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【2023年最新版】アンテナ工事不要って本当?今話題のスターリンクアンテナを紹介

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【2023年最新版】アンテナ工事不要って本当?今話題のスターリンクアンテナを紹介

2022年10月からインターネットサービスであるスターリンクが開始されました。

スターリンクでは、専用のアンテナなどの機器を購入することで誰でも簡単にアンテナ設置をおこない、ネット回線を使用することが可能です

しかし自分でおこなうアンテナの設置には条件があり、機器の電源部を確保できない場合や、アンテナ設置箇所の上空に遮蔽物がある場合には専門の業者による電気工事が必要となります。

この記事では最新鋭のスターリンクアンテナとはどのようなものなのか、またアンテナ設置をする際に工事が必要なケースについて詳しく解説しています。

その他、テレビ視聴をおこなうためのアンテナについても紹介していますので、これからアンテナ設置や修理をご検討中の方や、インターネットテレビ視聴をしたい方などは参考になさってください。

スターリンクアンテナとは

スターリンクアンテナとは

スターリンクアンテナとは、スターリンクというネット回線を受信するためのアンテナのことです。

スターリンクは、実業家のイーロンマスク氏が率いる「スペースX社」によって提供している衛星インターネットサービスのことで、アメリカ合衆国などにおいて2020年8月にサービスが提供開始となりました。

2023年現在では45カ国の国と地域にて契約を結び、日本では昨年2022年10月からサービス提供が始まっています。

スターリンクアンテナを使用した衛星インターネットの最大の特徴は、車両搭載型である持ち運びアンテナを使用すると世界中どこにいても回線を利用できるということです。

例えば電波が繋がりにくい山間部、ネットが開通していない土地など、電源部を確保できれば、衛星から送られる回線を使用してインターネットやインターネットテレビ放送を楽しむことができるのです。

スターリンクアンテナでテレビ視聴はできない

スターリンクアンテナでテレビ視聴はできない

スターリンクアンテナはインターネットサービスを受信するためのアンテナなので、皆さんがご覧になっているような地上波放送といったテレビを視聴することはできません。

そのため地上波放送やBS・CS放送を見たい場合は、テレビ専用のアンテナを設置する必要があります。

スターリンクアンテナで視聴できるのは「インターネットテレビ」なのでご注意ください。

スターリンクアンテナを使用してインターネットテレビは視聴できる

インターネットテレビとは、ネットを介して見ることができるテレビコンテンツのことです。

インターネットテレビの特徴は、一般的なテレビ放送と違って番組を何度も好きな時に視聴可能で、また繰り返し見ることができることから通信教育に最適だといわれています。

また有名なインターネットテレビのアプリとしてHulu、Gyao、TVerなどがあり、名前を聞いたことがあるものも多いかもしれません。

これらのアプリでは、地上波で一度放送された過去のドラマやバラエティなどが再視聴可能となっています。

そして山間部や高層ビル街といったテレビ電波を受信しづらい地域にお住まいの方、テレビ自体を持っていない方でもインターネット回線を利用したテレビ視聴ができることから根強い人気を誇っています。

もちろんスターリンクでもインターネットテレビを視聴可能で、従来のインターネットが繋がりにくい場所でもネットやネットテレビの視聴ができることが特徴のひとつとしてあげられます。

スターリンクアンテナの種類

スターリンクアンテナの種類

インターネット回線を受信するスターリンクアンテナには「標準アンテナ」、「ビジネス用アンテナ」、「移動用アンテナ」の3種類が存在します。

種類1 標準アンテナ(STARLINK 標準)

標準アンテナは一般家庭用に開発されたスターリンクアンテナのことで、敷地の中に設置して日常的なインターネット利用が可能です。

こちらのアンテナは移動用ではなく、常設して使用することに適したものとなっています。

標準アンテナの種類は2種類あり、円形と角形から選択可能です。

円形アンテナ

円形のスターリンクアンテナは一番最初に発売されたデザインタイプで、大きさは58.9×30cm、高さ64.5cm、重さは7.3kgです。

円形アンテナは、BSH4CS放送用のパラボラアンテナと形が似ており、電子回路が搭載されているので重量があります。

また長さ30cmの太いケーブルを使用している円形アンテナは、屋内にある電源と接続することが困難であるという事例が数多く報告されています。

そのため重量とケーブル処理が改良された角形のスターリンクアンテナが現在の主流です。

角形アンテナ

角形のスターリンクアンテナは後発モデルのデザインタイプで、大きさは50×30cm、高さ61cm、重さは4.2kgあります。

現在はこちらの第2世代である長方形の形をしたアンテナを使用している国がほとんどです。

円形のアンテナと比較して、小型軽量化し、さらにWi-Fiルーターの機能性を向上させたものが角方スターリンクアンテナです。

種類2 ビジネス用アンテナ(STARLINK ビジネス)

ビジネス用アンテナは、企業や仕事にて使用するデータが大容量のアンテナです。

標準アンテナの2倍以上の性能で、多くの衛星にアクセスすることが可能です。

またアンテナ基の耐性が強化されており、外の厳しい環境下でも使用することができます。

種類3 移動用アンテナ(STARLINK FOR RV)

移動用アンテナは、強化したGPSをアンテナの中に搭載して、車両に常設できるよう設計されたものです。

種類1で紹介した標準アンテナは持ち運びに適していませんが、こちらのSTARLINK FOR RVという移動型のアンテナは、キャンピングカーなどに接続してまったくインターネットのない場所に移動しても安定して接続することが可能です。

スターリンクアンテナが工事不要って本当?

スターリンクアンテナが工事不要って本当?

結論から言うと、スターリンクアンテナは工事が不要の場合と必要な場合の2パターンがあります

スターリンクアンテナの設置工事が不要なケース

ご自宅に屋上や庭があり、スターリンク設置先である箇所の上空に遮蔽物がない場合、ご自身にてアンテナの設置をすることができます。

まず、スターリンクを専門の業者に申し込むと、スターリンクアンテナとWi-Fiルーターが箱に入ってご自宅に届きます。

この両方の電源を入れるだけでスターリンクの衛星から電波を受信しインターネットが使用できるというシステムです。

また、スマホなどにスターリンク専用のアプリをダウンロードすることで、常に電波の感度が良くなるよう自動でアンテナの位置を変えながら電波受信してくれます。

アンテナ設置後、アプリ等でWi-Fi設定をおこなうと30分程度で使用可能な状況となり、インターネットやネットテレビの視聴が可能です。

スターリンクアンテナ設置工事が必要なケース

アンテナ設置箇所の上空を確保できない場合や、アンテナに必要な電源部を確保できない場合、専門の業者によるスターリンクアンテナ設置工事が必要となります。

スターリンクのケーブルは初期型である円形アンテナで56V、角形である新型で48Vの電圧がアンテナへと流れるのですが、遮蔽物のない上空を求め屋根などに固定する際や電源部を確保するための工事には、電気工事士の資格が必要です。

電気工事業の登録がなければ違法工事になりますので、注意が必要となります。

標準型スターリンクアンテナの使用料金

標準型スターリンクアンテナの使用料金

山間部や離島など通信が脆弱な地域に大きな需要が見込まれることが予想されるスターリンクアンテナが2022年10月についに日本にも上陸したとお話しました。

2023年度現在、スターリンクアンテナは日本全国で使用可能で、使用料金はアンテナの機材費用として73,300円程度、そして月額利用料金として12,000円程度かかるとされています。

インターネットの電波が入らない地域にお住まいの方を除いて、日本国内にお住まいの方からするとネット使用料金としては少し割高でしょう。

ネット回線を使用したテレビチャンネルではなく、通常のテレビ放送を視聴したい方は今からご紹介するアンテナを設置することで当日からテレビを見ることができます

スターリンク以外のテレビアンテナ

スターリンクアンテナは、アンテナという名前がつきますがテレビ視聴用のアンテナではありません。

ネット回線ではなく、一般的なテレビを視聴したい場合は以下のアンテナを取り付ける必要があります。

地上デジタル放送用のアンテナ

八木式アンテナ

地上デジタル放送の代表的なアンテナといえば、八木式アンテナです。

八木式アンテナとは、魚の骨のような形をしていることが特徴で、屋根の上に設置するタイプのアンテナです。

1926年に開発されたアンテナは、約100年経った現在でもほとんど形を変えることなく使用されており、安価な価格と電波受信感度の高さから人気のアンテナです。

デザインアンテナ

デザインアンテナとは、建物の壁に設置するアンテナのことで、見た目は四角いボックスのような形をしています。

デザインアンテナの設置箇所は、屋根の上ではなく軒下、屋根裏などにも設置できるため、自然災害によってアンテナが故障するリスクを下げることができることできます。

2012年に誕生した比較的新しいこのアンテナは、おしゃれな見た目から住宅の外観を重要視する方から人気が高く、カラーバリエーションも豊富なことが特徴です。

ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナとは、デザインアンテナの新しいバーションとして開発され、オシャレな見た目と性能を兼ね揃えたアンテナです。

こちらのアンテナは円柱のような筒の形をしているため風の影響を受けづらく、壁面に設置することから周囲の建物に電波を妨害されません。

住宅が密集している集合住宅や太陽光パネルを設置してるご家庭の屋根に影響しにくいことから人気を誇ります。

BS/CSや4K/8Kなどの衛星放送用のアンテナ

衛星放送とはスターリンク同様に上空36,000kmにある人工衛星から地上にあるアンテナへと電波を送信して視聴できる放送のことです。

地上デジタル放送と異なる点として、電波が弱い地域でも受信できること、そして広範囲に大容量のデータを送ることができるということが特徴です。

衛星放送には、「BS・CSアンテナ」と「4K・8Kアンテナ」の2種類があります。

BS・CSアンテナ

BS・CSアンテナアンテナは、住宅のベランダや屋上に設置するアンテナのことで、丸くて白いお椀形が特徴です。

この丸いアンテナのことを「パラボラアンテナ」といい、日本の上空からみて南南西に打ち上げらたBS・CS放送用の人工衛星からテレビ電波を受信しています。

BS・CS放送は、地上波放送同様、NHKやテレビ朝日、フジテレビなどの放送会社が番組を手掛けており、高画質でハイビジョンの放送を数多くのチャンネルで楽しむことができます。

4K・8Kアンテナ

4K・8K放送とは、2018年に放送を開始した衛星放送で、テレビ映像の画素数が高いことが特徴です。

地上波放送は2Kハイビジョン(200万画素)で電波を受信していますが、4K放送は829万画素、8Kではなんと3300万画素で臨場感溢れる映像を楽しむことができます。

4K・8KアンテナもBS同様白いお椀型のアンテナをしており、アンテナの設置工事が必要です。

アンテナ工事不要って本当?今話題のスターリンクアンテナまとめ

アンテナ工事不要って本当?今話題のスターリンクアンテナまとめ

本日は今話題の「スターリンクアンテナ」についてご紹介しました。

スターリンクアンテナはインターネット回線のために設置するアンテナのことで、アンテナ設置箇所の上空に遮蔽物がない場合はアンテナ工事は不要です。

しかし、遮蔽物がある場合は専門の業者による電気工事が必要になるため注意しましょう。

特に日本のような住宅の間隔が広くない場合や、集合住宅にお住まいの方は、基本的に業者による設置が必要になるケースが多くなります。

またインターネット回線ではなくテレビ視聴のみをご希望の方は、スターリンクアンテナでなく、テレビ用のアンテナを設置する必要があるのでご注意ください

地デジやドットコムでは、あらゆる地デジアンテナのご相談から設置工事まで受け付けております。

テレビ電波が弱いとされる山間部、高層ビル街、テレビ電波塔から遠い地域でも、確かな技術力でアンテナ受信レベルを改善してきた実績が豊富です。

ご相談は24時間365日受け付けていますので、メールや電話からお問い合わせください。

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