍だったのですが、世代交代が進んでおらず店主の高齢化によってアンテナ工事に対応できないというお店が増えています。

これまでであれば、ホームセンターや工務店などの大手が仕事の依頼を受けることで町の電気屋さんが対応するという流れが出来ていたのですが、この仕事の循環がストップしてしまっている地域が多いです。

地域の電気工事を担ってきた電気屋さんの高齢化は、アンテナ工事だけでなくご家庭の様々な電気工事や修理にかかる費用の相場が高くなる大きな原因のひとつとなっています。

デザインアンテナの知識がない

アンテナ業界で起きている大きな変化のひとつは、矢印型の昔ながらの八木式アンテナに加えて、ボックス状で壁面に設置するデザインアンテナが登場したことがあります。

これまでずっとアンテナの設置工事をされてきた町の電気屋さんなどではデザインアンテナに関する知識が無いために、費用を高く設定されているケースが多いようです。

壁面に設置するために屋根の上よりも作業環境は良いのですが、壁がどれだけの重さに耐えらえるのかや、どのように壁面に設置すれば良いのかが分からない業者さんが増えています。

エアコンやテレビ本体などの多くの家電は、時代ごとに形状や大きさが変化してきていますが、設置場所そのものが大きく変わってしまったのはアンテナくらいかもしれません。

このため、あまり勉強熱心ではない業者さんや、そもそもアンテナ設置工事の依頼件数が少ない業者さんの場合には、最新式のデザインアンテナに関する知識が乏しく、高い費用を請求されています。

アンテナ交換サイクルの重なり

アンテナの寿命が10年から15年程度のサイクルであることは、これまでの記事の中でも何度も書いてきました。

新築の住宅が建つペースは、基本的には年ごとに大きな違いはありませんので、通常であればアンテナ工事の周期についても毎年のようにバランスよく依頼が来ます。

しかし、地上デジタル放送の導入から10年ほどが経過した現在は、地デジ対応アンテナの設置によって多くのご家庭の交換サイクルが揃ってしまったために、多くのご家庭で同時にアンテナが寿命を迎える状況となっています。

アンテナ工事を行う作業員の人件費が上がり、町の業者さんなどでアンテナ工事に対応できないケースが増えるなかで、日本全国のアンテナが同時に寿命のタイミングになっていることは、工事にかかる価格の相場を押し上げる主な原因のひとつです。

交換サイクルの重なりについてご家庭で可能な対策としては、アンテナの交換時期を少し早めて周りとのサイクルをずらすのがオススメです。交換を遅くすることでも対応できますが、倒壊などのリスクが高まりますので早めの方が好ましいです。

異常気象や気候の変化

例年のようにテレビでは異常気象に関するニュースが報じられていて、異常であることが通常のような状況となっています。

常に屋根の上などの屋外にあり、風雨の影響を受けやすいアンテナは、気象や気候の変化によって従来通りの工事では不十分となるケースが多いです。

このため、アンテナ設置工事について十分な知識がない業者が担当することによって、固定金具や設置方法について従来通りの工事をすることで、アンテナの倒壊などのトラブルが発生することになります。

私たち地デジやドットコムへの依頼のなかには、他社の工事によって倒壊してしまったアンテナの付け替え工事や、傾いてしまったアンテナの補修工事も増加傾向にあり、異常気象や気候の変化を強く感じます。

もし町の電気屋さんなどの地域の事情にくわしくない業者さんがアンテナ工事に訪れた場合には、過去3年程度で発生した暴風雨や台風などの情報についてしっかりと伝えるようにしてください。

戸建て住宅の老朽化

八木式アンテナの設置工事の場合に限りますが、築30年や40年を超えた戸建て住宅については、屋根の上に登るために新築よりも強固な足場を組まなければならないケースがあります。

アンテナは10年から15年サイクルで交換工事を行いますので、毎回の工事を迎えるごとに建物は10年から15年の築年数を増していますので、建物の老朽化が進みます。

このため、もしも屋根の補修や瓦の交換などのリフォーム工事を予定されている場合には、アンテナ工事業者にも合わせて連絡を行い、業者が相互に連携しながら工事を進められるように調整するようにしてください。

屋根の工事のまえにアンテナを交換すると設置工事が二度手間になってしまいますし、屋根の工事の後に交換をすると新しい屋根に傷がついてしまう可能性があります。

アンテナ設置工事を専門に請け負っている業者の立場としては、八木式アンテナを交換し続けることは屋根や住宅にとって負担になってしまいますので、壁面設置のデザインアンテナの導入をご検討いただきたいです。

もちろん、デザインアンテナの方が設置工事の相場が高いですので、ご予算と合わせてご検討ください。

地デジやドットコムが相場より安い理由

アンテナ設置工事を専門に行う私たち地デジやドットコムには毎日、数多くのご家庭からアンテナに関するご相談や、付け替え工事などのご依頼をいただいています。

お客様のなかには既に他の業者さんからの見積もりを取得されており、セカンドオピニオンという形でご相談を受けるケースも珍しくありません。

このような場合、地デジやドットコムが相場よりも安いと驚かれることも多く、「どうして安く工事ができるのか?」と疑問に感じられることも多いようです。

単純に安いことに喜んでいただけることもありますが、なかには安いことに対して不安に感じられる方もいらっしゃるようです。

アンテナ工事の専門業者だから

地デジやドットコムが価格面やスピード、安全面などで他社よりも高いクオリティを維持することができているのは、アンテナ工事を専門に行っているからです。

アンテナ本体を安く仕入れられるという事情もありますが、やはり人件費などの作業を行う人材についての問題をクリアしていることが大きな理由です。

どのような業種や業態でも同じですが、ひとつのことに集中してサービス提供することによって、作業員やスタッフには専門的な知識が蓄積されていきます。

地域やエリアごとのテレビ電波の特性や、気象条件の変化、個性的な屋根の形をしたご家庭でのアンテナの設置方法、ケーブル配線の分岐に関する知識など、それぞれのスタッフが豊富な知識と経験を持っています。

また、アンテナ設置の専門業者であるために工事に使用する機材についても質の高いものを取り揃えていますので、現場で発生する各種トラブルに即座に対応できます。

屋根の上に登るための脚立ひとつをとっても、高所作業を前提とした長い脚立を用意していますので、経験のある作業員が安定した姿勢で作業を行うことが可能です。

工事業者の人件費の高騰や、リフォーム業者への人材の流出、町の電気屋さんの高齢化、新しいアンテナへの商品知識の充足、異常気象や気候変化への対応、戸建て住宅の老朽化など、さまざまな相場を高くする弊害をひとつひとつ取り除いて営業しています。

地デジやドットコムでは、ご家庭のテレビやアンテナに関するトラブルを最短で解決することを目標として、24時間対応のコールセンターも設置しています。

すぐに交換する必要が無いと感じているタイミングでも、まずはご相談のお電話をいただけましたら、アンテナに関する知識が豊富なスタッフが電話にて応対し、私たちが可能な限りのお答えをさせていただきます。

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