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地デジアンテナのブースターとは?選ぶときのポイントや効果、改善されないときの対処法
テレビ映りが悪くて「ブースターを設置したらテレビ映りが良くなるのか知りたい」「ブースターの費用や効果、選ぶときのポイントを教えてほしい」など疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
受信電波が弱くテレビ映りが悪い場合は、ブースターを設置することでテレビ映りが改善される可能性があります。多くのブースターがあるため、事前に効果や選び方、費用相場、テレビ映りが改善されなかったときの対処法などを把握しておくことが大切です。
そこでここでは、地デジアンテナのブースターを選ぶときのポイントや効果、費用、改善されないときの対処法などについて解説します。
目次
地デジアンテナのブースターとは
ブースターとは、アンテナが受信した電波を増幅する機器です。英語ではboosterと表記され、増幅器以外に「促進剤」「昇圧機」などの意味を持ちます。
テレビ信号は、アンテナで受信し、テレビ端子を通じてテレビ本体やレコーダーなどに伝わります。ブースターはテレビ端子とテレビ本体の間に入り、テレビ端子から入力された信号を増幅してテレビ本体に届ける役割です。
「地デジアンテナを設置したけど電波が弱い」などの場合に、ブースターを設置することでテレビ映りが改善されます。
ブースターが必要になる状況
地デジアンテナの受信電波が弱くテレビ映りが悪い場合は、ブースターの設置を検討しましょう。ブースターを設置することで、テレビ映りが良くなる可能性があります。ここでは、ブースターが必要になる4つの状況について見ていきましょう。
地デジアンテナで受信できる電波が弱い
ブースターが必要になるのは、地デジアンテナで受信できる電波が弱いときです。「アンテナを設置したけど、テレビ映りが悪い」「近くに大きな建物が出来て電波が弱くなった」「もともと発信基地の電波が弱い」などの場合は、ブースターを設置することで、電波を増幅でき、テレビ映りを改善できる可能性があります。
地デジアンテナで受信できる電波が弱く、テレビ映りが不安定な場合はブースター設置を検討しましょう。
地デジアンテナとテレビの距離が遠い
地デジアンテナとテレビの距離が離れているほど、電波は弱くなる傾向にあります。そのため、地デジアンテナとテレビとの距離が遠いほど、ブースターが必要になる可能性が高くなります。
ただし、電波の強さは周辺環境や自宅環境などで異なりますので、一概に「アンテナとテレビとの距離が●m離れていたらブースターが必要」と決まった値はありません。
地デジアンテナは適切に設置されているのに、距離が離れていることでテレビ映りが悪い場合はブースターを設置して視聴環境を改善しましょう。
複数台のテレビを利用する
2〜3台など複数のテレビを利用する場合も、ブースターが必要な状況の1つです。リビングや主寝室など複数台のテレビで視聴する場合、アンテナが受信したテレビ信号は分配器で電波が分けられます。しかし、電波を分配してしまうと、1つひとつの電波が弱くなるので注意が必要してください(分配損失)。すべてのテレビ映りが悪くなる可能性もあります。
そのため、ブースターを設置して一つひとつの電波を増幅させることが必要です。
急に受信電波が弱くなったとき
これまで受信電波に問題がなかったのに、急に弱くなりテレビ映りが悪くなったときは、ブースターの設置も検討してみましょう。ブースターを設置することで、テレビ映りが改善する可能性があります。
ただし、急に電波状況が悪くなった場合は、アンテナの寿命などの原因も考えられるため慎重に判断する必要があります。アンテナの素人では判断が難しいことも多いので、地デジ業者に確認してもらうのが1番です。
ブースターの費用相場
ブースターの本体費用は3000〜2万円前後と幅広いです。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECサイトで簡単に購入できます。ただし、あくまでもブースターのみの費用です。ブースターを購入したら、自分で設置しなくてはなりません。
もし、ブースターを地デジ業者に設置してもらう場合は、工賃込みで1万5000円〜3万円前後が相場になります。高額ではありませんが、決して安くはありません。
ブースターを購入するときは選び方を知っておく必要があり、地デジ業者に依頼する場合は複数の業者を比較することが大切です。
ブースターの種類
ブースターは、屋外用と屋内用、地デジ用とBS・CS用などに分けられます。どのような種類があるのかを知っておくことで、自宅の状況に合ったブースターが選べるようになります。ここでは、ブースターの種類について見ていきましょう。
屋外用と屋内用
アンテナのブースターは、屋外用と屋内用があります。屋外用ブースターは、電波を増幅する力が強いのが特徴です。電源分離型と呼ばれるタイプになります。増幅部をアンテナ直下に設置し、電源部を室内に置くことで、効率よく電波を増幅できます。高層ビルなどに囲まれて電波が弱い場合や、元々のアンテナレベルが弱いときなどにおすすめです。
屋内用は、卓上型とも呼ばれています。電波を増幅する力は屋外型よりは弱いですが、工事が簡単で価格が安いのが特徴です。アンテナレベルが弱いわけではなく、テレビを増やす場合やケーブルを長くするときに屋内用ブースターはおすすめです。自宅の電波状況に合ったタイプを選択するようにしましょう。
地デジ用とBS・CS用
ブースターは地デジ用とBS・CS用があります。そのため、自宅のアンテナに合わせて選ぶ必要があります。地デジアンテナの電波状況を改善したい場合は地デジ用ブースター、BS・CSアンテナの電波状況を改善したいときはBS・CS用ブースターを選びましょう。
地デジアンテナのブースターを選ぶときのポイント
ゲインや定格出力、雑音指数など、地デジアンテナのブースターを選ぶときのポイントを知っていれば、自宅の電波状況に合ったブースターを選ぶことが可能です。
ここでは、地デジアンテナのブースターを選ぶときのポイントについて見ていきましょう。
屋内用・屋外用
地デジアンテナのブースターは、屋内用と屋外用があります。屋内用は設置が簡単で価格が安いことが特徴です。テレビとアンテナの距離が離れている場合や分配器を使っているときなどに屋内用ブースターがおすすめです。
屋外用ブースターは、増幅効果が高く、増幅部はアンテナ近く電源部はテレビの近くに設置します。屋外用はアンテナレベルが弱い場合やテレビがほとんど映らないときにおすすめです。
ゲイン(利得)
ゲイン(利得)は、電波の増幅力を表す数値です。db(デジベル)の単位で表記され、数値が大きいほど電波を強くできます。自宅のアンテナレベルが弱い場合は、ゲインが大きいものを選びましょう。ゲインが大きければ、高い増幅効果が期待できます。ただし、ゲインは大きければ良いというわけではなく、電波に合った適切なレベルのものを選ぶ必要があります。
定格出力
定格出力は、ブースターの最大出力レベルを表す数値です。信号送信を安定させるには、映像信号が定格出力が範囲内である必要があります。範囲外だと、ノイズが大きくなったり故障リスクが高くなる可能性があるため注意してください。定格出力の幅が広いブースターがおすすめです。
雑音指数
ブースターはアンテナの受信電波を増幅するため、ノイズも増幅させてしまいます。雑音指数(NF)は、ノイズの影響度を表す数値であり、雑音指数が1に近いほど、受信した電波の質を落とさずに増幅が可能です。元々含まれる雑音が消えるわけではありませんが、ブースターを選ぶ際は雑音指数が低い(1に近い)ものを選びましょう。
ゲイン調整機能
電波の増幅力を表す数値であるゲイン(利得)を調整できるブースターもあります。ダイヤルを回してゲインを調整したり、スイッチなどで切り替えができます。そのため、ゲインを微調整して、テレビ映りを改善することが可能です。なかには、自動調節に対応したゲインもあります。ゲインはわずかな差でテレビ映りが変わるため、調整機能が付いたブースターがおすすめです。
メーカー
ブースターを選ぶときはメーカーにも注目しましょう。たとえば、「日本アンテナ」「マスプロ電工」「DXアンテナ」などの老舗メーカーのブースターは信頼感があります。無名なメーカーのブースターを選ぶより、老舗や大手メーカーのブースターを選ぶと安心です。
地デジアンテナのブースターの効果はどれくらい
地デジアンテナのブースターは、受信電波を増幅して電波を強くしたり補填したりする機器です。ブースターを使うことで、電波が弱くテレビ映りが悪い状況を改善することが可能です。「テレビがまったく映らない」「テレビ映りが悪くほとんど見えない」といった状況でも、ブースターを使うとテレビ映りが良くなる可能性があります。
ブースターを設置すれば確実に状況が改善されるとは限りませんが、高い効果が期待できます。
地デジアンテナのブースター設置方法
ブースター設置は地デジ業者に任せるのが確実です。しかし、自分でブースターを設置する場合は、設置方法を把握しておく必要があります。屋内用と屋外用で方法が異なりますので注意してください。ここでは、ブースターの設置方法について見ていきましょう。
屋内用ブースター
屋内用ブースターの設置は、室内だけの作業で済みます。テレビのアンテナケーブルをブースターに接続します(出力端子)。また、別売りのアンテナケーブルをブースターに接続して(入力端子)、壁面にあるアンテナ端子に繋げます。そして、ブースターをコンセントに繋いだら、テレビ映りを確認しましょう。テレビ映りに問題なければ設置完了です。
屋外用ブースター
屋外用ブースターは、電源部と増幅部に分かれていて、電源部は室内、増幅部はアンテナ本体の下に設置するのが一般的です。アンテナのマストに増幅部をしっかりと取り付けます。分配器などの近くに設置してしまうと、ノイズの原因にもなるため注意してください。
電源部は接触不良が起きる可能性がありますので、屋根裏など人の手が届かない場所に置くようにしましょう。ブースターに同軸ケーブルを接続して利得を調整します。利得の調整をして、テレビ映りに問題ないか確認をしましょう。問題がなければ、屋外用ブースターの設置は完了です。
アンテナのブースター設置後のよくあるトラブル
アンテナのブースターを設置したあとに「テレビが映らない」「テレビ映りが悪い」「異常発振が発生する」などのトラブルに見舞われるケースもあります。ブースター設置後の主なトラブルを把握しておけば、実際にトラブルが発生した場合にスピーディーに対処することが可能です。
ここでは、アンテナのブースター設置後のよくあるトラブルについて見ていきましょう。
ブースターを設置してもテレビが映らない
「ブースターを設置してもテレビが映らなくない」といったトラブルも少なくありません。ブースターを設置してもテレビが映らない場合は、ブースター以外に原因がある可能性があります。アンテナ本体の問題や電波の受信環境(元々電波が弱いなど)を確認しましょう。
また、地デジアンテナとブースターが離れている場合は、アンテナ直下にブースターを設置することでテレビ映りが改善することもあります。
ブースターを設置してもテレビが映らない場合は、原因追求や対処を地デジ業者に任せたほうが安心です。
ブースターを設置したのにテレビ映りが悪い
ブースターを設置してもテレビ映りが改善されない場合もあります。ブロックノイズなどが発生している場合は、テレビチャンネルごとの受信信号のレベル差が大きい可能性があります。この場合は、イコライザーを使い、ブースターを調整して信号を一定に近づけましょう。
異常発振が起きる
ブースターの異常発振が起きる場合もあります。異常発振とは、ブースターの出力側から出た電波が入力側に逆戻りする現象です。異常発振が発生すると妨害電波が出るため、ハウリングが起きたり、テレビ映りが悪くなったりします。スマホなど他の電子機器や他の世帯にも影響が出る可能性がありますので注意してください。
ブースターの劣化やケーブルの接続不良、調整ミスなどが原因で異常発振は起きてしまいます。
ブースターできれいに映らなかった場合の対処法
ブースターを設置してもテレビ映りがきれいにならなかった場合は、「ゲインが大きすぎる」「電源が入っていない」「アンテナレベルが弱すぎる」「アンテナが寿命を迎えている」などの原因が考えられます。
ここでは、ブースターできれいに映らなかった場合の対処法について見ていきましょう。
ブースターの電源が入っているか確認する
ブースターを設置してもテレビがきれいに映らないときは、ブースターの電源を確認しましょう。ブースターの電源が入っていないことが原因で、テレビ映りが改善されていない可能性があります。ブースターを設置しても電源を入れないと機能しません。「電源を入れるのを忘れるわけがない」という方も、念の為、確認するようにしましょう。
端子が合っているか確認する
接続する端子が合っていないと、ブースターを設置してもテレビはきれいに映りません。電源の確認と合わせて、端子の接続状況も確認するようにしましょう。
ゲインが適切な数値か確認する
ブースターでゲインが大きくなりすぎると、テレビ映りは悪くなってしまいます。ゲインは適切な範囲内であることが大事です。ゲインが適切な数値か確認をしましょう。調整機能付きのブースターであれば、その場でゲインを適切な数値に変更できます。
アンテナの交換や位置変更を検討する
ブースターを設置しても、アンテナ自体に問題がある場合はテレビ映りは改善されません。アンテナ本体の交換や位置の変更も検討してみましょう。地デジアンテナ業者にチェックしてもらえば、アンテナ本体にどのような問題があるのかがわかり、対処もしてもらえます。
ブースター設置後に効果がない、設置が難しい場合は業者に依頼することが大切
「ブースターを設置したけどテレビ映りが改善されない」「ブースターを設置したいけど自分では難しい」などの場合は、プロである地デジアンテナ業者を頼りましょう。地デジ業者に依頼をするとコストはかかりますが、適切に設置してもらえます。テレビ映りが悪い原因も突き止め、状況を改善してくれるでしょう。地デジ業者によっては保証が備わっているので、何か不具合が発生した場合も安心です。
ブースター設置後に効果がない場合や設置が難しいときは、プロに頼ることを検討しましょう。
地デジアンテナ業者を選ぶときの確認ポイント
ブースター設置やアンテナチェック、交換などを頼む際は、複数の地デジアンテナ業者を比較しましょう。数多くの地デジ業者が存在しており、それぞれで特徴に違いがあるからです。
ここでは、ブースター設置やアンテナ交換などで、地デジ業者を選ぶときの確認ポイントについて見ていきましょう。
実績は豊富か
地デジアンテナ業者を選ぶときは、実績を確認しましょう。多くの地デジ業者があり、それぞれで工事実績が異なるからです。実績が豊富な業者は、多くの人が選んでいるためサービス内容や対応が良い可能性があります。逆に、実績が少ない地デジ業者は、多くの人に選ばれていないので、他社と比べてサービス内容や対応に問題があるかもしれません。
地デジアンテナ業者を選ぶ場合は、実績が豊富か確認をしてください。
保証は充実しているか
保証内容が充実しているかどうかも、地デジアンテナ業者を選ぶときのポイントです。地デジ業者によって保証内容に違いがあります。アンテナ設置後5〜10年の保証が備わっている地デジ業者もあれば、1〜2年や保証がない業者もあるため注意が必要です。
アンテナが故障や不具合を起こしても、保証期間中であれば無償で対応してもらえる可能性があります。アンテナは長く使用するものだからこそ、保証内容が充実している地デジ業者がおすすめです。
評判は良いか
地デジアンテナ業者を選ぶときは、ホームページの情報だけでなく、口コミ・評判も確認しましょう。口コミ・評判を見ると、ホームページには載っていない利用者の意見を確認できるためです。ホームページには良い情報ばかりが載っているため、悪い情報などリアルな意見を確認することが大切です。すべての口コミ・評判が信頼できるものとは限りませんが、やはり人気の地デジ業者には多くの良い口コミ・評判が投稿されています。
口コミ・評判の内容も確認したうえで、依頼する地デジ業者を決めましょう。
費用は高くないか
同じ工事内容でも地デジアンテナ業者によって費用が違います。そのため、複数の地デジ業者で見積りを取り、工事費用を比較するようにしてください。工事費用が安い=良い地デジ業者とはなるわけではありません。費用は安いほうが家計に優しく魅力的です。複数の地デジ業者を比較することで、割高な提示をしている業者にも気づけます。少しでもお得に工事ができるように、費用の比較は必ずするようにしましょう。
支払い方法は豊富か
地デジアンテナ業者によって、対応する支払い方法に違いがあります。VisaやJCBなどクレジットカードに対応している地デジ業者もありますし、LINEPayやPayPayなどのスマホ決済に対応している業者もあります。利用者としては、支払い方法が豊富なほうがメリットは大きいです。クレジットカードやスマホ決済で支払いをすれば、ポイントを貯めることができます。また、分割払いやリボ払いに設定することも可能です。
どのような支払い方法に対応しているか確認しましょう。
まとめ
テレビ映りが悪いときは、ブースターを設置することで改善される可能性があります。ブースターは屋内用や屋外用、地デジ用、BS・CS用があり、ブースターによってゲインや定格出力などが違うため自宅に合ったものを選ぶことが大切です。
ただし、ブースターの設置の仕方が悪いとテレビ映りは改善されないので注意してください。また、テレビ映りが悪い原因は、ブースター以外にあることもあります。
何が原因でテレビ映りが悪いのか、プロである地デジ業者に確認してもらいましょう。多少のコストはかかりますが、適切な対応により、テレビ映りが改善されます。