テレビアンテナ
設置工事のすべて

TOP
テレビアンテナ設置工事のすべて
愛知県の地デジ電波環境とは

愛知県の地デジ電波環境とは

最終更新日：2018年07月24日

電波塔は日本各地に存在していますが、中でも関東以南ではかなり充実しており

一部を除いて地デジ視聴は事かきません。

今回はそんな中でも日本屈指の良好な環境を誇る愛知県を見ていきましょう。

まずは名古屋局と呼ばれる、東海最大の電波塔。

瀬戸デジタルタワー

愛知県瀬戸市にある、中京圏の地上デジタルテレビ放送を専門に送信する集約電波塔で、送信所名は瀬戸デジタルテレビ放送所。

「NHK名古屋」の範囲

中京区画をすっぽりと覆う、広範囲型の電波塔で

この地域の場合、まず瀬戸に向けておけば間違いありません。

ただ、ちょっと注意が必要で

瀬戸デジタルタワーからは「民放」「TVA」「NHK名古屋」とそれぞれ3種の電波を送信しているのですが

それぞれの出力が違う為放送範囲に誤差があります。

放送範囲
「NHK名古屋」>=「民放」>>「TVA」

といった形です。

特に「TVA」は上の範囲よりかはぐっと狭くなり三重県ではほとんど受信出来ません。

「TVA」の範囲

上の「NHK名古屋」と見比べてみて下さい。

この差は、愛知のみに出力を絞っているからであり地方局に関してはどの都道府県でも見られる仕様です。

お引越しの際に、急に〇〇chが映らなくなった！と言った場合

この地方局の受信可能地域かどうか目安で調べてみるのも面白いかもしれませんね。

瀬戸デジタルタワー　wikiより
中京広域圏においての地上デジタル放送は、2003年12月1日に関東・近畿の両広域圏（広域放送）と共に日本国内の先行地域として開始される事が決定したが、放送開始に際し、各送信所では電波の周波数や変調方式の違いから、それまでのアナログ放送用の送信アンテナに加え、新たにデジタル放送用の送信アンテナを設置しなければならなかった。関東広域圏の東京タワー、近畿広域圏の生駒送信所ではそれまでのアナログ放送とほぼ同じ場所にデジタル用の送信アンテナ、或いは送信塔を設置して対応した（※関東広域圏は、2013年5月31日に「東京スカイツリー」へ移転。）。

一方、在名各局は老朽化による強度不足とスペース不足からアナログ放送送信所である名古屋テレビ塔及び東山タワーには新規にデジタル用の送信アンテナを設置する事ができず、アナログテレビとデジタルテレビは別の場所から送信する事になった。場所については検討段階でRADIO-i（2010年9月閉局）と同じ三国山からの送信も検討され、実際に三国山に地デジ実験局が設置されたものの、テレビ愛知などのエリア外への電波の到達（スピルオーバー）が問題となったため断念し、瀬戸市内の住宅地である現在地に決定した。

地上デジタルテレビジョン放送送信設備

リモコン
キーID 放送局名コールサイン物理チャンネル空中線電力 ERP 放送対象地域放送区域内世帯数偏波面

1 THK
東海テレビ放送 JOFX-DTV 21ch 3kW 34kW 中京広域圏約290万世帯水平偏波
2 NHK名古屋
教育 JOCB-DTV 13ch 33kW 全国放送約310万世帯
3 NHK名古屋
総合 JOCK-DTV 20ch 愛知県
4 CTV
中京テレビ放送
愛称「CHUKYO TV」 JOCH-DTV 19ch 34kW 中京広域圏約290万世帯
5 CBCテレビ[2] JOGX-DTV[3] 18ch
6 NBN名古屋テレビ放送
愛称「メ～テレ」 JOLX-DTV 22ch
10 TVA
テレビ愛知 JOCI-DTV 23ch 1kW 5.1kW 愛知県約230万世帯

尚、この愛知県。沿岸部では三重TVが受信できることでも有名です。

この場合は民放やNHK、TVAは瀬戸へ向けてアンテナを設置しMTVに関しては三重の津へもう1本アンテナを向けてあげると愛知と三重をカバーしたチャンネル数の多い環境の出来上がりです。

もちろん、周りの環境によってはアンテナ１本で視聴できているご家庭もあります。（ビルの反射波により）

近隣の地方局が見たい場合は実際に電波測定後受信の可否をお伝えしている業者が殆です。

ではどんなアンテナが良いのでしょうか？

一般的には20素子で十分です。