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2023年にアンテナ修理が高くなる原因を解説!安く修理するコツも紹介
2023年はテレビアンテナの修理が、昨年よりも高額になる可能性があることをご存知でしょうか。
現在アンテナ業界は大きな転換期に突入しました。
近年では寿命を迎えるアンテナが急増する一方、確かな技術を持った業者が減少し、需要と供給のバランスが崩れ始めています。
そこで今回は、2023年にアンテナの修理費用が高額化する原因を、アンテナ業界の事情も含めて詳しくご紹介します。
また後半では、お得にアンテナ工事を済ませるために「安く済ますコツ」も具体的に解説しますので、これからアンテナ修理を予定している方は参考になさってください。
目次
2023年にアンテナ修理が高くなる原因
2023年にアンテナ修理の価格が高くなる原因として、プロのアンテナ業者の減少と、寿命を迎えるアンテナの急増の2点があげられます。
つまり、交換が必要なアンテナの数は増加しているのに、それを安く正確に工事できるアンテナ業者の数が不足していることで、アンテナの修理価格は全体的に押し上げられているのです。
ここでは、なぜ業者が減少しているのか、寿命を迎えるアンテナが増加しているのかを詳しく解説します。
プロの業者が減少している理由
実はアンテナ修理には特別な資格が必要ないため、アンテナ業界に新規参入する業者だけを見ると年々増加しています。
しかし、新規参入した業者のなかには十分な経験やノウハウを持っているとは言い難い企業も含まれており、主要な工事の片手間にアンテナ工事を請け負っていることもあるため、工事品質はバラバラです。
消費者はできるだけ安く、安全に工事をしたいと考えているため、結果的に新規参入業者ではなく、安く高品質な修理をしてくれるプロのアンテナ専門業者に工事依頼が集中します。
そのため、プロのアンテナ業者の忙しさが増し、予約が取りづらくなったり、アンテナ修理の市場価格が押し上がる結果になっているのです。
寿命を迎えるアンテナが急増している理由
ここ数年、2011年の地デジ化で新設されたテレビアンテナが徐々に寿命を迎えはじめ、アンテナ修理や工事の依頼自体が増加傾向にあります。
特に、地デジ化からアンテナの寿命である10〜15年が経過した2023年は「アンテナ交換の当たり年」のひとつであり、工事や修理の需要は急増するでしょう。
そのため、修理が必要なアンテナ数に対してプロの業者数が足りなくなり、結果的にアンテナ修理の価格相場が高騰しています。
工事予約が取りづらくなることも予想されるため、2023年にアンテナ工事を検討している方は早めの情報収集や工事依頼を行うようにしましょう。
アンテナ業界の動向
2023年にアンテナ修理の価格が高くなる根本的な原因を知るためには、近年のアンテナ業界の動向を把握しなければなりません。
簡単そうに見えるアンテナ修理ですがなぜ新規参入業者が次々撤退していくのか、技術力のあるアンテナ業者がなぜ減少しているのかなど、その要因を解説します。
高所作業のできるアンテナ業者の減少
テレビアンテナは今でこそ壁面に設置する小型のデザインアンテナが主流になってきましたが、ひと昔前まではほとんどのご家庭が屋根に立てる八木式アンテナを利用していました。
八木式アンテナは魚の骨に似たパーツが組み合わさっており、地上からみると軽くて小さそうに見えます。
しかし実際の八木式アンテナはどんなに小さいものでも1m以上あり、平均すると3mほど、重さは10キロ以上です。
この古い八木式アンテナを屋根の上で安全かつ正確に交換・修理するには、かなりの危険が伴います。
そのためアンテナ業界に新規参入してきた業者では経験値が足りず、高所作業のリスクを負うことができずに撤退してしまうことも少なくありません。
また、高所作業の経験がない新人を雇用して教育し、10年以上アンテナが故障しないように正確に工事するノウハウを身につけさせるには大きなコストがかかります。
このような結果、プロのアンテナ業者は減少し、アンテナ修理のコストは徐々に上がってしまっているのです。
少子高齢化による町の電気屋さんの減少
アンテナ業界でプロのアンテナ業者が減っている要因として、少子高齢化の影響が町の電気屋さんを直撃していることがあげられます。
町の電気屋さんは、エアコンの取付などの電気工事や日常の困りごとを地域密着で解決してくれる業者のことです。
この町の電気屋さんはアンテナ修理も事業の一環として請け負っているほか、ホームセンターや家電量販店などの下請け業者として活躍していました。
しかし、近年はチェーン店の増加による競争激化や、少子高齢化による後継者不足で、多くの町の電気屋さんが閉店に追い込まれています。
もし開業していたとしても、ご高齢のため危険な高所作業のあるアンテナ工事を断っている電気屋さんが多いのが現状です。
このようにアンテナ修理の第一線で工事を行っていた町の電気屋さんが減少することで、ますます技術力のあるアンテナ専門業者に仕事が集中し、相場が押し上がる結果となっています。
屋根の老朽化による足場の高額化
近年アンテナ工事の価格が高騰したり、業者が減少している要因として見落とされがちなのが、アンテナを設置する家屋の老朽化です。
地デジ化の際に設置したアンテナを交換するにあたり、築40年を超えて屋根が劣化したご家庭にお伺いすることも少なくありません。
この場合、壁面に設置するデザインアンテナや新築住宅に比べ、より頑丈で大掛かりな足場を組まなければならず、費用が高額化します。
また、アンテナを設置する屋根についての知識がない業者が工事をしてしまうと、屋根材を傷つけて雨漏りの原因になったり、最悪の場合転落事故などを引き起こしてしまうかもしれません。
技術に自信のない業者はこのようなリスクを考えて築古での工事は避ける傾向にあるため、必然的にアンテナ専門業者に仕事が集中し、価格が高くなっているのが現状です。
もしご自宅が築数十年経過している場合は、近年主流である小さなボックス型のデザインアンテナへ付け替えるか、屋根のリフォームに合わせてアンテナ工事も行うことをおすすめします。
2023年にアンテナを安く修理するコツ
これまでは2023年にアンテナ修理の価格が高騰する原因について解説してきました。
ここからは、高額化するアンテナ工事の価格をどのようにして抑えるか、修理を安く済ますためのコツをご紹介します。
誰でも簡単に実践できることを厳選しましたので、アンテナ修理を予定している方や、どのような業者に依頼するかを迷っている方は最後までお読みください。
複数社で相見積もりをとって比較する
アンテナ修理に限らずどのような工事でも言えることですが、はじめから1社に絞って見積もりを出すのは避けたほうが無難です。
アンテナ業者は特に価格もピンからキリまで様々ですし、ご自宅の状況によってはブースター(電波増幅器)などの周辺機器が必要なこともあるでしょう。
ご自宅の場所や設置したいテレビアンテナの種類、今ついているアンテナの状況などを電話で伝えると、知識のある業者であればその場で簡単な仮見積金額を出してくれます。
面倒かもしれませんが最低でも3〜5社程度、複数社に相見積もりを頼むと安心です。
また、非常にまれではあるものの、最安値や限定セールなどとホームページに料金を掲載している業者も見られます。しかし、見積りも出さずにアンテナ修理を行ったり、追加費用として出張料や作業費などを高額請求する詐欺も耳にします。
見積書を出さない業者には、絶対にアンテナ修理を依頼しないようにしましょう。
アンテナ専門業者に依頼する
アンテナ修理を安く抑えるには、専門業者に依頼するのが確実です。
アンテナ専門業者というと高額なのではないかと心配される方もいらっしゃるのですが、良心的な価格で営業している業者が大半です。
なぜなら専門業者だからこそ、アンテナ本体や部品を一括購入して仕入れコストを抑えたり、効率よく短時間で工事を行うことで1か所にかかる人件費を抑えることができるからです。
ただし、価格が安く高品質なぶんアンテナ修理の依頼が集中しやすく、直前に依頼してもなかなか希望日で予約が取れない可能性があります。
特に、2023年はアンテナ修理依頼が増加するとみられるため、アンテナ工事を予定している方は早めに日程を決め、見積りや工事依頼を済ませてしまうようにしましょう。
完全に壊れる前に定期点検をする
電子機器もそうですが、小さな不具合の修理であれば少額ですんだのに、そのまま無理やり使い続けていたせいで完全に壊れて、買い替え費用が高額になることがよくあります。
アンテナ修理も同様に、雨のたびにテレビにノイズが走ったり、風が吹くたびに屋根の上のアンテナが揺れるなどの小さな症状であれば、部品交換があったとしても6,000円~10,000円ほどの費用で収まります。
しかし、完全にアンテナが故障したり倒壊してしまった場合は、35,000~100,000円程かかり一気に高額化します。
そのほかにも故障したアンテナの撤去費用として10,000~25,000円程度必要なこともあるため、注意しましょう。
何事も価格を抑えるためには、日頃の定期点検や、少しでもおかしいなと思ったら専門家に修理を依頼することが重要です。
火災保険を利用する
もし2023年に一番費用を抑えてアンテナを修理するのであれば、火災保険の使用を検討しましょう。
実は火災保険は火事だけを対象とした保険ではなく、盗難やガス爆発、雪や落雷などでも補償が適用されます。
そのため保険の加入状況にもよりますが、例えば「風災保証」がある場合、台風などの自然災害や風による飛来物が原因でアンテナが故障した場合は補償を受けることができるかもしれません。
まずはご自身の火災保険を見直し、適用になるかどうかを保険会社に問い合わせてみましょう。
また、実際に火災保険を使用して工事を行う場合、業者の撮影する写真や見積書が申請に必要になるため、必ず「火災保険の申請経験のあるアンテナ業者」に工事を依頼することがポイントです。
火災保険に関しては「【2023年最新】テレビアンテナ修理に火災保険が適応されるケースを解説」の記事に詳細をまとめていますので、参考になさってください。
アンテナ修理をするなら早めの情報収集を
2023年は地デジ化の際に新設したアンテナが交換時期を迎えはじめる年です。
そのため多くのご家庭でアンテナに不具合が発生したり、修理が必要になることが予想されます。
しかしその一方で、少子高齢化によって高所作業に慣れたベテランのアンテナ業者が減少し、業界全体の価格が高騰したり予約が取りづらくなってきていることも事実です。
アンテナの不具合はある日突然発生するため「アンテナの調子が悪いかも」「テレビにノイズが入る」と感じても、すぐに来てくれる業者が見つからないかもしれません。
テレビが映らないと不便なので「早くアンテナを直したい」と焦ってしまい、結果的に割高でノウハウに不安の残る新規参入業者に依頼をしてしまうのは避けたいところです。
もし10年以上アンテナを定期点検していない方や、テレビ映りに不安がある方、2023年にアンテナの修理を予定している方は、早めに情報収集を行っておきましょう。
アンテナに関しての基礎知識をつけておくだけでなく、いざというときに依頼する業者にも目星をつけておくと安心です。
アンテナ修理が高くなる原因と安く済ますコツまとめ
2023年はアンテナ修理がこれまでより高額になる可能性があります。
アンテナ業界は修理を請け負う業者の数は多いものの、確かな技術力をもった実績のある業者の数は年々減少しているのが現状です。
それに加えて、地デジ化から10年以上が経過した2023年は、これまで以上にアンテナ修理の依頼が増加していくことも予想されます。
そのため、できるだけアンテナ修理の費用を抑えるためにも、早めの情報収集や業者の選定を行っておくようにしましょう。
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