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アンテナの業者選びで失敗?依頼前にチェックすべきポイントとは
アンテナ工事は、電気や水道などの工事と比較すると、長い期間のサイクルで工事が発生することや、さまざまな業者が請け負っていることなどが特徴です。
電気や水道などとは違い、アンテナの取付工事をするために必要となる資格はありませんので、ホームセンターや電気屋さんなどもアンテナ工事を請け負います。
この結果、アンテナ工事の業者選びで失敗したという事例は数多く報告されていて、何とかしてほしいと弊社に依頼をいただくケースも珍しくありません。
ここでは、アンテナにお困りの全ての方のために、アンテナ工事で失敗しないためのポイントをまとめてご紹介します。
目次
アンテナの業者選びで失敗したと感じること
テレビが映らなくなるとニュースやバラエティ番組を見ることができなくなり、日常生活に支障をきたします。
このため、慌ててアンテナ工事を依頼することになるのですが、工事の完了後に失敗したと感じられるケースが多いです。
では、どのような点で失敗したと感じられるのでしょうか。
高額なアンテナ工事契約になってしまった
やはり最も多くの方がアンテナ工事で失敗したと感じられるのが、工事代金についてです。
急いで業者を探すために、標準的な価格をチェックすることなく、最初に見つけた業者に電話をして工事を依頼してしまう方が多いようです。
アンテナ工事では、アンテナの本体や固定器具などの原価に加えて、アンテナ工事の作業員の費用が発生します。
また、アンテナを正しく設置するためには必須となる電波チェックや、建物内の養生にかかる費用、既存のアンテナの取り外しなどでも追加請求を行う業者があります。
地デジやドットコムでは、このようなアンテナ工事にかかる費用について様々なトラブルが発生している状況を打破すべく事業を展開しています。
電波の測定はもちろん、建物内の養生、さらにはアンテナ工事後のチャンネルの設定に至るまでを全ての作業を含んだ金額にてセット料金を設けています。
アンテナ工事の寿命は10年以上と長いために、相場を十分に把握していない方が多いことにつけこんで法外な料金を請求する業者に騙されないように注意してください。
アンテナ工事までの待ち時間が長い
テレビが映らない状態は、できれば早く解消したいものですが、実際のアンテナ工事までに随分と長い待ち時間があったという方も珍しくありません。
アンテナを手配したり、作業員を確保するなど、様々な要因によって工事開始までに時間がかかってしまうこともありますが、2週間以上も待たされるようであれば要注意です。
地元のホームセンターなどでアンテナを購入されて工事を依頼すると、待ち時間が異常に長かったというお客様からのお話もあります。
工事までに時間がかかってしまう業者の場合、実は社内にアンテナ工事ができるスタッフがおらず、外注によって作業を済ませていることがります。
このような外注によるアンテナ工事では、時間調整のために待ち時間が長くなってしまいがちであるというデメリットに加えて、手抜き工事が行われる危険性もあります。
あまりにも待ち時間が長いと感じたら、ほかの業者を探されることをおすすめします。
専用機材を持っておらず不慣れな作業員だった
アンテナは非常にシンプルな構造物であるため、ご自身でアンテナを購入されてDIYで取付されるケースさえあります。
このため、アンテナ工事について経験がなく、工事のための専用機材を持っていないような作業員であってもアンテナ工事ができてしまいます。
アンテナ工事は高所での作業となるため、シンプルな工事であるとは言え、やはり経験や機材が十分ではない作業員に任せると、思いがけないトラブルが発生します。
作業員自身が十分な安全対策を行っていないために転落してしまったり、アンテナ本体を落下させてしまうような危険性もあります。
また、足場の悪い高所での作業でアンテナを固定させるにはスキルが必要になりますので、素人に近い作業員がアンテナ設置工事をしたことで固定の強度に不安があります。
作業員が屋根を傷つけてしまうこともありますので、しっかりと専門性の高いスタッフがいる業者を選ぶようにしてください。
古いタイプのアンテナを取り付けられた
テレビや洗濯機、スマートフォンなどの家電とは違い、アンテナの商品開発スピードは決して早くありませんので、10年後でも十分に使えるアンテナを選べば、最新式である必要性は特にありません。
このため、わざわざ最新式のアンテナを導入して僅かな違いに高いお金を払うよりは、商品が市場に出てからしばらく時間が経ったタイプのものを選ぶことがおすすめです。
しかし、あまりにも古い地デジアンテナの場合には、重量が重かったり、電波の受信能力が低かったりと、最新版とは随分と異なる仕様のアンテナとなります。
アンテナは建物に対して少なからず負担をかけてしまう構造物ですので、軽い方が好ましいです。また、電波の受信能力が高いことで設置可能な場所の選択肢が広がります。
取り付けるアンテナについては、事前に型番を教えてもらうなどして、アンテナの性能や価格帯についてチェックしておくことをおすすめします。
不要な箇所の工事までされてしまった
アンテナ工事は、高所での作業に加えて、建物内に引き込んでからテレビ受像機までの間をアンテナケーブルで繋げる工事までが含まれます。
悪質なアンテナ工事業者の場合、事前にアンテナ工事の範囲を十分に説明せずに、自宅の中の不要な個所まで工事をしてしまうケースがあるようです。
そして、工事を行ったからと言って代金を請求します。
現在ではインターネットのおかげで悪質な業者の情報が素早く回るために、あまりに酷い業者は淘汰されつつありますが、事前に調べておかなければ思わぬ失敗の原因になります。
屋根や建物を破損されてしまった
地デジアンテナの工事そのものが失敗してしまうだけではなく、思いがけず大きな出費が発生する可能性があるのが、工事に伴う屋根や建物の破損です。
特に瓦屋根のお宅では、アンテナ工事業者選びを間違うと大きな損失となってしまいます。
アンテナの設置工事のときに破損したことを報告されず、後日になって状況を把握されるお客様も多いようです。
また、十分な固定がされていないアンテナが傾いてしまい、屋根や建物を傷つけてしまうケースもあります。
さらに、アンテナの落下によって隣のお宅などに被害が及んでしまうと、近所づきあいにもトラブルが生じる原因となりますので業者選びには十分に注意しましょう。
アンテナの業者選びで失敗しないためのポイント
アンテナ業者選びで失敗してしまうケースについて紹介しましたので、改めてどのような点に気を付けて業者を選ぶべきであるのかについて、情報をまとめます。
アンテナ工事の専門業者であること
とてもシンプルな工事ではあるものの、アンテナ工事にも経験やノウハウといったものが数多くありますので、できるかぎりアンテナ工事の専門業者を選ぶようにしましょう。
専門業者には、経験のあるスタッフと共に、高所作業や電波測定のための専門機材が数多く揃っています。
どれだけ優秀な作業員であっても専門機材がなければ十分な作業は行えませんし、専門機材だけがあってもアンテナに関する知識の不足している作業者では正しい工事が行われません。
アンテナ工事の実績が数多くあること
アンテナ工事に限らず、何かしらの工事を依頼するときには、やはり実績の多さがひとつの重要な判断指標になります。
アンテナ工事の場合には、実績が多くある業者の方がアンテナの購入機会が多く、他社よりもアンテナを安く仕入れて、設置工事を行うことができます。
あまりアンテナ工事の件数が多くない街の電気屋さんに依頼すると、アンテナの仕入れ代金が高いために、結果的にはお客様に請求する金額も高くなってしまいます。
電話担当者がアンテナに詳しいこと
テレビの映りが悪くなったとき、まずはアンテナの修理を依頼するためにお電話をされることと思います。
こうしたときには、電話口に出たスタッフの方の対応もしっかりと確認してください。
工事現場の作業スタッフがアンテナについて詳しいことは当然ですが、電話口に出たスタッフがアンテナ工事を熟知している場合には、しっかりと営業されているアンテナ工事業者であることの証になります。
実際の工事予定日の確認を忘れずに
さまざまな条件を満たしたアンテナ工事業者であっても、実際に工事に駆けつけるまでに時間を要するようであれば、別の業者を選ぶ方がよいかもしれません。
なぜなら、テレビを視聴することができない状態では、日常生活に支障をきたしますし、ニュースなどの情報が遮断されてしまうことで安全が脅かされる事態も発せしかねません。
現在ではスマホやパソコンなどでは情報の取得が容易になりましたが、できればテレビからの情報も得るために、工事までの日程は短い方が良いでしょう。
アンテナの業者選びの失敗事例2つ
アンテナ工事業者選びの失敗によって発生した事例について、ふたつご紹介します。
アンテナ工事までに1か月も待たされた
テレビの映りが悪くなり、時々電波が途切れる状態になったために屋根の上にあるアンテナをチェックしたEさん。
八木式アンテナが大きく傾いており、テレビは映っているものの、アンテナの交換工事が必要だろうとホームセンターに出向いてアンテナ本体を購入しました。
そのホームセンターではアンテナの取り付け工事も無料で行っており、Eさんは取付サービスを依頼しました。当初は購入の翌日に設置工事をするとの連絡だったそうです。
しかし、それから一週間が経ち、二週間が経っても作業員はEさん宅に訪れることがなく、その後も何度か催促したものの結果的には1カ月もの間ずっと待たされた状態でした。
こうして1か月待ち続けたEさんに起こったことについては、こちらの記事でご紹介しています。続きをご覧ください。
瓦が破損したことを知らされず雨漏り
台風による被害が比較的多い地域にお住いのFさんは、8年ごとにテレビのアンテナを付け替えておられます。
以前に工事を依頼したアンテナ業者の連絡先が見当たらなかったため、地元の電気屋さんに頼んでアンテナ付け替え工事をしました。
電気工事の免許をお持ちの電気屋さんは手際が良く、スムーズにアンテナ工事が終了したそうです。
台風のシーズンが到来してもアンテナ本体はしっかりと固定されており、強風に飛ばされたり、傾いてしまったりすることは無かったのですが、問題はご自宅の中で起こりました。
ご自宅を建てられてから35年あまりですが、はじめて室内で雨漏りがあったのです。
アンテナ工事によって瓦が損傷したことが原因の雨漏りでした。Fさんに起こったことについて、詳しくはこちらの記事に書いています。続きをご覧ください。
https://chideji-ya.com/blog/attention/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%8a%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b%e3%81%a8%e5%af%be%e7%ad%96/
アンテナの業者選び失敗まとめ
アンテナ工事の業者選びの失敗は、テレビの映りを左右するだけではなく、建物を損傷させたり、工事までに時間を要したりと様々な問題を引き起こします。
ホームセンターや街の電気屋さんなどでもアンテナの設置工事を請け負っていますので、アンテナ工事の専門業者に依頼しなくても工事は完了します。
ただし、アンテナそのものの工事のクオリティは当然のことながら、安全面や強度、アンテナの寿命などの要素を比較すると、アンテナ工事の専門業者に依頼されることをおすすめします。
また最近では、屋根の上に立っている八木式アンテナが落下することによるトラブルや、建物の外観上の問題から、デザインアンテナを選択されるお客様が増えています。
デザインアンテナは見た目のスタイリッシュさばかりが注目されますが、実際には建物の壁面に設置するため、風雨などの自然現象にも強いという特徴があります。
なお、デザインアンテナの導入についても、悪徳業者に依頼すると高額請求をされてしまいますので、業者選びは慎重にしてください。
アンテナ工事の専門業者である地デジやドットコムでは、24時間体制のコールセンターを設置して、いつ発生するか分からないアンテナの不具合やトラブルに対応できる体制を整えています。
寿命である10年から15年の間ずっと屋根の上や壁面に設置し続ける地デジアンテナを、経験とノウハウを持った作業員が設置させていただきますので、是非ご活用ください。