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アパートへ引っ越したときのアンテナ工事はどうしたらいい?賃貸だからこそ気をつけるべきポイントを徹底解説!

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新しい部屋への引っ越しは、何かと忙しいものです。
間取りに合わせて新しい家具を選んだり、インテリアの配置を考えるだけでも心躍ります。

アパートへの引っ越しの場合共用のアンテナを利用することが多いため、入居者の方がアンテナ工事について心配することは何もないように思われるかもしれません。

しかし事前にアパートのアンテナコネクターの状態や位置を確認しておかなければ、引っ越し先で思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

ここでは、これからアパートへ引っ越し予定の方、引っ越し先を検討中の方、アパートにおけるアンテナトラブルを知りたい方に向けて、アパートだからこそ知っておくべきアンテナ工事と引っ越しの関係を徹底的に解説します。

アパートのアンテナの管理者は物件のオーナー

アパートに引っ越しをする場合、アンテナはその賃貸アパートのオーナーが管理しています。

基本的にはひとつのアンテナを何部屋かで共用使用していることが多く、入居者は部屋にあるアンテナ端子の差し込み口にコネクターを接続してテレビを視聴します。

アンテナはオーナーの所有物となるため、入居者はアンテナに関わる経費は負担することはありません

その一方で注意しなければならないのが、入居者が自らアンテナ工事を手配することが出来ないという点です。

ちょっとした不具合でも必ずオーナーへ連絡し工事の許可を取るか、オーナーからアンテナ業者へ工事依頼を行ってもらう必要があります。

アパートへの引っ越し前アンテナチェックポイント

アパートへの引っ越しが決まったら、アンテナコネクターの位置や個数、種類、見た目の破損などを確認するようにしましょう。

具体的なチェックポイントは以下の通りです。

アンテナコネクターの位置や個数

引っ越しで一番疲れるけれど楽しいことといえば、インテリアのコーディネートを考える事ではないでしょうか。

理想の間取りに近づけるためにも、引っ越し先の部屋が決まったらまずはアンテナコネクターの位置と個数を確認しましょう。

家具を配置する際に気づく方が多いのですが、部屋のコネクターの位置によってテレビの設置場所はかなり限定されます。

そのため、もしコネクターの位置を考慮せずに部屋のレイアウトを作ってしまうと「コードが届かないせいで、テレビが見れない!」「思っていた場所にテレビが置けない」「テレビの配線が丸見えで見た目が悪い」という困った事態になりかねません。

プロのアンテナ業者であれば壁内の配線を敷きなおすことで、コネクターの端子を移動させることができます。
どうしても間取りで困ってしまう場合は、引っ越し前にオーナーに相談してみましょう。

オーナーも入居者の希望をかなえたいと思う場合がほとんどなので、早めに相談することで事前にコネクターを移動する工事を行ってくれるケースも多いようです。

アンテナコネクターの種類

アンテナ端子の形状は大きく分けて「F型アンテナ端子」「直付端子」「フィーダー端子」の3種類があります。

アパートの端子とお持ちのテレビの端子が合わない場合、うまく接続することができません。

F型アンテナ端子
現在主流の端子で、1970年以降ほとんどの家庭で使用されています。
丸いドーナッツのような形をしています。
地デジとBS/CS一体型と、地デジのみの端子があります。

直付端子
古いタイプの端子で、直接コードをネジ等で固定するタイプです。
現在主流のF型アンテナに無理やりつなぐことはできますが、BS放送はこの端子では視聴することができません。

フィーダー端子
地デジ非対応のため、現在は使用することができない端子です。
一本の配線から、2本のコネクターが角のように伸びた形状をしています。

築年数の経過した古いアパートや空室が長かった部屋へ引っ越す場合は、昔主流だった端子がそのまま残っている可能性があるため、事前に確認しておくと安心です。

アンテナコネクターの近くにはコンセントの配線が配置されていることがほとんどです。

もし工事が必要な場合、コンセント付近の作業は感電の危険性があるため、自分で対応せずに必ずオーナーに相談してアンテナの専門業者へ工事を依頼するようにしましょう。

見た目の破損がないか

入居前に確認したほうが良いのが、見た目でわかる破損です。

アンテナコネクターの一部が欠けていたり、溶けている、変形しているなど、目視でわかる不具合があれば必ず入居前にオーナーに相談しましょう。

破損があるまま無理やり使用すると、最悪の場合テレビの故障を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

アパートで引っ越し後にテレビが映らなくなったときの対処法

アパートの引っ越した後、急に「テレビが映らなくなった!」と慌ててしまうことがあるかもしれません。

この場合2通りの原因が考えられ、それぞれ対処法が異なります。
まずは落ち着いて、テレビが映らないのが自分の部屋だけなのか、周りの住人の部屋もテレビが映らなくなっているのかを確認しましょう。

自室のテレビだけが映らなくなっている場合

自分のテレビだけが映らなくなっている場合は、テレビや周辺機器の故障が疑われます。

まずは目で見て分かる故障が無いかを確認しましょう。

もし電波の受信レベルが低下しているか、受信できていない場合は、テレビに「E201」「E202」といったエラーコードが表示されます。

①アンテナコネクターとテレビの配線が抜けていないか
②端子が破損していないか
③断線していそうな部分はないか

上記で故障が見つからなければ、次はテレビのB-CASカードやチャンネル設定の確認をしましょう。

④B-CASカードの確認
B-CASカードとは、テレビを購入すると同梱されてくるデジタル放送を視聴するためのICカードです。
地デジとBS/CS共有の場合は赤色、地デジのみの場合は青色のカードです。

このカードが抜けている場合や、水濡れ、長年のほこりなどの汚れで接続が悪くなるとテレビが映らなくなる可能性があります。
B-CASカードに不具合がある場合は、テレビに「E100」「E101」「E102」といったエラーコードが表示されます。

⑤チャンネル設定を確認
引っ越してすぐにテレビが映らない場合は、テレビのチャンネルが未設定のままのせいかもしれません。

地デジは地域ごとに周波数が異なるため、チャンネル設定をしなおさないとテレビを視聴することができません。
表示できないチャンネルを選択している場合は、テレビに「E103」「E200」「E204」といったエラーコードが表示されます。

このような①から⑤までの対処法を試しても解決しなかった場合、壁内の配線など目に見えない部分が断線している可能性があります。
その場合はオーナーへ相談し、アンテナ業者に調査してもらうようにしましょう。

アパート全体のテレビが映らなくなっている場合

アパート全体、もしくは複数の部屋でテレビが視聴できない場合は、アンテナ本体に故障や不具合が起きている可能性が高いです。

しかしアパートのアンテナは共用であることが多いため、外から見て何が起きているのかを判断するのは難しい事がほとんどです。

各部屋へ電波を送る分波機や、電波を増幅するブースターの故障、悪天候などで一時的に電波の受信レベルが下がったり、台風などの影響でアンテナの向きが変わるなど、様々な原因が考えられます。

このような場合はすみやかにオーナーへ連絡し、アンテナ専門業者へ工事を依頼しましょう。

アパートでBS/CSを見たい時はどうすればいいの?

アパートでBS/CSなどの衛星放送が視聴できるのか、気になる方も多いと思います。

壁面のアンテナコネクターには、地デジのみ視聴できるものと、BS/CSと地デジの全てを視聴できるものの2種類がありますが、端子を見ただけでは判断できません。

引っ越し先のアパートがBS/CS放送に対応しているかどうかは、オーナーや不動産会社に問い合わせてみましょう。

または、インターネットで「アパート名 BS」と検索したり、入居時の「重要事項説明書」などの設備の欄に記載されていることもあります。

万一問い合わせてもわからなかった場合は、直接テレビとアンテナコネクターをつないでみる方法でも確認ができます。

テレビの「BS・110度CS入力」の端子とアンテナコネクターをつないでみて、チャンネルが映ればBS/CS放送も視聴できる端子であると確認できます。

もしBS/CSのアンテナ設備がないアパートの場合は、衛星放送用のパラボラアンテナを取り付けるか、ケーブルテレビを契約することで視聴することができます。

どちらもオーナーの許可を得たうえで、アンテナ業者へ工事を依頼するようにしましょう。

アパートで引っ越し後によくあるアンテナトラブル

アパートでは「入居後にオーナーからアンテナは自費で設置するよう言われた」「オーナーの対応が遅くて困っている」「BS/CSアンテナを取り付けてトラブルになった」などの相談をいただくケースがあります。

アンテナ設備のないアパートだった

近年ほとんど見られませんが、時折古いアパートではアンテナの設備がなかったり地デジに対応していないことがあります。

2003年から2011年にかけて日本では地デジ化が行われ、それまで使われていたアンテナではテレビを視聴することができなくなっています。
またアンテナは10年から15年で寿命を迎えるため、空室の長かったアパートではアンテナが故障しているかもしれません。

このような場合基本的にはオーナー負担でアンテナ工事が行われますが、まれにアンテナ設備を自費で行うよう要求されることがあります。

自費で工事を行った際はアンテナの所有権は入居者にあるため、退去時にアンテナを移設することもできます。
必ずアンテナ工事の際の領収書を保管しておくようにしましょう。

オーナーの対応が遅い

引っ越し後にアンテナ工事をオーナーへ依頼しても、実際に工事が完了するまでに時間が開いてしまうことがあります。

アンテナ工事の繁忙期は引っ越しシーズンと重なっているため、特に4月は手配するのが難しいことがあります。

しかし、オーナーの対応がいくら遅くとも、入居者独自にアンテナ工事を依頼することはできません

例えば入居者が勝手にアンテナ工事を依頼し、壁に新しい穴をあけて配線を通してしまったために退去時に原状回復費を請求されることも考えられます。

アンテナトラブルがあると「一刻も早くテレビを見れるようにしたい」という焦りがあるのは当然ですが、トラブルを避けるためにも、オーナーが工事を手配してくれるのを待ったほうが良いでしょう。

アンテナ工事を自費で行ってトラブルになった

アパートでBS/CSのアンテナをベランダに設置して、オーナーとトラブルになったケースがあります。

アパートの場合、実はベランダは法律で廊下と同じ「共用部分」として規定されています。

そのため消防法により火災などの避難の妨げになるものは設置できず、またオーナーの判断で美観を損ねるものなどは撤去するように要求されることがあります。

BS/CSアンテナなどを設置する場合は、必ずオーナーに事前相談をして許可を得るようにしましょう。

アパートでのアンテナ工事はオーナーに事前相談を

アパートへ引っ越すときは、共用アンテナを使用することがほとんどです。

部屋にあるアンテナコネクターに端子を接続すると、テレビを見ることができます。

基本的にはアパートのアンテナ管理はオーナーが行うため、入居者自信が工事を行うことはありません。

しかし入居後に困らないように、引っ越し前にアンテナコネクターの数や位置、種類などを確認するようにしましょう。

もしアパートへ引っ越しをされる場合に「アンテナコネクターの位置を変えたい」「テレビがうまく映らない」「BS/CSアンテナを設置したい」「オーナーがアンテナ工事をなかなか依頼してくれない」などお困りの場合は、24時間対応の地デジやドットコムにお任せください。

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お電話後に即日の工事対応も行っておりますので、ぜひご相談ください。

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