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アンテナ設置で主婦が考えること、夫婦で考えるべきこと
アンテナの設置や交換については、ご家庭で過ごす時間が長い主婦のほうが関心が高く、仕事で昼間は外出されているご主人にとっては関心の薄いケースが多いようです。
このため、アンテナ選びについては奥様が率先して選ばれるのかと思いきや、女性の方は機械類のことが苦手な方が多く、結局はご主人がアンテナを選ばれることになります。
もちろん性能や価格について調べることについては、家族のなかで得意な方が担当するのが良いのですが、あとから不満が出ないようにするには、やはり夫婦で一緒に考えるのがベストです。
アンテナの新設や交換などを問わず、アンテナ選びをされているご家庭で、夫婦のどちらが何を決めることを担当すれば良いのかについて、アイデアをまとめてご紹介します。
目次
アンテナ工事で後悔されていることとは
アンテナ工事で後悔されていることとは、どのようなものがあるのでしょうか。
テレビを見ることができれば特にどんなアンテナであっても問題が無いというのが、多くのご家庭にも共通した正直なご意見であると思います。
日常的には目にすることさえ珍しいですから、特定のアンテナについて強いこだわりを持っているという方は、アンテナに関わる仕事をしていても遭遇することはほとんどありません。
つまり、テレビの映りさえ良ければ多くの場合にはアンテナ工事で後悔することは無いのですが、思わぬトラブルが発生することで後悔されるケースもあります。
アンテナが十分に機能しない(テレビ視聴できない)ことへの後悔
アンテナの性能は年を追うごとに向上していますので、最近ではアンテナの知識が無い方が設置工事をしてもテレビ視聴ができることが多くなっています。
しかし、アンテナには取り付ける方向や、支柱の強度、アンテナケーブルの敷設方法など、アンテナ工事の専門業者でなければ見落としがちなポイントがあります。
アンテナの工事では、テレビが視聴できるかどうかが唯一のポイントになりますので、設置工事の当日にテレビが映っていれば、どのような工事であっても過失を見つけ出すことはできません。
しかし、基本的に屋外に設置して風雨にさらされる状態で使用するアンテナは、日々の気象条件によって少しずつ傾いたり、錆びたりと、手抜き工事や欠陥工事の影響が表れてきます。
本来であればアンテナの寿命である10年以上の期間ずっと使い続けることができるはずであるのにも関わらず、1年以内にアンテナが傾いてしまうようなことがあります。
アンテナは正しい方向を向けなればテレビ電波を受け止めることが出来ませんので、傾くことによってテレビでは少しずつ映らないチャンネルが増えていくこととなります。
工事代金が安ければ良いという考えは、ご夫婦のどちらからの賛同も得やすいために、格安工事を売りにしている業者に依頼して、数年後に後悔してしまうケースがあります。
アンテナが倒壊してしまったという後悔
テレビが視聴できなくなったというだけであれば、アンテナのメンテナンスだけで対処することが出来ますので、思いがけない出費とはなりますが少額の費用負担で正しい状態にすることが可能です。
しかし、アンテナが倒壊してしまうと、アンテナ本体が使い物にならずに買い替えとなるだけではなく、屋根瓦や建物のさまざまな場所を損傷させる恐れがあります。
日常的にテレビを視聴する習慣がないご家庭では、アンテナが倒壊していても数週間は気付かずに放置しており、損傷した屋根瓦から雨水が浸水して屋根裏や室内に悪影響を及ぼす可能性があります。
地デジやドットコムでは、アンテナ倒壊という最悪の事態にならないように適切な対策を行うことに加えて、私たちの自信の表れとして10年間の倒壊に対する保証を行っています。
アンテナ設置工事を行う業者の多くは絶対に倒壊はしないと力強く言いますが、保証を付けたり、もしものときに弁償してほしいと要望しても、絶対に要求には応じてくれません。もちろん実際に倒壊してしまったときにも、自分たちの工事は完ぺきだったと言い張ります。
このような悪質な業者に関する危険を察知することは、ご夫婦のなかでは奥様の方が得意なことなのかもしれません。発注後であっても、怪しいと思ったら別の業者にも問い合わせてみてください。
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古いタイプのアンテナを取り付けられてしまって後悔
アンテナは電気を一切使用しないテレビ放送電波の受信装置ですが、家電製品などと同じように年を追うごとに性能は強化されており、やはり新しい年式の方がさまざまな面で優れています。
電波を受信する性能は、新しいものの方が良くなっているだけでなく、同じ受信能力を持っている装置であっても本体の大きさに違いがある場合が多いです。近年は小型化の傾向にあります。
古くて大型のアンテナは、屋根や壁面などの建物への負担が大きくなるため、アンテナそのものの強度が十分であったとしても、屋根瓦が重さに負けて割れてしまったり、壁が重みに耐えきれずに崩れ落ちる可能性もあります。
アンテナ設置工事について年間に僅かな件数しか対応していないような業者の場合には、数年前に仕入れたアンテナの在庫が残っている状態のために、依頼者には説明せずに古いタイプのアンテナを設置するケースも見られます。
お隣や周辺の建物に取り付けられているアンテナと見比べてみて、自宅のアンテナが明らかに大きいことに気付いたとしても、業者は返品交換などに応じてくれませんし、再びアンテナ工事のために立ち合いをしなければならず、非常に面倒です。
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夫婦でアンテナ工事について話し合うべきポイント
ご夫婦でアンテナ設置工事について話し合う際にポイントなる項目について、まとめてご紹介させていただきます。
アンテナ工事を巡っては、お仕事が忙しい旦那さんが奥さまに全てを委ねてしまうケースや、機械類に詳しくない奥さまが旦那さんに任せっぱなしのケースもありますが、最低限しっかりと話し合っておくべき事柄をまとめました。
新設や付け替えを問わず、アンテナ工事について夫婦間で話し合っておくべきポイントです。
工事業者が来る日付についての確認
アンテナの設置工事では、アンテナ本体は屋外に設置されるものの、テレビの映りをチェックすることで工事が完了するために、どうしてもご家庭の方が少なくとも1名、立ち会っていただく必要があります。
また、これまでアンテナケーブルを敷設していなかった部屋に、新たにアンテナケーブルのコネクタを取り付ける場合には、屋内での配線の工事が中心となりますので、立会いされるご家族は出かけることもできません。
このため、アンテナ設置工事の日付については、ご夫婦でしっかりと話し合いを行っていただき、できればお二人が在宅されているタイミングで業者が工事を行うのが好ましいです。
訪問営業をするアンテナ工事業者のなかには、ウソの業者を偽って堂々と建物内に侵入して、家財や貴重品を盗み出すような被害も少なからずありますので十分に注意してください。
視聴したいテレビのチャンネルを確認
テレビのアンテナは、地上デジタル放送が視聴可能な地デジ用アンテナの他、CSやBSを視聴するための専用のパラボラアンテナもあります。
また、地域によってはケーブルテレビのサービスが充実しており、地上デジタル放送に加えて、さまざまな番組が視聴できるケースもあり、意外と選択肢が多いものです。
このため、とにかく地上デジタル放送さえ映ればよいと考えるだけではなく、ご夫婦でどのようなテレビ番組が見たいのかを確認し、必要であればBSやCS用のアンテナの設置もご検討ください。
地デジ用と衛星放送用の2つのアンテナを同時に設置する場合には、工事代金が安くなることが多いですので、無駄なコストをかけないように注意してください。
テレビを設置している場所についての確認
リビングや寝室などにテレビを設置する場所は、アンテナケーブルのコネクタの位置に大きく左右されます。
電源コンセントとは異なり、多くのご家庭では1部屋に対して1か所しかアンテナケーブルのコネクタを取り付けていませんので、コネクタの位置がテレビの設置場所となります。
しかし、ご自宅の使用方法や家族構成、室内レイアウトなどによっては、現在のテレビの設置場所に不満を感じられていることも多く、アンテナ工事と同時にコネクタの位置を変える工事を申し込む方も多いです。
また、1つの部屋の中のコネクタの位置の変更だけではなく、これまでコネクタが無いためにテレビを設置できなかった部屋についても、コネクタを新設することでテレビ視聴が可能になります。
寝室で寝る直前までテレビを見ていたい方や、書斎などのパーソナルスペースでのテレビ視聴を希望される方など、さまざまなケースでコネクタの新設のご依頼があります。
テレビを観なくなったご家庭への注意点
ご夫婦でテレビやアンテナについて話し合いをされた際に、もう自宅ではテレビを観なくても良いという判断をされるケースも、このところ増加傾向にあります。
実際、テレビアンテナを設置しているのにもかかわらず、テレビ本体が無いご家庭や、テレビ視聴をスマホで行っているご家庭なども増えてきているのが現状です。
もちろん、テレビをご自宅に取り付けることは法律などで義務付けられていませんので、テレビを観なくなったのでアンテナを設置しないという選択をすることも、ご家庭の判断でしょう。
しかし、テレビを観なくなったご家庭で注意していただきたい点がいくつかあります。
アンテナが傾いていても気づかないので注意
アンテナは屋外に設置されることから、常に風雨にさらされており、どれだけしっかりと固定する工事を行ったとして少しずつ傾いて行ってしまいます。
特に、アンテナの支柱が錆びてしまったり、アンテナを固定するワイヤーが緩んでしまったりする事例が数多くあります。
本来、テレビ視聴をされているご家庭であれば、テレビの映りが悪くなったり、特定のチャンネルだけが映らなくなるなど、アンテナの傾きなどの不具合をテレビの映りで確認することができます。
しかし、日常的にテレビ視聴をする習慣が無くなってしまったご家庭の場合には、これらの不具合や故障などに気付くことが無く、最終的にアンテナが倒壊するまで気付かないということがあります。
アンテナが倒壊することは建物の損傷に繋がったり、落下によって人身にも危険が及ぶ可能性がありますので、テレビを観なくなったご家庭では定期的にアンテナの状況を目視確認するようにしてください。
テレビを観なくてもNHKの受信料はかかる
地上デジタル放送は、民法各局のさまざまな番組を無料で楽しむことが出来るものですが、NHKについては受信料を徴収して放送事業を行っているテレビ局であるため、費用が発生します。
普段からテレビを一切見ないというご家庭であっても、アンテナが設置されており、テレビが建物内に設置されていれば、NHKの受信料を支払わなければならなくなります。
NHKの受信料は決して高額ではありませんが、見ないものにお金を払うことは単なるムダ金になってしまいます。
アンテナが設置されていることでNHKの受信料を徴収するスタッフが家庭を訪問して、執拗に請求を行う事例がありますので注意してください。
年末年始などの特別な日にはテレビを見たい
日常的にはテレビ視聴の習慣がないご家庭であっても、年末年始や夏の特番などの年に数回だけの特別な日にはテレビを見たいと感じられることがあるかもしれません。
スマホアプリでもテレビ番組を視聴することは可能ですが、大きな画面で家族そろってテレビを見たいという場合には、やはりテレビがあると便利です。
長らくテレビを使用していないご家庭では、いざ年末になってテレビをつけても画面が真っ暗なままというケースも珍しくありませんので、テレビを見る機会が明らかなときには事前にテレビの映りをチェックするようにしてください。
https://chideji-ya.com/blog/attention/%e6%96%b0%e7%af%89%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%8a%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e7%a7%98%e8%a8%a3/
アンテナ設置工事でご夫婦が考えるべきことまとめ
アンテナ設置工事については、ご夫婦であっても意見に違いがあるケースが珍しくありません。
たまに見るだけのテレビは必要ないと考える方もいらっしゃれば、維持費はNHKの受信料だけなのでテレビは置いておきたいと考える方もおられます。
また、アンテナ設置工事には立会いが必要になるため工事日の決定について話し合っておくべきですし、見たいチャンネルについての意見を出し合う時間も大切かもしれません。
アンテナの性能や視聴可能なチャンネルについては旦那さんが調べ、室内レイアウトや建物の外観などについては奥様が意見を出すといった役割分担をしてみましょう。
ご夫婦でアンテナ工事について話し合う際に疑問に思うことがありましたら、地デジやドットコムではアンテナに詳しいスタッフが24時間対応でお電話をお待ちしていますので、是非ともご連絡をください。
アンテナの性能や地域ごとの特徴、設置場所に関する内容、アンテナケーブルの敷設のご相談など、さまざまな内容について丁寧にご回答させていただきます。