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アンテナ修理の価格相場をまるごと解説!故障例ごとの費用を一挙紹介

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アンテナ修理の価格相場をまるごと解説!故障例ごとの費用を一挙紹介

アンテナ修理と一口に言っても、故障例や修理の方法、価格相場や故障を見極める注意点などは多岐にわたっており、設置工事と比べると理解するのにも一苦労です。

特にお客様の側からすれば、各修理ごとの価格相場ほど、あらかじめ知っておいて安心するポイントはありません。

今回は故障例ごとに詳しい解説を行いつつ、修理依頼時に掛かる価格相場はどれくらいであるのかについても紐解いていきます。

また、業者を呼ばずとも実行出来る、簡単な故障の解消方法についても一部ご紹介しておりますので、最後までお目通しいただけると幸いです。

故障例①アンテナの向きがズレた

故障例①アンテナの向きがズレた

地上デジタル放送用アンテナ「八木式アンテナ」は、高い電波受信感度と安価なアンテナ本体価格を両立した、非常に人気の高いアンテナ機種です。

しかし、少しでも向きがズレてしまうとノイズが発生してしまい、最悪の場合は映像そのものが完全に映らなくなってしまうといった欠点も持ち合わせています。

また日本における唯一の衛星放送アンテナである「パラボラアンテナ」に関しては、数ミリのズレが生じただけで視聴が不可能になる等、甘く見られがちですが「アンテナの向きのズレ」も立派なアンテナの故障のひとつなのです。

アンテナ角度調整の価格相場

ただアンテナの向きを直すだけであれば、さほど料金も掛からないようにも思えますが、多くの場合はアンテナ全体の点検、必要であれば再固定作業もセットで行わなければなりません。

その諸々の費用も含めると、価格相場はおおよそ3,000円から10,000円ほどです。

ただし、足場の悪い場所や3階建ての一戸建て等、通常より危険な場所での作業であった場合には、追加料金が発生する可能性がありますので、依頼をする時点で業者とよく相談をしておくようにしてください。

自分で直せない位置のアンテナは素直に修理依頼を

アンテナの機種の一部は、ベランダや壁面といったような「手の届く場所」に設置されている場合があり、そういった場合に限っては手動で向きを調整し直すことも可能です。

しかし、アンテナ本体の向きがズレてしまったということは、すなわち固定器具の強度が弱まり始めていることの裏返しでもあります。

ただ不調を解消するだけではなく、ズレの再発も防止したいというのであれば、やはり業者に依頼した上できちんとした修理をしてもらうことを強く推奨します。

また、不調を来しているアンテナが、屋根上等をはじめとした手の届かない位置に設置されていた場合に関しても、無理をして作業しようとするのは大変危険ですので、同様に業者を頼るようにしてください。

故障例②アンテナ本体の破損・倒壊

故障例②アンテナ本体の破損・倒壊

日常生活や強風に伴う飛来物が衝突した際、または大量の雪などが積もり重なった際などに、アンテナ本体が破損してしまったり、倒れてしまうことがあります。

また、こういった分かりやすい物理的なダメージだけではなく、弱酸性のものもある鳥のフンなどがアンテナにこびり付いて表面を溶かしてしまい、受信感度を損ねてしまう「汚損」も存在しており、名前以上にそのメカニズムは複雑です。

受けたダメージの大小によって、修理に掛かる依頼料の相場も異なりますので、ご自宅のアンテナが受けた被害の度合いを鑑みた上で、次のどのケースに該当しているかを判断してみてください。

アンテナを立て直して再使用できる場合の価格相場

アンテナは倒れてしまったものの、肝心の本体が被った損傷は軽微であり、立て直せば再使用可能であった場合に当てはまるケースです。

アンテナを再固定する際に発生する費用を含めると、価格相場はおよそ10,000円から25,000円ほどですが、倒れたのにも関わらず致命的なダメージを受けていないというケースはあまり多くはありません。

修理予算はあらかじめ、アンテナの交換が必要になった場合を想定して組んでおくと安心です。

アンテナの交換が必要な場合の価格相場

元の位置に戻し、再固定しただけでは再使用可能にならなかった場合、アンテナ丸ごとの交換が必要不可欠です。

必要な費用は新たに設置する機種にも依りますが、壊れて使えなくなったアンテナ本体や、それに付属する各種関連機器の撤去代も込みで約33,000円から60,000円ほど掛かります。

費用を安く済ませたい場合は、交換後に使用する新規アンテナを安いものにする他ありませんが、コストパフォーマンスに優れる「八木式アンテナ」は自然災害に対する耐久性があまり高くなく、設置したとてまた壊れてしまったら元も子もありません。

別記事「アンテナ工事の相場を解説!八木式アンテナとデザインアンテナのタイプ別の相場」では、そんな「八木式アンテナ」と損傷のしづらい「デザインアンテナ」といった二つを、価格や性能といった様々な面で比較した上でご紹介しています。

アンテナ工事の相場を解説!八木式アンテナとデザインアンテナのタイプ別の相場

支線アンカーを使って倒壊を予防しよう

「八木式アンテナ」や「パラスタックアンテナ」は、専用の補助機器「支線アンカー」を用いることで、強風等によるアンテナ本体の倒壊リスクを低減することできます。

この支線アンカー自体は、街中で見かける街路樹や電信柱などに使われている、黄色と黒の縞模様をしたワイヤーと同様のものです。

八木式アンテナやパラスタックアンテナは、数あるアンテナ機種の中でも特に強風による影響を受けやすい部類に入りますので、ぜひ導入を検討してみてください。

故障例③ブロックノイズが発生するようになった

故障例③ブロックノイズが発生するようになった

この「ブロックノイズ」とは、主にテレビ画面上に発生する、モザイクのようなブロック状のノイズのことを指します。

特に、ビデオ映像等ではなく地上波放送・衛星放送を見ている時に発生するケースに関しては、テレビではなくアンテナの方に問題が発生している可能性が高く、ノイズを無くすには適切な修理が必要です。

ブロックノイズ解消に掛かる価格相場

アンテナを問題としているブロックノイズであった場合、そのほとんどが「受信できている電波の量が不足している」ことが原因です。

こういったケースの場合は、電波不足を解消できるアンテナ関連機器「ブースター」を追加設置することで、ノイズの解消を図ります。

気になるこの「ブースター」の設置価格相場につきましては、おおよそ15,000円から30,000円ほどです。

ブロックノイズは自分で直せる?

「ブロックノイズ」はアンテナ本体・アンテナ関連機器の損傷が原因で発生している場合もありますが、中にはちょっとした手作業や確認を行うだけで解消されることもあります。

その多くはテレビ本体の再設定や、テレビ周りのコードや機器の確認に留まっていますので、あくまで特段アンテナやテレビにまつわる専門的な知識を要求されることもない一手間に過ぎません。

ここではそんな「ブロックノイズ解消の依頼を出す前に試しておきたいこと」として、以下のような3つの簡単な確認事項を紹介していきます。

B-CASカードを挿入し直す

テレビは側面に「B-CASカード」という専用のカードが挿入されており、これが正常に挿されていなかったり、カード側に不備があったりした場合には、時として不具合を引き起こしてしまいます。

まずはこの「B-CASカード」の接触不良が起きていないかどうかの確認のために、何度か抜き差しを繰り返してみてください。

それでも直らなかった場合は汚損も考えられますので、取り出したカードを乾いた布で拭き取り、再び差し込んで画面が正常化するかをどうかを確かめてみましょう。

チャンネル設定・スキャンをする

「チャンネル設定」ならびに「スキャン」とは、地域ごとに異なっているチャンネル番号と電波の組み合わせを設定するために備え付けられている、テレビ本体の機能のひとつです。

ブロックノイズが画面上に発生した際は、これを再び設定し直すことによって、ズレていた値が正常域に戻り、ノイズが解消される場合があります。

各種端子の接触不良がないか確認する

テレビとアンテナケーブルを繋いでいる端子に、接触不良や損傷が発生していないかを確認してください。

本来、このアンテナケーブル端子には「芯線」という導体があり、この「芯線」が折れていたり歪んでいたりした場合、電波強度が低下してブロックノイズを発生させてしまうことがあるのです。

他のテレビとケーブルを交換した際にノイズが解消された場合は、アンテナやテレビではなくケーブルが原因となっている可能性が高まりますので、アンテナケーブルを買い替えた上で繋ぎ直してみましょう。

テレビにノイズが入った際の細かい対処法については、下記の記事「アンテアが原因?テレビの録画にノイズが入る原因と対策法」においても解説を行っておりますので、こちらに関してもぜひご覧ください。

アンテナが原因?テレビの録画にノイズが入る原因と対処法

故障例④複数台あるテレビのうち1台だけが映らない

故障例④複数台あるテレビのうち1台だけが映らない

一般的に、アンテナ本体に対してなにか不具合が発生した際には、特定のテレビ1台のみが映らなくなることはなく、すべてのテレビが一斉に不調に陥ります。

他のテレビは問題なく映るのにも関わらず、1台だけ映像が映らなくなってしまった場合、アンテナではなく各種配線や分配器等に故障が起きている可能性が非常に高いです。

分配器・配線工事の価格相場

分配器や配線機器の修理・交換工事というのも、普段アンテナ修理を依頼している業者が請け負ってくれます。

ケーブルが抜け掛けていた等の軽微なトラブルだった場合は点検料のみで済みますが、配線が断線していたり、分配器が完全に故障していた場合には10,000円から30,000円ほどの修理費用が発生しますので、予め頭に入れておくようにしましょう。

故障例⑤近所で工事が行われた後、テレビ映りが悪化した

故障例⑤近所で工事が行われた後、テレビ映りが悪化した

新設された建物によって、元々の電波の流れが阻害されてしまい、テレビの映りが悪くなってしまう場合があります。

また近所での工事に限らず、遠方に高層ビル等の建造物が建った場合にも同様の不具合が発生する場合があり、こちらに関しても注意が必要です。

主な解決手段としては、適切なアンテナ機種への交換や移設、受信電波を増幅させるアンテナ関連機器「ブースター」の設置等があります。

アンテナ移設・交換に掛かる費用相場

アンテナを一度元の場所から取り外し、電波を受信しやすい別の場所に設置し直す移設作業には、およそ15,000円から20,000円ほどの工事料金が発生します。

ただし、今まで使用していたアンテナを撤去した上で、新しい機種に交換する場合に関しては、交換後に設置する機種によって価格が異なってしまうため、相場も33,000円から66,000円と振れ幅が大きいです。

撤去費用単体の価格相場は5,000円から20,000円となっており、これにアンテナ機種ごとの価格相場を組み合わせることでおおよその依頼料が見えてきます。

なお数あるアンテナ機種の中でもとりわけ代表的な「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」の二種の価格相場ついては、それぞれ別記事「アンテナ工事の相場を解説!八木式アンテナとデザインアンテナのタイプ別の相場」にて解説しておりますので、ぜひ参考になさってください。

アンテナ工事の相場を解説!八木式アンテナとデザインアンテナのタイプ別の相場

アンテナ修理の価格相場とは?まとめ

アンテナ修理の価格相場とは?まとめ

今回は主に、アンテナの代表的な故障例と、それぞれに掛かる修理代の価格相場について解説していきました。

アンテナの向きがズレてしまい、テレビの視聴に支障をきたすようになってしまった場合、業者に修理を依頼した際の料金相場は3,000円から10,000円ほどです。

倒されたアンテナの立て直し・再固定にはおおよそ15,000円から25,000円掛かり、損傷が酷く、交換が必要であった場合に関しては最安で33,000円、最高で66,000円ほどの依頼料が必要です。

また、電波不足に起因したブロックノイズに関しては、「ブースター」の追加設置によって、15,000円から30,000円ほどで解決が見込めますが、B-CASカードやテレビの設定、アンテナケーブルなどが原因である場合もあります。

弊社「地デジやドットコム」は、今回ご紹介したすべてのアンテナ修理に対応している他、24時間365日、専用のご相談用窓口を開放しています。

アンテナの修理依頼だけでなく、故障しているかどうかの確認方法や、お客様ご自身の手で出来る簡単な修理の仕方まで、幅広くお使いいただくことが可能です。

アンテナの工事依頼もご相談も、技術・スピード・品質で選ばれる「地デジやドットコム」まで、どうぞお気軽にお声掛けください。

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