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【2023年最新版】アンテナ工事の補償内容は各社違う?修理保証や期間について解説
アンテナ工事を依頼する際に重要視する点としてどのようなものがあるでしょうか。
「家から近い業者」「ネットでの口コミが良い会社」など判断基準はたくさんありますが、その中に「保証内容が手厚い会社」もあげられます。
これからアンテナ設置をお考えの方やアンテナが急に故障して修理が必要な方は、アンテナ業者の保証内容にはどんなものがあるのかしっかりと確認してから依頼することが大切です。
もし保証内容が不十分なアンテナ業者を選んでしまうと、万が一の故障や不具合が発生したときに、修理・交換などで余分な手間や追加料金が発生する可能性があります。
この記事では、2023年最新のアンテナ業者の保証内容や保証を受けることができる期間などについて詳しく解説します。
目次
アンテナ工事の保証内容でよくあるトラブル
アンテナ工事をおこなう会社には施工後の「保証がある業者」と「保証がない業者」が存在します。
「保証がある業者」では、保証期間が約5年から10年であることが多いです。
ここでよく誤解を受けやすいことは、保証期間内であればどんな故障でも保証してもらえるということです。
アンテナ業者によっては長期間保証を約束していても実際の契約書には「業者の施工不備やアンテナが倒壊した際のみ保証」など分かりづらい書き方をしているケースがあります。
これでは、「テレビ映りが悪い」などといったよくあるアンテナトラブルが起こった際には有償修理となって、余分なお金がかかってしまいます。
保証期間のある施工会社を選ぶ際には「どのような場合に無償修理になるのか」を質問してから依頼すると安心です。
アンテナ工事の保証対象となるものとは
アンテナ工事の保証を受けられるケースにはいったいどんなものがあるのでしょうか。
アンテナ業者によって保証内容はさまざまですが、保証内容に含まれていることが多い内容をご紹介します。
アンテナ取り付け作業員のミスのケース
業者によって保証内容はさまざまですが、「施工をおこなった作業員の不手際」によりアンテナトラブルが発生すると保証を受けることができる場合が多いです。
アンテナ業者の施工ミスで発生する具体的な症状は、「アンテナ設置後すぐにテレビにノイズが入る場合」や「アンテナが傾いている」といった場合です。
アンテナ自体の初期不良
アンテナ作業員のミスではなく、アンテナ自体の初期不良や自然故障が起こることがあります。
通常、保証がある業者の場合、アンテナ設置後1年以内であればアンテナのメーカー保証にて無償でアンテナを再設置することが可能です。
アンテナ工事の保証対象外となるものとは
長期間の保証をうたっている業者であっても、今からご紹介する内容は保証対象外といった業者が多いことが事実です。
アンテナ工事を依頼する際に、業者に保証内容について問い合わせすることで、安心してサービスを受けることができます。
自然災害によるアンテナの故障
よく「台風でアンテナが壊れたので修理したい」とお問い合わせを頂くことがあります。
その他にも地震や、落雷、洪水、大雪、強風による飛来物にてアンテナが倒壊したといったケースもありますが、これらの自然災害によるアンテナ故障はほとんどの業者が保証対象外であることが多いです。
もしアンテナ業者のサイトに「自然災害も保証します」と記入があった場合でも予期せぬ異常気象には対応していないケースもあるため、アンテナ業者を選ぶ際に自然災害とはどのような災害を想定していうのかを確認するようにしましょう。
ご自宅周辺環境の変化によるテレビ映りの不具合
BS・CSアンテナは宇宙にある衛星から電波を受信しているため、自宅周辺の環境によりテレビ映りが変化することはありません。
しかし地上波テレビの電波は、地上にある基地局から電波を受信しているので、アンテナを設置している自宅周辺に大きなビルなどの建築物が建つと電波が遮断され受信障害が発生します。
これらの周辺環境の変化にはアンテナ修理の保証対象外となります。
電気系統のトラブルによるアンテナの不具合
家の中の電力を過剰使用した場合や、災害によって停電が発生することがあります。
このような電気トラブルが原因でアンテナが故障した際には、アンテナ業者の保証対象外になることがほとんどです。
加入されている火災保険の中に「落雷保証」がある場合は、雷によるアンテナ故障も保証の対象となるため、必ず保険会社に電話で確認するようにしましょう。
その他のアンテナトラブル
その他にご自身でアンテナをDIYした場合や、アンテナ設置工事後に他の業者さんから修理を受けた場合などもアンテナ保証を受けることができないため注意が必要です。
アンテナトラブルに火災保険が使用できることがある
自然災害が原因となって生じるアンテナトラブルは、業者の保証外であるとお話しました。
もし台風などの自然災害を受けてアンテナが故障した際には、契約中の「火災保険」が適応となり修理ができる場合があります。
この記事をご覧になっている方は、アンテナ保証を重要ポイントにお考えの方が多いのではないでしょうか。
そのため簡単にアンテナ故障時に使用することができる火災保険の種類について説明をいたします。
賃貸住宅を契約する際や、戸建て住宅を購入する際に加入する火災保険には、アンテナ修理費用が全額負担になる「フランチャイズ方式」と一部負担になる「免責方式」があるため、それぞれの違いをみてみましょう。
フランチャイズ方式の火災保険
フランチャイズ方式とは最初に故障するかもしれない物の保証金額を設定する方式の保険内容です。
例えば「20万以上」で契約をおこなっている場合は、自然災害にて損害を受けた物が20万円以上になった時にのみ自己負担金なく保険金が降ります。
もしこの保証内容で20万円以下の物が損害を受けた時は、保証の対象外となり1円も支払われることはありません。
自然災害にてアンテナが故障した場合、修理代金に20万の代金がかかることがないため、アンテナ修理にだけ焦点を当てると、火災保険のフランチャイズ方式は活用が難しいといえます。
免責方式の火災保険
免責方式の火災保険の場合、自然災害で発生したアンテナ故障の被害額から免責金額を差し引いた金額を火災保険会社が支払うというものです。
「免責」というのは自己負担するお金のことを意味し、契約される保険会社や契約時の設定によって金額が異なります。
自然災害によってアンテナが故障し、修理金額に6万円かかったとします。
火災保険の免責額を3万円に設定している場合、自己負担額は3万円、また保険会社が残りの3万円を支払ってくれることになります。
火災保険について契約によって様々な種類があるため、2023年の火災保険について詳しくは以下のリンクをご参照ください。
アンテナ工事の保証内容は業者によってさまざま
アンテナ工事には特に資格や免許が必要ないため、どのような業者の方でも依頼を受けて工事をすることができます。
そこで特に皆様がアンテナ設置や修理を依頼することが多い業種を3つご紹介します。
それぞれの業種のアンテナ保証について注目してみてみましょう。
街の電気屋さん
街の電気屋さんとは、家に関するあらゆる修理や工事をおこなってくてくれる個人タイプの電気屋のことです。
もちろんアンテナの修理や新設取り付けなどもおこなっているため、アンテナ工事を依頼することが可能ですが、一つ大きな問題点があります。
街の電気屋さんは個人で店舗を運営している方が多く、アンテナ工事に長期的な保証があったとしても、もし廃業となると保証を受けることができません。
テレビアンテナは他の電化製品に比べて高寿命で耐久性がある家電のため、できるだけ大きな会社で長期間の保証を受けれる業者に依頼するほうが良さそうです。
家電量販店
家電量販店やホームセンターなどの大手企業では、アンテナの販売時に会員登録をおこなうことで、長期的な保証が無料でついてくる場合があります。
家電量販店は大手の企業なので、簡単に店舗が潰れることなく保証を長期的に受けることが可能ですが、アンテナ工事においての無料保証は適応外であることがほとんどです。
その理由として家電量販店ではアンテナの設置を企業の下請け業者に委託していることが多く、家電量販店が下請け業者の工事責任まで負ってくれないからです。
アンテナ設置後の保証を優先するのであれば、専門の業者を選ぶことをおすすめします。
アンテナ専門業者
アンテナ専門業者は、実際に現場でのアンテナ施工実績が豊富なので、他のアンテナを扱う業者と比較して長い保証期間と充実した保証内容がついていることが多いです。
そのため万が一のトラブルに備えて準備したいのであれば、アンテナを専門に扱う業者を選ぶことが良いでしょう。
しかしアンテナの専門業者と名乗っていても、名ばかりで保証を受けることができないといった不誠実な業者がいることも事実です。
そのような悪徳な業者にひっかからないように、アンテナ専門業者の中でも優れた業者を見分けることが重要です。
保証内容からみる業者選びのポイント
アンテナを専門に扱う業者の中でも保証内容はさまざまです。
ここでは数あるアンテナ保証の中でも特に重要な保証について3つご紹介します。
保証期間が長い業者
アンテナ業者には「保証期間がある会社」と「保証期間がない」ものがあります。
保証期間がない代表的なアンテナ施工会社として家電量販店があげられ、この場合アンテナ設置後の初期不良時のみ簡単な対応をおこなっていることがほとんどです。
アンテナは一度設置すると寿命が10年〜15年と耐久性のある機器です。
そのため、なるべくアンテナ機器の取り付けは、保証内容が充実していて保証期間が長い業者を選ぶようにしましょう。
保証期間の長さは、アンテナ業者の実績と自信の現れともいえるでしょう。
設置だけで終わらずアフターフォローもしてくれる業者
アンテナに限らず高額な商品を購入する際はアフターフォローがある会社を選ぶことが必須です。
特にアンテナは高額で使用期間も長い商品であるため、購入後のアフターフォローがしっかりとしている会社を選ぶことが重要です。
火災保険の申請を代行してくれる業者
台風や強風などの自然災害によってアンテナトラブルが発生することがよくありますが、こうした問題にはアンテナ業者の保証を利用することができません。
そのためご自身で加入されている火災保険を使ってアンテナ修理を受ける方がほとんどですが、申請にはとても手間がかかります。
火災保険を申請するためには、アンテナ業者による見積もりやアンテナ周辺の写真撮影、書類の提出などの多くの工程があります。
火災保険を代行してくれる業者を選ぶことで、万が一のトラブル時にも手助けをしてくれるため安心です。
地デジやドットコムの保証内容
ここでアンテナ専門業者である、弊社地デジやドットコムの保証内容についてご紹介します。
アンテナ会社を比較する際の判断基準としてお考えください。
業界最長 テレビアンテナ20年保証
弊社にて新規アンテナ工事をおこなった際に発生した「施工不良・施工不備」は無料で保証致します。
施工後数年経ってから発生する以下の症状にも対応します。
・アンテナ周りの金具が緩み発生するテレビ映りの不調
・接栓が緩みケーブルの接続が悪くなった場合
・防水キャップが緩み雨でブースター内が浸水した場合
アンテナ設置後10年目に無料点検サービス
ご希望のお客様に対してはアンテナ設置から10年を迎えた頃に無料点検を実施しております。
弊社の専門スタッフがお伺いし、接続金具等に緩みが出ていないか等確認させていただきます。
火災保険手続きサービス
台風や竜巻、地震などの自然災害に遭った場合、お客様が加入されている火災保険を受けることができる可能性があります。
その際に面倒な保険手続きや申請をサポート致しますのでご安心下さい。
アンテナ工事の修理保証や期間についてまとめ
この記事ではアンテナ工事における修理保証や期間について詳しくご紹介しました。
アンテナの寿命は平均で約10〜15年といわれています。
もちろん使用条件や設置箇所の状況によってこの使用年数は変化しますが、なかには20年以上も活躍してくれるような場合もあるでしょう。
しかし安全面やテレビ画質のことを考慮すると、アンテナ設置から10年後に一度メンテナンスをおこなうことで、引き続き安心してご利用して頂くことが可能です。
アンテナは一度設置すると長期間使用するものなので、施工会社とも長い付き合いとなります。
そのため、アンテナの保証期間や、定期点検サービス、保証内容をよく確認してから設置依頼をするようにしましょう。