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テレビが1局だけ映らない!アンテナの故障や不具合、電波障害が原因の可能性
それぞれの地域ではエリアごとに受信可能な地上波のテレビ番組が全て、無料で視聴することができます。地元の新聞のテレビ欄を参考にすると、受信可能なテレビ局が分かります。
しかし、ほとんどのテレビ局の番組は問題なく映っているのにも関わらず、テレビが一局だけ映らないというアンテナのトラブルがあります。
最近まで見れていたはずのチャンネルが、ある日突然一局のみ映らなくなったという報告は特定の地域だけでなく、全国どこでもあります。
ここでは他のチャンネルは見れているのになぜ一局のみ映らなくなるのか原因と共に対処方法を解説します。
目次
なぜテレビが1局だけ映らない現象が発生するのか
テレビの受信可能エリアであるのにも関わらず、なぜか一局だけテレビが映らないという現象が発生してしまうことがあります。
テレビのアンテナは意外と繊細なものですので、さまざまな理由によって映らなくなってしまうことがあります。
皆さんのご家庭にあるアンテナが受信している電波というのは放送局ごとに送信所や中継所から送信されており、チャンネルごとによって周波数も違います。
このため、映らない1局の周波数が何らかの原因で映らなくなってしまうこともあります。
テレビが一局だけ映らない現象の主な原因は、電波塔とアンテナの間に遮蔽物があること、電波塔とアンテナの距離が遠く受信レベルが足りていないことなどが挙げられます。
テレビが1局だけ映らない原因とは
テレビが一局だけ映らない主な原因は、視聴できなくなったテレビ局の電波の受信レベルが低下しまったことによるものです。
ここでは電波の受信レベルが低下してしまう障害について、大きく5つにジャンル分けして解説します。
すべてのテレビ局の放送が映らない場合には、アンテナの故障や、アンテナケーブルの配線トラブルが想定されますが、1局だけが映らないケースでは問題の特定が意外と難しいです。
テレビのチャンネル設定ができていない
ひとつのテレビ局の放送だけが映らない場合には、アンテナや設備のトラブルではなく、テレビのチャンネル設定が間違っているというケースも多いです。
その場合テレビリモコンを使用し電波の受信レベルが、今お住いの視聴環境に適しているかを確認します。
確認方法はリモコンの設定やメニュー画面から受信環境を調べるといった項目を選択します。
電波の受信環境を確認し、チャンネルの設定がお住まいの地域に正しく設定されているか再調整することで映りが改善するケースがあります。
電波はテレビ局によって送信される電波が少しずつ違いますが、放送エリア内であれば1局だけが届かないということは極めて稀です。
エラーコード「E201」
昨夜まで問題なく見れていたチャンネルが突然視聴できなくなった場合、テレビ画面にE201というエラーコードが表示されている場合があります。
この「E201」のエラーコードはテレビ電波の受信強度が下がり、自宅のアンテナに十分に受信していないということを意味しており、ほとんどのテレビ製造メーカーで共通の番号が表示されます。
悪天候の影響
台風や暴風で強い風が吹いた場合、また地震の揺れでアンテナの位置が微妙にずれてしまった可能性があります。
雪の降る地域にお住まいの方は、降り積もった雪に電波が遮られ特定のチャンネルのみ映らなくなることもあります。
雨が強く降っている間は電波が遮られチャンネルが映らなくなることがあるので、天気が回復するまで待って、テレビの映りを再確認するようにしてください。
改善が見られない場合は、テレビ画面からアンテナの受信レベルを確認して、異常がないようであればアンテナ工事の専門業者に相談することが望ましいです。
アンテナ専門業者は数ミリ単位でアンテナの向きや角度を調整して、テレビの映りを改善します。
アンテナ工事のDIYは危険
ご自身で屋根に登る作業は非常に危険で、さらには他のチャンネルまで映らなくなってしまう可能性があるりますので、DIY作業は決しておすすめできません。
万が一、台風や強風などの自然災害によってアンテナが故障あるいは倒壊してしまった場合には、ご加入されている火災保険で補償される場合もありますので、こちらも合わせてご確認ください。
大きなビルや新しい建造物が建った
アンテナの方向に大きな建物が建った場合には、特定の電波のみが遮られテレビが映らなくなる可能性があります。
ご自宅の周辺でリアで高層ビルが新たに建設されたり、背の高い木が植えられたりすることで、電波がうまく受信できなくなることがあります。
ご自宅の庭木や樹木も場合、アンテナに被らないように剪定して不要物を撤去すれば良いですが、他の家の人の木や、新しく建った家や高層ビルとなると、自分で出来ることは限られてしまいます。
アンテナは最初の設置時に周辺環境に合わせて向きや角度を設定していますので、お住まいの環境に合わせてアンテナの再調整をすることで、再びこれまで通りにテレビの視聴が出来るようになります。
高速道路の通勤ラッシュ影響
朝夕などの特定の時間帯に限って、特定のテレビ局の放送が映らないというトラブルが発生するご家庭の場合には、極めてまれなケースではありますが高速道路のクルマの渋滞にによってテレビ電波が遮られてしまっている可能性があります。
テレビ塔から発信される電波は、各家庭に設置されたアンテナによって受信しますが、その間にクルマやバス、大型車両が常に存在する状態となることで、テレビの映りに影響が出るようです。
この他にも、夜だけテレビの映りが悪いというご家庭では、近隣でサラリーマンの方がアマチュア無線を楽しまれており、アンテナに影響を与えていたというようなケースもあります。
決して頻繁にあるトラブルではありませんが、特定の時間帯にだけテレビ視聴にトラブルが発生し、1局だけが映らないという現象が起こる場合には、高速道路やアマチュア無線などのテレビ電波に影響を及ぼす様々な要因について検証してみてください。
地デジやドットコムでは、アンテナ工事の専門業者として積み重ねた経験を活かし、ご家庭で起こるテレビやアンテナに関するトラブルに即座に対応させていただきます。
700MHz帯問題
テレビ電波の受信に影響する可能性があるもののひとつに、700MHz帯というテレビ電波による受信障害があります。
700MHz帯は、NTTドコモなどの携帯電話の通信事業者に割り当てられているもので、スマートフォンの普及が大幅に拡大したことに伴って、利用されることになった電波の帯域です。
実は、この700MHzの帯域は以前、テレビがアナログ放送だった時代にテレビ電波のために使用されていたものです。現在は日本全国の全てのご家庭がデジタル放送を受信しているため、基本的にはこの問題は起こりません。
しかし、電波を増幅するために使用するブースターを設置している場合には、ブースターが700MHz帯に干渉してしまい通信障害を起こすことがあります。
アンテナの故障や不具合が原因のとき
放送局からの電波が弱まってしまい1局だけが映らないトラブルについてまとめましたが、上記の全ての条件に当てはまらない場合には、アンテナの故障や電波障害によって1局だけ映らない状態となっている可能性があります。
通常、1局だけが映らない状態の場合にはアンテナの不具合は考えにくいのです。ただし、稀なケースとしてアンテナの不具合による事例がありますので、参考までにご覧ください。
アンテナの特徴と寿命について
地上デジタル放送の電波は発信地から直線で飛んでくるため、障害物がないようにできるだけ高い位置にある屋根の上などに設置しています。
そのため、屋根の上にある地デジ用のテレビアンテナは雨や風だけでなく、太陽熱や排気ガスなどいろいろな外的要因から影響を受けています。
一般的にテレビ用の地デジアンテナの寿命は設置から約10年です。もちろん10年以上使用することも可能ですが、15年程度となるといつ故障してもおかしくありません。
長くアンテナを使用していると、1局だけ映らないといったテレビ視聴に関するトラブルも発生する可能性が高まりますので、10年サイクルでのアンテナ交換をおすすめします。
アンテナの不具合のチェックポイント
もしご自宅の屋根の上にあるアンテナが家の下から見える場合は、いくつかのチェックポイントがあるので確認してみましょう。
・支柱や取り付け金具がぐらついているように見える
・塗装が剥がれてきている
・表面の取り付け金具や部品が錆びてきいる
・線が切れたり、たるんでいる
目視でいずれかに該当しているようなら、アンテナが寿命を迎えている可能性が高いです。
家の外からアンテナが見えない場合、はしごで無理に屋根に登ると、外壁や屋根の塗装がハゲてしまったり、また高所での作業になるので大変危険です。
アンテナについて気になる箇所がある場合には、アンテナ工事の専門業者である私たち地デジやドットコムにご相談ください。
アンテナ配線ケーブルのチェックポイント
アンテナは屋根の上などの屋外に設置されていますが、テレビ受像機がある屋内まで有線のケーブルで接続されています。一般的にはアンテナケーブルと呼ばれる配線です。
アンテナケーブルが劣化すると、故障や障害が発生していなくてもアンテナから受信した信号が減ってしまい、アンテナレベルが低くなります。
一局だけ映らないというトラブルの場合、アンテナよりもアンテナケーブルに問題があるケースが多いです。
・アンテナが故障してしまっている可能性があります
・方向がずれている
・支柱が曲がっている
・老朽化によって素子が露出してしまっている
電波障害が原因のとき
ご自宅のアンテナの周囲にテレビ放送用以外の強い電波が当たると、テレビの電波を受信できなくなってしまうことがあります。
テレビ以外の電波を発信する例を具体的に挙げると
・家電などのモーター類から発生する電波
・アマチュア無線
・スマホの電波塔
・高圧電線の鉄塔
・自衛隊基地から発信される電波
・飛行機やヘリコプターが地上と交信している時の電波
・新幹線
・高圧電線
・家電などのモーター類から発生する電波
などが挙げられます。
それぞれ対処法は違いますが、アマチュア無線の場合はNHKや総合通信局に連絡することで解決のための方法について相談に乗ってもらえます。
アンテナにテレビ用以外のこれらの強い電波が当たると映像が乱れたり、一局のみテレビが映らなくなることが考えられますので、原因が分からない場合も是非ご相談下さい。
テレビが1局だけ映らない原因まとめ
1局のみ映らなくなる原因と対処方法を解説しました。
まずは、テレビのリモコンでアンテナレベルを確認し、電波の強さと地域設定を確認します。
再設定をしても改善が見られない場合、テレビと本体を繋いでいるケーブルに不具合がないか確認します。ケーブルの先端部分が折れたり、曲がったりしている場合は交換して下さい。
その他にも同様にコンセントに挿さっているケーブルが外れかかっていないか確認して、もし緩んでいる場合はしっかり挿し直す対処をします。
これらの対処をしても改善がない場合は、テレビ本体やアンテナ、周辺環境に問題があるので、専門業者に連絡することをおすすめします。
もしテレビアンテナ自体が壊れていれば、一局だけではなく全てのチャンネルが見れなくなるので故障ではなく電波障害の可能性が高いです。
受信側の環境が不安定だと電波が少し遮られただけでテレビ視聴に影響が出る可能性があります。
また不具合を放置していると他の電波も受信しづらくなり全くテレビが映らなくなる可能性もありますので、早めの対処をおすすめします。
もし自分がどの電波障害か分からない、また、どこに連絡すればいいか分からない場合、私たち地デジやドットコムをご利用下さい。
アンテナのズレ、故障や破損があった場合は部品の交換、風によりアンテナの位置がズレた場合のアンテナの修理が税込み8.800円から対応が可能です。
アンテナに関する専門的な知識を有した専門家が常駐し、24時間365日受付していますので、まずは電話でのご相談をお待ちしております。