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デザインアンテナで失敗した事例を紹介!八木式アンテナを選ぶべき条件とは
デザインアンテナは地上デジタル放送の本格導入を受けて登場した最新式のスタイリッシュなアンテナですので、多くのお客様にご満足いただけています。
しかし、なかにはアンテナ設置業者からの十分な説明を受けずにデザインアンテナを取り付けてしまったために失敗したと感じられ、八木式アンテナへの付け替えをご依頼いただくことがあります。
八木式アンテナとは、矢印状になった昔ながらのアンテナのことで、多くの場合にはデザインアンテナの方が優れているとされていますが、まだまだ需要の高いアンテナです。
では、どうして一部のお客様からはデザインアンテナから八木式アンテナへの付け替え依頼があるのでしょうか。
具体的なデザインアンテナ設置の失敗事例をご紹介しながら、デザインアンテナの特徴や欠点、八木式アンテナが優れている点について解説させていただきます。
目次
デザインアンテナで失敗したと感じられる事例
すっきりとした外観によって建物の景観を損なうことなく、壁面に設置することによって屋根の上の工事が不要になるなど、デザインアンテナには多くのメリットがあります。
実際、ここ数年で建てられた新築住宅を見てみると、最初からデザインアンテナが設置されていることが多く、施主や工務店からの人気も高いことが伺えます。
地デジやドットコムに寄せられるご依頼でも、多くの場合には八木式アンテナからデザインアンテナへの付け替え工事を希望されています。
しかし、なかにはデザインアンテナが設置されているのにも関わらず、八木式アンテナへと取り換えて欲しいというご依頼も、決して珍しいことではありません。
デザインアンテナを付けて失敗したと感じられる点として代表的なものは、以下の6つです。
- 電波が弱い(テレビの視聴ができない)
- 室内に設置したが邪魔になる
- 屋根の上に設置できない
- BSやCS放送を受信できない
- 屋根裏に設置してメンテナンスが困難
- 八木式と比べて本体が高い
この記事を読んでいただけた方には「デザインアンテナを付けて失敗した!」と感じていただきたくありませんので、それぞれの失敗事例について具体的にご紹介いたします。
電波が弱い(テレビの視聴ができない)
デザインアンテナを設置して失敗したと感じられる最も多いご意見は、十分なテレビ電波を受信することができず、アンテナレベル(電波強度)が弱いという点です。
もちろんデザインアンテナがはじめて登場してから随分と時間が経っていますので、年を追うごとにテレビ電波の受信能力が高まっていますが、まだまだ不満を感じられる方が多くいます。
その理由は、デザインアンテナの設置場所にあります。
同じ建物に八木式とデザインアンテナの両方を設置した場合には、間違いなく八木式アンテナの方が強い電波を受信することができます。
これは八木式アンテナの受信能力が高いというだけでなく、八木式アンテナが屋根の上に設置されるの大して、デザインアンテナが壁面に設置されるということが強く関係しています。
地上デジタル放送の電波の特徴として、遮蔽物があることで電波の強度が下がってしまいますので、高い位置に設置できる八木式アンテナの方が強いテレビ電波を受信できるのです。
どれだけ外観が良くても、テレビ視聴ができなければ意味がないというのが、デザインアンテナを設置して失敗したと感じる方々のご意見です。
地デジやドットコムでは、アンテナ工事のプロ集団として電波強度を確保することを最優先としながら設置場所を確保し、必要に応じて電波強度を強める対策も行っています。
室内に設置したが邪魔になる
デザインアンテナは、ボックスタイプの見た目を重視したアンテナであるため、室内やベランダなどに設置されるケースも多くあります。
三重県のあるご家庭では、台風の影響によって八木式アンテナが曲がってしまったという経験から、数年前にデザインアンテナを採用されました。
アンテナが風雨にさらされたくないという家主の方の希望で、デザインアンテナが室内(勝手口のそば)に設置されていました。
八木式アンテナと比べればコンパクトで、見た目としてもお洒落なデザインアンテナですが、いざ室内に設置してみると大きくてかさばると感じられる方が多いです。
台風や暴風雨などの影響によって故障してしまう可能性がある八木式アンテナよりも、室内に設置したデザインアンテナの方が不安が無いと思って設置されたものの、日々の生活のなかでデザインアンテナが邪魔だと感じるケースが増えてきたそうです。
デザインアンテナは室内にも設置することが可能であるのがメリットのひとつですが、設置場所について十分に考慮しなければ「失敗した!」と感じる原因になってしまいます。
地デジやドットコムでは、雨風にも強い屋外の設置場所を見つけ出して取付工事を行いますので、日常生活で不満が生じるような無理のある屋内設置は行っていません。
屋根の上に設置できない
デザインアンテナは屋根の上に設置しなくても良いことがひとつの魅力ではありますが、電波強度などの理由によって屋根の上に設置することを希望されるケースがあります。
しかし、デザインアンテナは構造上、屋根の上に設置することはおすすめできません。
この記事をご覧になっている方のなかには、ボックス状のアンテナが一般家庭やビルの屋上部分に設置されているのを見たことがあるかと思います。
おそらく屋根の上に直立して設置されているボックスタイプのアンテナは、デザインアンテナではなくユニコーンアンテナと呼ばれるタイプのアンテナです。
八木式アンテナでは、せっかくの綺麗な建物の外観を損なってしまうと感じられる場合の代替手段として最初の候補に挙がるのはデザインアンテナです。
ただし、どうしても屋根の上にアンテナを取り付ける必要があり、八木式アンテナは避けたいと感じられる場合には、ユニコーンアンテナもひとつの選択肢となります。
地デジやドットコムでは、電波強度を維持しながらスタイリッシュな外観を保つデザインアンテナ設置の可能性について、できる限りの努力をさせていただきます。
また、どうしても屋根の上にアンテナを設置しなければ十分な電波を確保できないと判断した場合には、ユニコーンアンテナにつきましても合わせてご提案させていただきます。
BSやCS放送を受信できない
ホームセンターなどでデザインアンテナを購入して設置されてたご家庭からのご依頼として、BSやCS放送を受信することができないというご相談を受けることがあります。
デザインアンテナは、八木式アンテナをはじめとした地上デジタル放送向けのテレビ電波を受信するためのアンテナですので、BSやCSなどの衛星放送を受信することはできません。
スタイリッシュな外観から、デザインアンテナが万能なアンテナであると勘違いされてしまうケースも多いのですが、あくまで地デジ専用アンテナですのでご注意ください。
なお、デザインアンテナBSやCS放送を受信することは出来ませんが、4Kや8Kなどの高画質なテレビ放送を受信して視聴できるタイプはあります。
アンテナ工事の専門業者にご依頼をいただければ、どのような放送の受信が可能であるのかについて十分に説明をさせていただきますので、勘違いによる無駄な出費は発生しません。
また、デザインアンテナは壁面への設置工事で済むためDIYなどをされている方であれば取り付けが可能ではありますが、やはり高所での作業には危険が伴いますのでご注意ください。
屋根裏に設置してメンテナンスが困難
室内にデザインアンテナを設置することで邪魔になると感じられるケースがある一方で、日常生活では目に触れることがない屋根裏に設置したことで不満を持たれることもあります。
限りなく屋根に近い場所に設置することでデザインアンテナの受信能力の弱さを補おうと、屋根裏にデザインアンテナを設置されることは珍しくありません。
実際、地デジやドットコムでも施主の方との相談をした上で、屋根裏への設置工事を行うこともあります。
しかし、屋根裏に設置したデザインアンテナは、日常生活では全く目につかない場所にあるというメリットがある一方で、メンテナンスが困難になってしまうというデメリットがあります。
八木式アンテナと同じようにデザインアンテナにも耐用年数があり、設置から10年程度をめどに、テレビ視聴ができなくなるなどのトラブルが発生するようになります。
いざ修理や点検が必要なときになると、デザインアンテナが設置されている屋根裏へとアクセスする必要があるのですが、外壁などと比べるとやや大掛かりな工事になってしまいます。
地デジやドットコムでは、メンテナンス時の手間やコストなども考慮した上で、お客様からのご希望をお聞きしながら、最適なデザインアンテナの設置をご提案させていただきます。
八木式アンテナと比べて本体が高い
デザインアンテナの価格は、需要の高まりによって随分と下がってきましたが、依然として八木式アンテナと比べるとアンテナ本体の価格が高くなっています。
もちろん、アンテナの設置時には、デザインアンテナの方が八木式アンテナよりも高額であることを理解されたうえで選択されているのですが、上記に挙げたような様々な要因によって満足なテレビ視聴ができないときには「わざわざ高いものを選んで失敗した」と感じられることもあります。
ただし、デザインアンテナが正常に機能し、テレビ視聴ができているご家庭からは「高いアンテナを購入して失敗した」との声はありませんので、その他の原因による不満から生まれた声だと思われます。
外観、見た目、設置場所など、デザインアンテナの様々なメリットを活かすことができれば、八木式アンテナとの価格差についても納得されるケースが大半です。
地デジやドットコムは、アンテナ工事のみを行うプロ集団ですので、八木式アンテナやデザインアンテナ、またユニコーンアンテナや室内アンテナにいたるまで、様々なアンテナに関する知識と経験を持っています。
お客様からのご相談に対して、最適なご提案をさせていただきますので、アンテナについて不満に感じられていることがある際には、お気軽にお問い合わせください。
デザインアンテナの受信電波が弱いときの対処法
八木式アンテナと比べて、設置箇所などの理由によって受信電波の強度(アンテナレベル)が低くなりがちなデザインアンテナですが、電波の弱さを補強する方法があります。
一般的にブースターと呼ばれている装置を、デザインアンテナの近くに設置することによって、受信した電波を増幅して強度を高めることが可能になります。
電波塔などから発せられるテレビ電波は、受信される地域やエリアによって大きな差があります。
もし電波が弱い地域にお住まいの方で、デザインアンテナの設置を諦められているケースであっても、ブースターなどの機器を用いることでデザインアンテナが可能になることがあります。
デザインアンテナの失敗事例まとめ
最新式のデザインアンテナの導入事例は増えており、大半のお客様に満足をいただいていますが、年間を通して数多くのアンテナ工事を手掛ける私たちのもとには、デザインアンテナの設置が失敗だったと感じられているお客様からのお問い合わせもあります。
特にデザインアンテナの受信能力や、設置場所について不満に感じられている方が多くいます。
また、ご自身でホームセンターでデザインアンテナを購入されたことによって、スペックや設置要件について見落としや勘違いがあり、購入代金を無駄にしてしまったという方も珍しくありません。
地デジやドットコムでは、すべてのお客様に対して後悔をするようなアンテナ工事を実施せず、常に満足度の高いサービスをご提供したいと考えておりますので、失敗事例として6つの事例をご紹介させていただきました。
既にデザインアンテナを設置され、この記事で取り上げたような不満を感じられている方がいらっしゃいましたら、是非とも私たちにご相談ください。
デザインアンテナに不満を感じられるご家庭に対して最適なプランをご提案してきた経験や、デザインアンテナを諦められていた建物に設置してきた実績をもとに、アンテナに関する不満や不安を解消させていただきます。