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アンテナ工事を安く仕上げる方法を業者視点で詳しく解説

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テレビが視聴できずに困っているものの、アンテナ工事にかかる費用負担については出来るだけ安く抑えたいというのが多くの方の共通した希望です。

アンテナの設置や取り換え工事にかかる金額を調べてみると意外と高く、もっと安く済ませたいと考えられている方のために、安く仕上げる方法についてまとめて解説します。

地デジやドットコムでは、これまでに3万件以上のアンテナ工事を実施した経験とノウハウがありますので、業者の視点からいかにアンテナを安く設置するのかについてまとめます。

アンテナ工事は自分で出来る

アンテナ工事をとにかく安く済ませたいという場合には、アンテナの設置工事を外部の業者などに依頼することなく、ご自身で作業をされることが最も費用を安くすることができます。

週末などを利用して、何日かに分けて作業を行えば、これまでにアンテナ設置の経験が無い方であっても、テレビの視聴ができる状態まで仕上げることが可能です。

もちろん、屋根の上に登るという高所作業のリスクや、アンテナ本体が十分に固定されておらず転倒してしまうリスクはありますが、費用面だけを考えるのであればDIYによるアンテナ設置は選択肢のひとつとなるでしょう。

電気を一切使用していないアンテナ機器は、電気工事にかかる資格を取得する必要もありませんので、誰でも合法の範囲内で作業を行うことができます。

ただし、アンテナ設置工事では、屋根の上に登るために十分な高さのある脚立を用意したり、真っすぐに設置するために水平器を購入したり、ご自身で作業をすることで周辺機材の購入が必要になるケースがあります。

また、屋根から落ちてしまったり、屋根瓦を傷つけてしまったり、入院費用や修繕費用が発生してしまうトラブルが懸念されますので注意してください。

あくまで費用面だけを重視した場合にはご自身で設置されることを検討するべきですが、アンテナ設置業者としてはアンテナ設置の経験やノウハウがない方が自ら作業を行うことは決しておすすめできません。

インターネットでアンテナを購入

世の中のありとあらゆる商品やサービスと同じように、アンテナ本体を購入する場合には、インターネットの通販サイトなどで購入されるのが最も安いです。

接客するためのスタッフや、商品を陳列するための店舗などが不要であるため、インターネットでアンテナを販売する業者が、アンテナ本体の価格としては最も安い値段をつけています。

アンテナのスペックや性能についても詳しく記載されていることが多いですので、インターネットでアンテナを購入することには大きなメリットがあります。

もしもアンテナ設置業者や街の電気屋さんなどを通じてアンテナを購入される場合であっても、アンテナの価格相場や性能などについては、最低限はインターネットで確認するようにしましょう。

アンテナの設置を依頼する業者選びを間違うと、在庫となっていた古いタイプのアンテナを設置されてしまったり、型落ちのアンテナを高額な価格で売りつけられる可能性があります。

ただし、インターネットを通じてアンテナを購入される場合には、アンテナの設置工事についてもご自身で行うことがセットとなることを覚悟してください。

街の電気屋さんに依頼すればアンテナの設置工事のみをしてくれる可能性がありますが、アンテナの販売による利益を得られないために、アンテナの工事代金を高く請求されることが一般的です。

アンテナ工事の専門業者である私たちの視点で見れば、ユーザーさんがご自身で購入されたアンテナについては、設置工事にかかる手間が大きくなることを懸念しますので、やはり工事代金が高くなってしまうことは当然のように感じます。

ご自身で工事をされるのであればインターネットでの購入、アンテナ設置を業者に依頼される場合にはアンテナ本体も業者から購入されることをおすすめします。

八木式アンテナを選択

価格面での比較であれば、アンテナのタイプは八木式アンテナを選ぶことが好ましいです。

魚の骨のような形をしたおなじみのアンテナである八木式の場合には、ホームセンターや家電量販店、オンラインのECサイトなどあらゆる場所で、最新式のデザインアンテナやユニコーンアンテナよりも安く入手することができます。

もちろん、新しいタイプのアンテナの場合には、機能面や安全面などへの配慮がされているために全体のスペックを比べると八木式アンテナは見劣りしてしまいますが、価格面での優位性が大きいです。

古くから一般的に戸建てや集合住宅の上に設置されているアンテナですので、流通量が多いことから性能は安定しており、地上デジタル放送が導入された現在でも主力のアンテナタイプです。

ただし、八木式アンテナを取り付けることで失敗したと感じられる方もいらっしゃいますので、以下の記事を一読していただくことをおすすめします。

https://chideji-ya.com/blog/attention/%E5%85%AB%E6%9C%A8%E5%BC%8F%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%81%AE%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%82%92%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

もし、さらに安くアンテナを入手したいのであれば、中古品の八木式アンテナをリサイクルショップなどで見つけるのも良いです。最近では個人間の売買をするメルカリなどのオンラインサービスもあります。

ただし、八木式アンテナは素子と呼ばれる電波の受信部分のコーティングが、使用するにしたがって経年劣化し、素子の内部が露出してしまっている可能性があります。素子が露出した八木式アンテナでは十分にテレビ電波を受け止めることができませんので、ご注意ください。

また、屋根の上に設置される八木式アンテナは、台風や暴風雨によって転倒してしまうことがあるため、中古品で出回っているアンテナの中には支柱の強度が十分ではない転倒品が混ざっている可能性があります。

素子と支柱の劣化具合によっては、購入時にはテレビ電波を受け取ってテレビ視聴ができるものの、数年後には再びアンテナを交換しなければならないケースがあります。

長期的にはデザインアンテナが安い可能性

テレビ電波がアナログからデジタルへと移行した時期に登場したデザインアンテナは、屋根の上にアンテナを設置する必要が無いことから人気の高いアンテナです。

最近の新築住宅では屋根の上にアンテナが設置されておらず、壁面にボックス状のデザインアンテナが取り付けられているケースも多く、年を追うごとに導入されるご家庭が増えています。

デザインアンテナは外観のスタイリッシュさが人気の秘訣ですが、アンテナ設置業者の視点から見れば、やはり壁面に設置できることに優位性があるように感じます。

屋根の上に登ってアンテナ工事をすることは、専門業者にとっては日常的な作業ですが、街の電気屋さんが高齢化していることなどを考慮すると、八木式アンテナのメンテナンスや交換にかかるコストは将来的に大きく上昇する可能性があります。

デザインアンテナであれば、壁面の目線よりも少し高い位置に設置されることが多いですので、エアコンの交換と同じような感覚で、手軽に交換工事をすることができます。

本体価格のみを比較すると八木式アンテナの方が安いのは事実ですが、アンテナの寿命である10年から15年の期間で比較してみるとデザインアンテナの方が優位である可能性があります。

室内アンテナという選択肢

アンテナを安く設置しようとインターネットを検索していると、テレビの上に設置するだけでテレビ番組を視聴することができる簡易的な室内アンテナが見つかります。

屋根の上どころか壁面にさえ設置工事が不要で、室内に置くだけでテレビを視聴することができますので、非常に便利なツールですが、アンテナ工事の専門業者の視点からはあまりおすすめできません。

室内アンテナはたしかに手軽にアンテナを用いてテレビ視聴ができるものの、電波強度が極めて高いエリアを除いては十分にテレビ電波を受け止めることができません。

もし、室内アンテナで十分なのであれば、わざわざ屋根の上や壁面にアンテナを取り付けるご家庭は無くなりますが、現在のところ日本では室内アンテナで十分な地域は非常に少ないです。

地上デジタル放送が導入されたことによる大きなテレビの変化は、少しでも受信電波が弱くなるとテレビが全く映らなくなってしまうことです。

以前であれば電波が弱くてもテレビ画面が不鮮明になったり、砂嵐状態でかすかに音声が聞こえたりと、なんとかテレビ視聴を維持することができましたが、地デジ放送の場合にはこのような不鮮明あるいは砂嵐の状態は無く、完全に画面が真っ黒になってしまいます。

地上デジタル放送のテレビ画面の仕様については、以下の記事で詳しく解説しています。

https://chideji-ya.com/blog/attention/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E4%BF%AE%E7%90%86%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/

すでに若い世代の方のなかにはテレビが砂嵐状態になることをご存じないかもしれません。

地上デジタル放送は、双方向型あるいは視聴者参加型がと呼ばれるシステムの導入によって話題になりましたが、ユーザーの立場からすればテレビ電波が少し弱いだけでもエラーコードが出て、画面が表示されなくなってしまうためにやや不便に感じられる方も少なくありません。

アンテナを設置しないという選択肢も

ここまではアンテナを設置することを大前提として、アンテナ設置工事をいかに安く抑えるのかについて解説してきましたが、現在ではアンテナを設置しなくてもテレビを視聴する選択肢があります。

そもそもアンテナを設置しませんから、アンテナ取り付けにかかる工事代金は無料です。

アンテナを付けずにテレビを視聴する方法としては、光回線やケーブルテレビの提供会社が行っているテレビ視聴サービスがあります。

インターネット回線などを利用することによって、テレビを視聴することができますので、戸建てや集合住宅にテレビ用のアンテナを設置することなく、テレビが視聴できます。

アンテナ設置工事を煩わしいと感じたり、消耗品であるアンテナの寿命が気になる方にとっては、光回線やケーブルテレビを利用したテレビ視聴は有効な選択肢です。

ただし、光回線やケーブルテレビの事業者は決してボランティアではありませんので、サービスに対する費用が発生します。光回線やケーブルテレビの月契約に加えて、テレビ視聴サービスにも費用がかかります。

つまり、アンテナを設置すれば無料で見ることができる地上デジタル放送ですが、光回線やケーブルテレビの事業者を通じて視聴する場合には、月額の継続課金サービスとなります。

また、光回線やケーブルテレビの事業者では、テレビ視聴サービスの導入にあたって初期のセットアップ料金がかかりますので、アンテナを設置するのと同じくらいの費用が発生してしまいます。

このため、現在すでに光回線やケーブルテレビを使用されており、アンテナの交換工事のタイミングであるご家庭を除いては、これらの視聴サービスを利用されることは、あまり魅力的な選択肢ではない可能性が高いです。

アンテナ工事の業者選びで安く抑える

アンテナの設置や交換工事を安く抑えるための様々な方法について説明してきましたが、アンテナ工事の専門業者の視点からは、できれば専門業者に依頼していただきたいと思います。

ご自身でアンテナ工事をすることは合法ですし、時間と手間を考慮しなければ安く仕上げることが出来るのは間違いありませんが、どうしてもアンテナが傾いてしまったり、慣れない高所作業によって思いがけない事故やケガが起こる可能性があります。

また、インターネットで購入されることでアンテナ本体の金額を安く抑えることができるものの、お住まいの地域の電波状況に合致しているかどうかは専用の機材で計測しなければ判断が難しいです。また、やはりご自身で設置されることになりますので、アンテナの性能を十分に引き出すための正しい設置ができるかどうかについて不安が残ります。

アンテナのタイプを八木式にするかデザインアンテナにするのかについては、ご利用になられる皆さまが判断されるべきことですが、最近ではデザインアンテナの流通量が増えたことで価格も大幅に下がっていますので、実は八木式と比べても価格面で大差がないケースも多いです。

地デジやドットコムでは、デザインアンテナを壁面に設置する工事をご依頼いただくことが増加傾向にあり、価格面についても依然として八木式アンテナの方が安いのは事実ですが、可能な限り多くのご家庭にデザインアンテナを導入していただけるように努力しています。

24時間体制のアンテナ相談の電話窓口(コールセンター)を設置してますので、是非ご活用ください。

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