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アンテナ工事の流れを詳しく解説!依頼方法から設置・修理・交換の作業内容を紹介
アンテナ工事を依頼する前に調べておくべきポイントのひとつが、「アンテナ工事の流れ」です。
依頼料の相場やアンテナ本体の値段、業者の選び方などが注目されがちですが、事前に流れを知っておけば、些細なことで疑問を持たずに済むうえ、依頼から工事完了までスムーズに運びます。
また、何よりも「今、何をやっているのか」が分かりますので、より工事に対する安心感が増します。
今回の記事では、アンテナ専門業者のうちの1社である弊社「地デジやドットコム」に依頼した例を参考にしつつ、依頼の段階から作業完了までの流れを徹底的に解説していきます。
設置工事や修理工事、交換工事など各種工事のながれをわかりやすくご紹介しますので、これから実際に依頼を考えているお客様は、ぜひご自身の依頼ケースに当てはまる項目を探し、照らし合わせてみてください。
目次
アンテナ工事の流れ① 業者を探す
まずは各アンテナ業者が運営しているホームページにアクセスし、掲載情報を確認した上で、実際に工事を依頼するか否かを判断していきましょう。
この時注目したいポイントは主に「活動期間の長さ」と「保証書の内容・期間」、「施工件数の多さ」の3つです。
それぞれ、「活動期間3年以上」、「保証書の期間10年以上」、「施工件数10,000件以上」といった実績があれば、安心して依頼できる業者の証明になりますので、ホームページの内容を確認する際にはこれらを意識して見るようにしてください。
また、アンテナ工事の価格相場を知るためにも、気になったアンテナ業者があれば複数社に問い合わせ、相見積もりを取ることが大切です。
アンテナ工事の流れ② お問い合わせ
依頼したいアンテナ業者が絞り込めたら、次は2〜3社に問い合わせを行い、相見積もりをとりましょう。
工事内容や料金プランなどで各社差があるため、できるだけ希望や予算にあったアンテナ業者を探すことが大切です。
ここでは、実際に依頼のやり取りを行う際に意識したいポイントを2点確認します。
家や地域の特徴は出来る限り伝えておく
現場の情報が正確であればあるほど、依頼時における見積もり書の作成がよりスムーズになる上、内容の精度も高まります。
もし屋根の形が特殊だったり築年数が古いなど、特殊な事情がある場合に関しては、依頼を持ち掛ける時点で詳細を伝えておくよう心がけてください。
作業上の懸念点や設置したいアンテナ機種などに関しても、この問い合わせの段階で出来る限り伝えておくようにしましょう。
火災保険や保証書の適用も考慮に入れる
台風をはじめとした自然災害を原因とした故障の修理費には、「火災保険」や「保証書」が適用できる場合があります。
「保証書」に関しては、適用期間を過ぎていると使用できない可能性もあるので、あらかじめ記載されている情報をよく確認しておくようにしましょう。
また「火災保険」に関しては、別記事「【2023年最新】テレビアンテナ修理に火災保険が適応されるケースを解説」にて詳細な解説を行っておりますので、実際に火災保険を適用した修理をお考えのお客様はぜひご覧ください。
依頼方法について
問い合わせ方法、依頼方法は「電話」と、メールアドレスを用いた「専用フォーム」の2種類が主流です。
それぞれどのようなメリットがあり、どういった注意点があるのか、弊社「地デジやドットコム」における実例も交えつつ見ていきましょう。
電話で依頼する場合
本格的なアンテナ工事の依頼だけではなく、あくまでアンテナや各種関連機器についての相談だけでも受け付けている業者が多く、アンテナに関するさまざまな悩みを、それも柔軟に解決することができます。
また、メールなどをはじめとした文面を使うやり取りとは異なり、リアルタイムでの質疑応答を繰り返す関係上、意思疎通にズレが生じにくい点についてもプラスポイントです。
弊社「地デジやドットコム」の場合、最短2分で依頼の予約を完了できるほか、現場の専門知識を持つスタッフが常時対応に当たっていますので、その場ですぐにどのくらいの費用が発生するかをお答えできます。
専用フォームで依頼する場合
こちらは各社が設けている専用のお問い合わせフォームに対し、住所やメールアドレス、電話番号等の必須事項を入力し、やり取りを重ねる形での依頼方法です。
即時応答ではないため、電話応対と比べて主にレスポンス面では遅れを取りますが、電話の応対が苦手であったり、まとまった通話時間が取れないといった方においては役立ちます。
基本的な返信の速度は各社とも早く、多くの場合1日未満に返答が来ますが、休業日や営業時間を設けている業者に関しては、数日の遅れが発生することもあるため注意しましょう。
参考までに、弊社「地デジやドットコム」は24時間365日営業しておりますので、専用フォームを用いた応対に関しましても、原則1営業日以内に返信することが可能です。
アンテナ工事の流れ③ 日程調整
複数社で見積もりを取り、アンテナ業者の出した見積り書の内容や金額、工事計画などに納得できたら、次は工事の日程と時間帯を協議します。
地域にもよりますが、最短だと依頼したその日中に施工が可能な場合もあり、中でも特に電話での問い合わせであれば、一気に見積もりから日程までを決めることも可能です。
また規定により、アンテナ工事日はお客様の在宅が必須ですので、必ず家にいることが出来る日を選択するように気をつけてください。
アンテナ工事の流れ④ 現地調査・施工
設置・交換工事の場合は、専用の業務用電波測定器等を使用して、現場一帯の電波状態、受信電波の強弱等を調査します。
この調査の結果によって、お問い合わせの際に希望していたアンテナ機種が実際に設置可能であるかどうか、また適切な設置場所はどこかを判断していくことになります。
また、アンテナ修理を行う場合は、不具合を起こしたアンテナが再使用可能かどうかや、アンテナ以外に原因が無いかをまず調査した上で施工を開始します。
この現地調査が終了したあと、最終的かつ正確な見積もり書が手渡されますので、よく確認するようにしてください。
双方この見積もり書や施工の内容に納得した時点で、施工に移っていきます。
設置工事の流れ
どの機種のアンテナを設置する場合であっても、本体を設置して固定化作業を行う流れは共通です。
ただし、ベランダや屋根裏、軒下といったような場所ではなく、屋根上をはじめとした足場の不安定な高所作業に関しては専用の足場を組んでから作業を開始します。
その後の流れは以下のとおりです。
①アンテナ本体・アンテナ関連機器の設置等の基本的作業を行います。
②固定器具を用いてアンテナを設置、必要な場合はブースターなどの周辺機器も合わせて取り付けます。
③作業が終わり次第足場を外します。
③最後にテレビに放送が映るかどうかを確認して撤収、というような形が一般的です。
また、すべての工程が終了した後に渡される「保証書」に関しては、次回故障時に有効活用できる可能性が高いので、しっかりと保存しておくようにしましょう。
完全新規の導入だった場合
新築物件など、地上デジタル放送用・衛星放送用を問わず、アンテナの設置が完全新規であった場合、室内における専用の配線工事も行います。
またこのうち衛星放送用アンテナの設置が新規であった場合は「分波器」、2台以上のテレビがある場合に関しても「分配器」の設置が必要不可欠です。
ただし、これらの追加工事は別途で違う専用の業者を雇わなくてはならないというわけではなく、あくまでアンテナ設置を行う施工業者が引き受けてくれる場合がほとんどです。
修理・交換工事の流れ
故障したアンテナが再使用可能であった場合は、必要に応じて損傷した細かいパーツの交換を行い、本体を再度固定し直します。
ただし、アンテナの再使用が不可能と判断された場合に関しては、その故障したアンテナを撤去するか、撤去した後に新規のアンテナを設置するかについて、お客様と改めて協議した上で作業を行います。
一般の方ではアンテナが再利用できるかどうかは判断しづらいため、修理依頼は撤去・交換にかかる費用もあらかじめ視野にいれておくとスムーズでしょう。
保証書が渡されるタイミングに関しては、設置工事と同じくテレビのチャンネル設定が完了し、正常に映ったことを確認した後です。
アンテナの撤去のみを行いたい場合
あくまで設置・修理・交換といったような内容だけではなく、不要なアンテナの撤去・破棄のみの作業についても同様に依頼することが可能です。
ただし、あくまでアンテナ本体が壊れていない場合、機種や状況によっては新設するよりも新居に移設してしまった方が安く済むケースも十分に考えられます。
アンテナの廃棄については「アンテナの廃棄方法を総まとめ!自分でできる処分方法や業者を解説」、引っ越しに伴うアンテナ事情については、「引っ越しでアンテナ工事を安く済ますには?新設か移設かをお得に選ぶコツを紹介」にて詳しい解説を行っておりますので、参考になさってください。
アンテナ工事の流れ⑤ アフターフォロー
アンテナ工事が終了した後の「アフターフォロー」は、「保証書」と「無料点検」の2つの要素に大別されます。
どちらも知っておいて損はない存在ですので、それぞれどのような仕組みになっているのか、注意点はどこであるのか等をきちんと把握しておきましょう。
「保証書」とは?
アンテナ専門業者の多くは、施工完了後に「保証書」を手渡しています。
「保証書」があれば、保証の範囲内において施工ミスや自然災害による故障などが発生した場合、適用することで返金と原状回復を要求できたり、適切な工事を無料で再依頼することが可能です。
また、業者によって期間や細かい内容が異なっていることも特徴のひとつです。
期間は短ければ数ヶ月程度、長ければ15年や20年と大きな開きがあるほか、自社のミス以外に自然災害による損傷に対しても無料で対応する旨を記しているものもあります。
特にアンテナの耐用年数は傾向から見て10年から15年ほどとなっていますので、この寿命年数以上をカバーできる保証期間を持った保証書がベストでしょう。
「無料点検」とは?
5年や10年といった節目で、アンテナの状態をチェックしてくれる「無料点検」をアフターサービスのひとつとして掲げている業者は少なくありません。
無料点検の内容としては、現地に赴いた上での本体に対する点検作業のほか、電話窓口でのサポートも含まれています。
ただし、無料点検後の修理などには別途料金が発生しますので、点検に来てもらう前に「どの範囲までは無料なのか」をきちんと確認しておくと安心です。
アンテナ業者のアフターフォローに関する更に詳しい解説については、以下の別記事「【2023年最新版】アンテナ工事の補償内容は各社違う?修理保証や期間について解説」をご参照ください。
アンテナ工事の流れとは?まとめ
今回は、アンテナ工事における実際の流れについて、依頼方法から設置・修理・交換の作業内容、工事完了後のアフターフォローの内容までを詳細に解説していきました。
工事の依頼先は「活動期間3年以上」「保証書の期間10年以上」「施工件数10,000件以上」の3要素を満たしている業者が望ましいです。
また、電話・専用フォームといった依頼手段に関係なく、現場の詳細やこちらの要望をあらかじめ詳しく伝えておくようにしましょう。
工事日は必ず在宅可能な日でなければならず、工事の前段階である現地調査の際に、電波強度が弱い等のアクシデントが発生した場合には、工事内容の変更の是非について、よく業者と協議を重ねた上で決定しなければなりません。
テレビ映りを確認し、すべての工事が完了した際に渡される「保証書」に関しては、有益なアフターフォローの確約書なので、大切に保管しておきましょう。
アンテナ専門業者である弊社「地デジやドットコム」は、24時間365日対応しており、最短で即日での施工も承ります。
電話で問い合わせをいただければその場で簡単な見積もりもお伝えできますので、他社との比較検討もスムーズだと多くのお客様からご好評を頂いています。
アンテナに関連したご依頼・ご相談は、ぜひ「地デジやドットコム」までお気軽にお声掛けください。