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アンテナ工事で騙されるな!プロのアンテナ設置会社からアドバイス
アンテナ工事で騙されないために、知っておくべきポイントをご存知でしょうか。
近年アンテナ業界では、高齢者や若い主婦をターゲットにした詐欺や悪徳業者が増加しています。
多くの消費者はアンテナ工事に関する知識がほとんどないため、悪徳業者にいわれるがまま高額な料金を支払ってしまったり、業者と連絡がつかなくなり泣き寝入りするケースも多いようです。
私たち地デジやドットコムは、アンテナ工事実績3万件を超えるアンテナ工事のプロフェッショナル集団です。
アンテナ工事で悲しい思いをする方をひとりでも減らすため、ここではプロのアンテナ専門会社だからこそわかる騙されないためのアドバイスをご紹介します。
アンテナ工事の予定がある方やアンテナ業者選びに迷われている方、アンテナを利用されている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
なぜアンテナ工事で騙されるトラブルが増加しているのか
詳しいアドバイスに入る前に、なぜ近年アンテナ工事で騙されるトラブルが増加しているのかについて解説します。
アンテナ業界で詐欺や悪徳業者などが横行し始めたのは、2003年ごろからです。
これは地上テレビ放送がアナログ波からデジタル波に完全移行した、いわゆる「地デジ化」が行われた時期であり、工事後の高額請求や、架空工事など、多くのトラブルが発生しました。
そして現在の2020年は、地デジ化で新設したアンテナがちょうど10〜15年の寿命を迎え始め、衛星放送の4K8K高画質放送もスタートしました。
そのため寿命を迎えたアンテナの点検や交換工事を狙った悪徳業者や、衛星放送のパラボラアンテナ交換詐欺など、さまざまな悪質行為が今後増加していくと予想されています。
しかし、アンテナの基礎知識があれば騙されることなく悪徳業者を撃退することができるため、過度に恐れる必要はありません。
アンテナ工事で騙されやすいポイントは、主に4つの種類に分けられます。
1.支払い
2.アンテナの種類
3.工事内容
4.工事品質
アンテナ工事で騙されないためには自己防衛のため、相場や工事内容などをあらかじめ情報収集しておくことが大切です。
それぞれのポイントはこれからの章で詳しく解説しますので、ご自身の気になるところから読みすすめてください。
アンテナ工事の支払いで騙されないために
アンテナ工事の相談で一番多いのが、支払い関係のトラブルです。
聞いていた金額と違う、見積もりがもらえない、よくわからない費用を加算されたなど、地デジやドットコムにも多くのご相談をいただいています。
基本的にプロのアンテナ業者であれば、ご依頼をいただいてから現地調査を行い、見積もりにご納得いただけるように丁寧に説明したうえで、工事をスタートします。
もし工事中に追加で費用が必要になれば、一旦中断して依頼主に必要性を説明し、了解を取ってから行います。
勝手に施工して、後から追加料金を請求するようなことはありません。
説明責任を果たさない業者や、依頼者を無視して工事を行うような業者は、信頼できるプロとはいえません。
アンテナ工事で騙されないためには、工事金額の相場だけでなく、見積もりを提示されるタイミングも把握しておきましょう。
アンテナ工事がはじまる前に説明を求め、すこしでもおかしいと思ったら工事を断ることも大切です。
それでは、実際によく聞く事例をみてみましょう。
聞いていた金額よりも請求金額が高額になった
高額な費用を請求されるトラブルの多くは、激安を宣伝する業者に依頼することで発生します。
工事費用が相場よりも極端に安い業者は、価格だけであれば魅力的にみえるかもしれません。しかしその料金には何がどこまで含まれているのか確認を怠ってはいけません。
例えば、ホームページの料金に含まれるのは工事費用だけで、アンテナ本体や部品、出張費用、高所作業料金、祝日料金などが別途請求する業者もあるようです。
もちろんアンテナの状況はご家庭によって異なるため、私達のようなプロのアンテナ業者でも、ご依頼の際にお話した工事費用の概算と、当日の見積り費用が異なることはよくあります。
しかしあまりにも高額な工事費用を請求された場合は、見積もりを提示された段階で断る勇気も必要です。
アンテナ工事で騙されないためにも、工事を依頼する前にアンテナ工事の相場や料金内にふくまれるものを把握しておき、あまりにも安い業者は避けておくようにしましょう。
アンテナ工事の相場に関しては「価格優先の業者選び!アンテナ工事を安く済ませる方法」をご参照ください。
アンテナ工事の見積もりを出してくれない
悪徳業者では、工事が終わって支払いを避けられない状態にしてから高額費用を請求してくるケースが多いです。
その場合、調査なしでいきなり工事をはじめたり、口頭説明のみで書面の見積もりを避ける傾向にあります。
アンテナ工事で騙されないためにも、大体のアンテナ工事の流れを知っておくようにしましょう。
1.ご依頼(大体の費用概算をお伝えします)
2.現地調査(電波強度や必要な機器を調査します)
3.お見積り(確定した費用をお伝えします)
4.アンテナ工事
もし依頼した業者から、見積もりがない、料金提示がない、勝手に工事しているなどの不審な点があれば、必ず声をかけて見積もりと説明を求めるようにしましょう。
アンテナ工事で前払金を要求されることはない
アンテナ工事で騙されてしまった方で、前払金や頭金などを振り込むように要求され、振り込んでしまったケースがあります。
これは詐欺の典型的なやりかたで、お金を前払いすると連絡がつかなくなり、実際のアンテナ工事も行われません。
さまざまな業態のアンテナ業者がいるため絶対とは言えませんが、少なくともプロのアンテナ業者であれば、現地調査を行う前に料金を前払いしてもらうようなことはありません。
基本的には調査と工事をおこない、テレビ映りに納得いただいた上で料金をお支払いいただきます。
もし前払いでの料金を要求された場合は、その業者への依頼をやめておいたほうが無難です。
アンテナの種類で騙されないために
アンテナには大きく分けて6種類の選択肢があります。
1.八木式アンテナ(魚の骨型で屋根に設置)
2.デザインアンテナ(ボックス型で壁に設置)
3.ユニコーンアンテナ(ポール型で設置場所は屋根か壁)
4.室内アンテナ(小型で室内に置くタイプ)
5.パラスタックアンテナ(巨大な八木式タイプ)
6.パラボラアンテナ(お椀型で衛星放送専用)
そのなかでもここ数年のアンテナの進化は目覚ましく、特に小型でカラーバリエーションも多いデザインアンテナの需要が急増しています。
しかし、なかなか一般のご家庭でアンテナの種類に詳しい方はいらっしゃいません。
そのため、悪意のある業者に騙されてしまい型の古いアンテナを設置されたり、知識のない業者に依頼して自宅にベストなアンテナが選択できない可能性があります。
設置するアンテナの種類が変われば、料金や設置場所、テレビ映りへも大きな影響が出ることがあります。
できるだけアンテナ工事の依頼をする前に、自分でアンテナの種類を調べて基礎知識をつけておくようにしましょう。
アンテナの種類の説明がない
アンテナ工事で騙されたと感じる方にお伺いすると、そもそも作業員から設置するアンテナの種類の説明を受けていないケースがあります。
プロのアンテナ業者であれば、基本的に依頼主の希望するアンテナが設置できるよう、重視するポイントをヒアリングしながら最適なアンテナの種類と設置方法を提案します。
もしなんの説明もなく勝手にアンテナが取り付けられていた場合、倉庫で眠っていた在庫処分品をおしつけられている可能性もあるので注意が必要です。
また、BSやCSを見ないのに、知らないうちに地デジアンテナと一緒に衛星放送のパタボラアンテナも設置されて料金を請求されるケースもあります。
アンテナ工事後に気づいたとしても、取り外す費用を請求されてしまうことがあるため悪質です。
どのような種類のアンテナがあり、どこに設置するのかなどの詳細な情報は工事前にかならず確認するようにしましょう。
八木式アンテナしか設置できないと言われた
新築に目立たないデザインアンテナを設置したかったのに、八木式アンテナしか選べないと言われるケースがあります。
もちろんお住まいの地域の電波状況によっては、アンテナ工事で現地調査を行った結果、電波を受信する性能が高い八木式アンテナしか選択できないこともあります。
しかしプロのアンテナであれば、よっぽど山奥か離島でもなければブースター(電波増幅器)を活用することで希望する種類のアンテナを設置することができます。
もし強引に八木式アンテナだけをすすめてくるようであれば、下請け業者や電気会社が片手間にやっているなど、アンテナに関してあまり知識がない業者なのかもしれません。
アンテナの工事品質で騙されないために
アンテナ工事には、大きく分けて点検、修理、交換、新設の4種類あります。
アンテナはきちんと取り付ければめったに故障しませんが、それでも10〜15年で寿命を迎えるため交換が必要になります。
このようなアンテナ工事のタイミングは、自分で業者に依頼するのが基本です。
業者側から営業が来たり書類が送られてくることもありますが、「アンテナの定期点検が義務化」「10年使用したので交換しないと違法」のような危機感をあおるものは詐欺なので騙されないように注意しましょう。
また、詐欺的な言葉でアンテナ工事をすすめる業者は、金銭の搾取が目的であることがほとんどです。
そのため工事品質も低く、工事後にテレビにノイズが走ったり、すぐにテレビが映らなくなるなどの被害があとをたちません。
アンテナ工事のクオリティの良し悪しは、一般の方ではなかなか判断しづらく、騙されたことに気づいたときには業者と連絡が取れないこともあります。
このような被害にあわないためにも、ご自宅のアンテナを最後に点検した時期や、設置してからの経過年数など、状況をきちんと調べてから工事を依頼することが重要です。
不必要なところまで工事をされた
工事の品質に関して、騙されたことにすぐ気付く方は多くありません。
悪徳業者の工事後に「やっぱりテレビの調子が悪い」と、弊社のようなプロのアンテナ専門業者にご依頼いただき、そこで初めて不必要な機器をとりつけられていたり、配線が露出したまま設置されているなどのずさんな工事に気付く方がほとんどです。
インチキ業者にあたってしまうと、ちょっとした不具合でもアンテナが故障していると嘘の見積もりを作成し、アンテナ本体から部品まで、すべてを取り替えてしまうケースもあります。
「いますぐ工事しないと危険」「すべて交換が必要」など、アンテナ業者の説明や工事内容に少しでも不信感を持つようであれば、工事をキャンセルしたほうがよいでしょう。
雑なアンテナ工事をされてすぐテレビが映らなくなった
業者によってはアンテナ工事のクオリティが低く、工事後にすぐにテレビがうまく映らないなどのトラブルが起きることがあります。
もちろん優良なアンテナ業者でも、人的ミスなどで工事後に問題が発生することもあります。しかし、このような場合は、一般的な業者であれば工事後の保証期間で再修理に対応してくれるはずです。
その一方で、工事後の保証がない業者も存在します。
その代表例が悪徳業者です。もともと適当な工事を行って連絡を断つケースが多いため、基本的に保証期間を設定していません。
また、大手家電量販店などの下請けで派遣されてくる企業も、工事後の保証がつかないことがあります。
アンテナ工事にきちんとした保証があるかどうかは、その業者の品質を見極めるひとつのポイントです。
騙されないためには、工事を依頼する前に、価格や内容はもちろんですが、アフターフォローについてもきちんと確認しておくようにしましょう。
アンテナ工事で騙されないためのアドバイスまとめ
今回は、アンテナ工事で騙されないためのアドバイスを、プロ目線でお伝えしました。
アンテナ工事は特別な免許が必要なく、ほとんどの方はアンテナの工事内容や価格相場をよく知らないため、詐欺師や悪徳業者に狙われやすくなっています。
せっかくアンテナ工事をしたのに「騙されてしまった」「思っていた工事と違った」などの悲しい思いをする方が少なくなるように、アンテナ工事前にはできるだけ情報収集をしておくことが大切です。
私たち地デジやドットコムは、業界でも老舗のプロのアンテナ専門業者です。
工事実績3万件を超えながらクレームはいただいたことがありません。
専門知識を持つスタッフが24時間365日ご相談をお受けしておりますので、アンテナ工事で騙されたと感じている方、これからのアンテナ工事にご不安がある方は、ぜひ地デジやドットコムまでご連絡ください。