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新築の地デジアンテナ設置工事の依頼方法(戸建て)を解説
新築のご家庭の地上デジタル放送用アンテナの設置工事のご依頼が増加しています。
以前は新しく建設される戸建てには必ずテレビアンテナが取り付けられていましたが、工事費用のコスト軽減やテレビが不要なご家庭の増加などにより、建築費にアンテナ設置代金が含まれていないケースが増えているようです。
これからアンテナ設置を検討されている戸建てオーナーさん向けに、地デジアンテナの設置工事のご依頼や業者選びについて、ご紹介します。
目次
新築戸建てへのアンテナ設置工事は3種類
新築のご自宅にアンテナを設置する場合には、主に3つの方法があります。
地上デジタル放送が本格導入されたことにより、以前よりもアンテナの設置方法のバリュエーションが増えていますので、利用者にとっては選択の幅が広がっています。
アンテナは建物の外観に大きな影響を与えるものですので、まずは設置工事の種類についてご紹介します。
屋根上設置工事
皆様にとって最も馴染みのあるアンテナの設置方法が、屋根の上へのアンテナの設置です。
魚の骨や矢印のような形をした八木式アンテナと呼ばれるアンテナが主流ですが、最近ではボックス状のアンテナであるユニコーンアンテナを屋根の上に設置されるケースも増えています。
八木式アンテナは屋根馬という固定具を用いて、屋根のてっぺんにアンテナを立てます。一方のユニコーンアンテナでは設置の選択肢は多く、屋根の隅に取り付けることも可能です。
ユニコーンアンテナの方が目立ちにくく、外観がすっきりします。
突き出し設置工事
屋根の上に設置したくない戸建てオーナーさん向けに、屋根や建物から突き出す形でのアンテナ設置の方法があります。
さきほどご紹介したユニコーンアンテナを屋根から突き出すように設置したり、ご自宅の敷地内に簡易的な電柱を立てることでも屋根に暗転を設置することを避けることが可能です。
屋根にアンテナを設置しないことによって、アンテナ設置の作業員が屋根の上に登らなくてよいため、瓦や屋根材を損傷するリスクを避けることができます。
また、アンテナ倒壊による屋根の損傷などの将来的に起こりえるトラブルを未然に防ぐことができます。
壁面設置工事
新築の戸建て住宅への設置のご依頼が急激に増えているのが、建物の壁面へのアンテナの設置工事です。
ボックス状のデザインアンテナと呼ばれるアンテナは、壁面に設置することを想定してデザインされているため、固定金具も豊富で様々な壁に取り付けることが可能です。
壁面に設置することによって訪問者などにアンテナが見えにくく、戸建てのご自宅の外観を損なうことがありません。
また、屋根に上らなくて済む点は突き出し設置と同じですので、やはり屋根に作業員が登らなくて良いことで屋根が損傷するリスクが抑えられ、またアンテナ倒壊によるトラブルを未然に防ぐことができます。
新築戸建てへのアンテナ設置工事依頼先
新築住宅のアンテナ設置は、多くの業者に相談や設置依頼をすることが可能です。
気軽に電話での問い合わせが可能な業者や、対面で相談することができる業者、地域のアンテナ事情に精通した業者など、その種類はさまざまです。
ここでは、それぞれの依頼先について特徴や注意点を詳しく解説します。
アンテナ設置業者
アンテナ工事について最も豊富な知識を持っているのがアンテナ設置の専門業者です。当サイトを運営している地デジやドットコムも、こちらの専門業者に含まれます。
アンテナ工事の専門業者は、アンテナに特化した専門知識を持っていることに加えて、専用の工具や機材を持っている点が特徴です。
ただし、業者の中には不要な工事を薦め、多額の費用を請求するような悪質な業者がありますので注意が必要です。
これまでの実績や電話対応などを確認し、悪質な業者を選ばないように工夫してください。
家電量販店
郊外などに大型店舗を構える家電量販店は、実物のアンテナを展示販売しているだけでなく、設置工事にも対応していることが多いです。
ただし、家電量販店は作業員を直接雇用しているわけではありませんので、アンテナ工事業者に代理で発注する形態になります。実際に、地デジやドットコムにも家電量販店からの依頼があります。
家電量販店にアンテナ工事を依頼するメリットは、アンテナを見て大きさなどをチェックすることが可能である点です。
アンテナは間近で見ると大きく見えますが、屋根の上などに取り付けてみると本体の大きさよりも小さく見えます。展示品を見て購入を検討される場合には、この点に注意してください。
家電量販店では、アンテナ設置業者に依頼するときに中間マージンをとっているため、工事代金が割高になるケースが多いですので、こちらも合わせて注意するようにしましょう。
アンテナに関する知識を持っていない販売員が多いことも家電量販店でアンテナを購入する際に懸念されるポイントです。
ホームセンター
家電量販店と同じくアンテナを展示販売しているのが、ホームセンターです。
ホームセンターの中には作業員を自社で雇用しており、アンテナの販売から取り付けまでを一貫して行うケースも多いです。このため、家電量販店よりも安心感があります。
ただし、アンテナを設置する作業員は、通常はエアコン取付などを得意としている方が多く、やはりアンテナに関する知識や、固定金具の取り付け技術にも不安があります。
特に屋根の上にアンテナを設置される場合には、将来的な倒壊の恐れや、屋根の上での作業時に瓦などを損傷させてしまうリスクについては大きくなります。
また、アンテナ代金そのものは家電量販店よりも高くなる傾向にあり、アンテナ工事の専門業者と比較した場合にはトータルコストが高くなるケースが大半です。
ハウスメーカー
新築の戸建て建設を担当するハウスメーカーに、アンテナの設置工事を依頼することも可能です。
ハウスメーカーに依頼することによって、建設工事と合わせてアンテナ設置やアンテナケーブルの敷設が行われますので、仕上がりがきれいになることが大きなメリットです。
屋根の上などの高所での作業についても、経験豊富な作業員を手配してくれます。
ただし、ハウスメーカーのなかにはアンテナに関する知識を十分に持っていないケースが多いために、いざテレビを視聴しようとすると電波が届いていないというトラブルも起こっています。
また、ハウスメーカーからアンテナ工事の専門業者に依頼されるケースも多いですので、家電量販店と同じく中間マージンがコスト負担になりますので注意してください。
新築の工事着工時に地デジやドットコムにご連絡をいただければ、ハウスメーカーとのやりとりを行ったうえで、建設工事のスケジュールに合わせて作業員が設置工事をさせていただきます。
リフォーム会社
アンテナ工事を請け負う業者には、リフォームを専門とした会社も含まれます。
ただし、新築の住宅についてアンテナ工事のみをリフォーム会社に依頼することで、建物の建設工事を担当している建設会社やハウスメーカーとのトラブルになることがあります。
また、リフォーム会社の作業員は1日あたりの日当が高いため、結果的にアンテナ設置工事にかかる費用が高くなってしまう点にも注意してください。
アンテナに関する知識ではハウスメーカーと同じく、あまり十分とは言えない会社が多いですので、新築のご自宅へのアンテナ設置でリフォーム会社を利用することはおすすめしません。
街の電気屋さん
新築のご家庭の近所には街の電気屋さんが店舗を構えられているケースも多いです。
このところ家電量販店に押され気味で存在感が薄い街の電気屋さんですが、地域の事情に精通しており、さまざまな工事に対応してくれますのでお付き合いがあると便利です。
ただし、アンテナの設置工事については知識が不足していたり、機材や工具が不十分であることも珍しくありません。
さらに街の電気屋さんについては高齢化が進んでいるため、屋根の上での作業が中心となるアンテナ設置工事を依頼することには、やや不安が残ります。
新築戸建てへのテレビアンテナ工事のタイミング
新築の住宅にアンテナ工事を発注するタイミングは、建築工事のスケジュールの都合もあり意外と難しいものです。
一般的な情報になりますが、新築の戸建て住宅にテレビアンテナ工事を依頼するタイミングについてご紹介します。
建築工事の前
新築でご自宅を建設されることとなり、建築会社やハウスメーカーとの商談が済んだタイミングで、アンテナの工事について依頼することが可能です。
ただし、建設工事は天気や作業員などの都合によってスケジュールが随時変更となるため、工事が始まる前にアンテナ工事を依頼するのは意外と難しいです。
建築工事の最中
建築工事が進んでいる最中に、例えば屋根の工事が済んだタイミングで、アンテナ工事の専門業者にご依頼をいただくことも可能です。
建築会社によっては事前に予定していない業者が、建設途中に入ることを嫌うケースが多いですので、結果的にアンテナの設置工事が建設完了後になることもあります。
戸建て引き渡し後
建設会社やハウスメーカーから戸建ての引き渡しを受けた後に、アンテナ工事をご依頼いただくことが最も一般的な方法です。
ただし、設置工事のための作業員の手配に時間がかかってしまう業者が多いですので、ご自宅に入居後から当面の間、テレビを視聴することができないというケースがあります。
このため、建設工事が進んでいる最中にお問い合わせをいただき、引き渡し後に直ちにアンテナ工事に入れる状態にされることを、地デジやドットコムのお客様にはおすすめしています。
新築戸建てへのアンテナ設置工事の流れ
新築住宅に地デジ用アンテナの取り付けを行う設置工事について、全体的な流れを解説します。
ご自宅を新築されるという経験は、多くの方が一生に一度となりますので、アンテナの設置工事についても未経験という方が大半ですので、全体の流れについて把握しておくことが重要です。
アンテナ工事を担当する業者との交渉時にも参考になるかと思います。まったく知識がないために業者に言われるがままに依頼してしまうことがないように、アンテナ設置工事の流れをチェックしてください。
業者への問い合わせ
まずはアンテナ工事について業者に問い合わせや相談を行うことから、設置工事が始まります。
すでにご紹介した通り、アンテナ設置工事はさまざまな業者が請け負っていますので、業者選びについても慎重に進めるようにしましょう。
業者への問い合わせ時には、取り扱っているアンテナの種類や、対応可能な工事の方法、作業員が訪問可能な日程の確認などを忘れずに行ってください。
事前調査
アンテナの設置にあたって、業者によっては事前調査のためにご自宅への訪問があります。
事前調査では、屋根の形状や素材、設置可能な場所、建物内へのアンテナケーブルの引き込み方法などの項目について作業員が確認します。
新築の住宅にテレビアンテナを設置する場合には、アンテナ本体を設置するだけではなく、テレビを視聴するリビングや部屋などにアンテナケーブルを配線する必要があります。
見積もり
お問い合わせ内容や事前調査などをもとに、アンテナ設置業者からの見積もりが提示されます。
アンテナの設置工事にかかる総額だけでなく、詳細な内容についてもチェックして、固定金具や機材などの料金がすべて含まれていることを確認するようにしましょう。
例えば、テレビ電波が十分ではない地域ではブースターと呼ばれる電波増幅器を設置したり、複数の部屋でテレビを視聴する場合には分配器などを設備が必要になります。
追加料金が発生する可能性についてアンテナ設置業者に確認することによって、思いがけず大きな負担になってしまうリスクを回避することができます。
工事実施
いよいよ実際のアンテナ設置工事となります。
新築のアンテナ設置工事では、必ず室内での作業が必要となりますので、ご家族が少なくとも1名は工事に立ち会わなければなりません。
作業完了後にはテレビが視聴可能であることだけでなく、屋根などに損傷がないかについても合わせてチェックするようにしましょう。
新築のアンテナ設置工事まとめ
新築の戸建て住宅のアンテナ設置は、近年の時代の変化によって、地デジやドットコムにご依頼をいただくケースが多くなっています。
アンテナの設置工事の種類には3種類があり、屋根の上に設置する以外にも壁面などにアンテナを設置することが可能ですので、合わせて検討するようにしてください。
また、戸建て住宅へのアンテナの設置については、さまざまな事業者が行っていますが、アンテナ工事を専門に行っている業者に依頼することがおすすめです。
地デジやドットコムでは24時間365日の電話問い合わせを受け付けていますので、是非ご活用ください。