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ブースター内蔵型アンテナの落とし穴
よくお問い合わせを頂く、ブースター内蔵型のアンテナをつけて欲しい。
というご依頼についてこの場でお話しさせて頂きます。
まず結論から言えば、
内蔵型ブースター:出力が低い
総合利得:26~35
外付けブースター:出力が高い
総合利得:43
となります。
・急に映りが悪くなった
・雨天時ノイズが入る
こんなご依頼でお伺いしてみると、内蔵型ブースターを使用しており単純に出力が足りてないという事が多いです。
ただ、これもブースター内蔵型の落とし穴なのですが
電波塔から近くエリア的に電波良好の場合このブースター内蔵型のアンテナですと
電波が強すぎて、今度はアッテネーターという電波を減衰させるものを利用しなければなりません。
電波が強すぎても、TVは正常に映りません。
あくまでもブースターは電波測定をした後に、使用するかどうかの判断をお勧めしています。
※外の電波環境と宅内の分配数で大きく左右されます。
分配数とは、家の中にテレビ端子(TV用ケーブルの差し込み口)が家に何カ所あるかで判断がつきます。
例えば、家の中にテレビ端子が5カ所ある場合はケーブルを5分配していると考えられます。
この場合は外で受けたテレビの電波を5分割しているような状態です。
逆に、TV端子が2カ所の場合は2分割のみなのでブースターの使用割合はぐっと下がってきます。
このような場合は内蔵型ブースターで十分対応できる可能性が高いです。
アンテナに関しては、電波環境、家の環境によってベストな施工は違います。
私ども地デジやドットコムではある程度の装備をお持ちし
設置方法を含めて現地判断、ご相談させて頂いております。
一度設置すれば10年20年、30年と永く利用するものです。
ぜひ、お客様の環境にあった部材、セッティングを提案させて下さい。