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【2022年最新版】アンテナ工事を依頼する時に気をつけるべきこと
2022年のアンテナ工事は大きな転換期を迎えていることはご存じでしょうか。
地デジ化から10年以上が経過し、アンテナ工事を請け負う業者の状況や主流のアンテナタイプなども、ひと昔前とは大きく異なっています。
ここでは、2022年のアンテナ工事における最新の傾向と対策をまとめました。
これから新築を購入する方、ご自宅のアンテナの交換やメンテナンスを行う方、今後アンテナ工事を行う可能性がある方へ向けて、アンテナ工事を依頼するときに気を付ける注意点を具体的に解説します。
目次
2022年のアンテナ工事の傾向と対策
アンテナの寿命は10年から15年のため、2012年以前にアンテナを設置したご家庭は、そろそろアンテナの交換やメンテナンス工事を検討していただく時期にさしかかっています。
2022年のアンテナ工事は、寿命を迎えるアンテナが急増する一方でアンテナ工事業者は減少しているため、需要と供給のバランスが崩れていく傾向にあります。
またテレビアンテナのタイプにも変化があり、今まで一般的だった八木式アンテナを抑えて、より外観が良く維持費の安いデザインアンテナが今後の主流になってゆくとみられています。
このような傾向をふまえて2022年のアンテナ工事をスムーズに依頼するための対策として、事前に情報を収集し、アンテナが故障する前に早めの交換工事を行うことがポイントになります。
故障する前に交換してしまうのはもったいないと感じるかもしれませんが、不具合が起こってからでは「早くテレビを治したい」という気持ちが先行してしまうため、どうしても冷静に判断ができない可能性があります。
落ち着いてじっくりアンテナタイプや交換時期の検討を行うためにも、2022年は早めに情報収集を行うことを心掛けていただけるとよいかと思います。
2022年に寿命を迎えるアンテナが急増する理由
2022年には寿命を迎えるアンテナが急増すると予想されていますが、それはなぜでしょうか。
2022年は、2011年の地デジ化で新設されたアンテナが設置からちょうど10年以上経過するため、これから一斉に日本全国のアンテナが寿命を迎え始めます。
しかも2011年には日本全国で地デジ対応のアンテナが多数新設されたため、2022年に交換が必要なアンテナは相当な数にのぼると考えられます。
このように2022年はアンテナ交換の依頼がだんだんと増えていくため、アンテナ業者は今まで以上にいそがしくなることが想定されます。
特に八木式アンテナでは屋根の上でのアンテナ工事が必要になるため、高所作業も請け負うプロのアンテナ業者への予約が殺到する可能性があります。
このような状況ではアンテナが故障してから工事を依頼しても、業者の手が空いておらずすぐに工事の手配を行うことが困難になるかもしれません。
2022年は、今のアンテナが寿命をむかえるより前から、次に設置するアンテナタイプやアンテナの工事時期について家族で検討を始めておくことがおすすめです。
2022年アンテナ業者は引き続き減少傾向に
近年では、少子高齢化の影響や屋根で行う作業への不安から、アンテナ工事を引き受けてくれる業者は全体的に減少傾向にあります。
2022年もアンテナ業者の減少は続くと考えられ、今以上に少子高齢化が進行することにより屋根でのアンテナ工事が断られてしまうケースが増加したり、逆に高所作業を請け負うアンテナ専門業者へ工事が集中するという傾向が進むとみられています。
少子高齢化による街の電気屋さんの高齢化
少子高齢化によりこれまで地域の電気工事を引き受けてくれていた街の電気屋さんに屋根の上のアンテナ工事を断られるケースが増加しています。
特に築年数の経過した古い日本家屋では八木式アンテナを設置しているご家庭が多いため、今後工事ができる業者が限られてしまったり、屋根の老朽化がすすむにつれてアンテナ工事を断られるケースがますます増えていく可能性があります。
このように屋根の上の工事が断られてしまう一方で、八木式アンテナは無理でもデザインアンテナであれば工事を引き受けてくれる電気屋さんもでてきました。
デザインアンテナは壁面に設置するため、メンテナンスを比較的安全に行うことができるためです。
八木式アンテナを使用している築年数の経過したご家庭では、今後のアンテナ工事に不安を残さないためにも、次の交換の時期にデザインアンテナへの付け替え工事を検討してみるとよいかもしれません。
高所作業のできる業者の減少
近年では外壁に設置できるデザインアンテナが主流になりつつあるため、屋根の上に取り付ける八木式アンテナは少しずつ数が減ってきています。
それにともない、屋根の上でのアンテナ工事経験のある作業員も年々少なくなっているのが現状です。
しかし近年交換時期をむかえているアンテナは、ほとんどが2011年に地デジ化にあわせて新設された八木式アンテナのため、その交換作業には必ず屋根の上での作業が必要になります。
このように高所作業に慣れた業者が減少してゆくと、八木式アンテナの工事を請け負うことのできる専門のアンテナ業者に工事依頼が集中してしまうため、ますますアンテナ工事の予約が取りづらくなることが考えられます。
ご自宅で使用中のアンテナが2022年に設置から何年経過しているかを計算し、10年を超えている場合は、アンテナが寿命を迎える前に早めの工事を検討していただくのがおすすめです。
新型コロナウイルスの影響
2021年は新型コロナウイルス感染症が拡大し、多くのご家庭で家族の在宅時間が長くなりました。
その結果、ご自宅のメンテナンスに時間を割く方が増えたり、これまで忙しくて工事日が合わなかったご家庭からも、2021年はアンテナ工事のご依頼をいただくことが増えました。
地デジ化で新設されたアンテナが一斉に寿命を迎えたり、アンテナ業者が減少しているといった状況は変わりませんが、新型コロナウイルスの影響で2021年の工事は予想以上にご依頼をいただいたため、もしかしたら2022年は予想よりも工事の件数自体は多少落ち着くかもしれません。
「急にテレビが映らなくなった」「台風の後にアンテナが傾いた」などの緊急の場合は工事の手配に時間がかかることもありますが、アンテナが故障する前に事前にご相談いただければ希望の工事日を調整することで問題なくアンテナ工事を行うことができます。
2022年はデザインアンテナへの乗り換えが増加傾向
これまではテレビアンテナといえば八木式アンテナが一般的でしたが、デザインアンテナの性能の向上や価格が下がってきたことから、近年八木式アンテナからデザインアンテナへの乗り換えが急増してきました。
屋根の上に八木式アンテナがあると太陽光発電と干渉してしまったり、自然災害により落下や倒壊の危険があるなどの不安がありましたが、デザインアンテナに取り替えることによりこういった心配事をなくすことができるからです。
デザインアンテナはそのおしゃれな外観やメンテナンスが安全で簡単だという特徴も手伝って、2022年にはますますテレビアンテナの主流になっていくと考えられます。
八木式アンテナとデザインアンテナの違い
地デジアンテナは矢印型の「八木式アンテナ」と平面薄型の「デザインアンテナ」の2種類に分けられます。
八木式アンテナは、日本家屋の屋根にある魚の骨のような形のアンテナです。電波の受信性能が高く、比較的安価に設置できるというメリットがあります。
デザインアンテナは、2011年の地デジ化で登場した最新型のアンテナで、小さなボックス型です。現代の洋風住宅の外観を損ねないことから新築住宅によく採用されていましたが、近年では壁面設置でメンテナンスが安全、管理費用が安く自然災害にも強いことから築年数の経過した物件にも多く見られるようになりました。
性能の向上
デザインアンテナは発売当初、八木式アンテナに比べて電波の受信性能が劣っていたため、電波の弱い地域では設置することが困難でした。
しかし現在はメーカーの努力もあり、デザインアンテナの性能は飛躍的に向上しています。
しっかりと電波を測定しプロの業者が正確な位置や向きで設置することができれば、今では八木式アンテナとほぼ同じレベルで電波を受信することができます。
また、デザインアンテナは外壁に取り付けるため住宅密集地ではどうしても周りの環境の影響を受けやすいのですが、ブースターという電波を増幅させる周辺機器を合わせて使用することで、ほとんどの地域で問題なく設置することができるようになりました。
価格が下がっている
これまで初期費用が高いとされていたデザインアンテナですが、近年普及が進むにつれて価格を下げて販売することができるようになってきました。
またデザインアンテナは、自然災害の影響を受けにくいため故障のリスクが低く、壁に取り付けるため屋根での作業より高所作業料が安いという点で、管理費用を低く抑えることができます。
これまでの八木式アンテナでは屋根の上に取り付けるため、自然災害による故障で修理費用がかさんだり、足場を組むなどの大掛かりな工事のための高所作業料が高くなりがちでした。
初期費用だけで比較するとデザインアンテナは八木式アンテナより約2000円から5000円ほど高価ではありますが、その後の維持費を考えると長期的な費用はデザインアンテナのほうがお得になることも多いです。
2022年以降もデザインアンテナへの付け替えが増加
これまでのデザインアンテナは「おしゃれだけど高くて性能が低い」という評価でしたが、今ではその評価は逆転し、性能が向上する一方で価格は下がっていく傾向にあります。
その反面八木式アンテナは初期費用こそ安く済みますが、必ず必要になる高所作業料は禁ねん増額傾向にあり、屋根の上での作業には危険がともなうため、長期的に見て維持費や修理費が結局高くついてしまう可能性があります。
アンテナの寿命は10年から15年なので、ただ設置して終わりではありません。金額や性能を含めて長期的に考えると、2022年もデザインアンテナを選ぶご家庭が増えてゆくと思われます。
もしご家庭でデザインアンテナへの付け替え工事を検討される場合は、ご自宅の電波の強度を正確に測定する必要があるため、必ずプロのアンテナ専門業者にご相談されることをお勧めします。
異常気象の影響
日本では年々異常気象が増加しており、2021年にも多くの地域で集中豪雨や洪水などが発生しました。
これまで経路から外れていたエリアに急に台風が到来したり、普段雪が降らない地域で降雪が観測されるなど、2022年には今あるアンテナを取り付けたときとはお住まいのエリアの気象条件が変わっている可能性があります。
特に八木式アンテナは屋根の上に設置しなければならないため、自然災害や飛来物の被害を受けやすく、倒壊して屋根を傷つけたり最悪の場合落下して大きな事故につながる危険もあります。
そのため実際に自然災害の増加した地域では、壁面に設置できて自然災害の影響をうけにくいデザインアンテナへ交換するケースもみられます。
お住まいの地域で異常気象の影響を少しでも感じるようであれば、アンテナが故障する前に早めのメンテナンスやデザインアンテナへの付け替えを検討されることをおすすめします。
2022年にアンテナ工事で気を付けることまとめ
2021年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受けた年でしたが、今後も異常気象や感染症の流行など、どのような危険が起こるかわかりません。
2022年は、地デジ化で新設したアンテナが一斉に寿命をむかえたり、異常気象などで交換工事の依頼が増加すると思われます。
またデザインアンテナの性能が向上する反面、手頃な価格で落ち着いてきたため、これからさらにデザインアンテナへの付け替え工事依頼も増えてゆくことが想定されます。
事前にアンテナ工事の時期や、デザインアンテナの導入の有無、ご自宅の状況などの状況を整理するためにも、アンテナが故障する前にメンテナンスや交換工事を行うことがおすすめです。
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