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デザインアンテナの”デザイン以外”のメリットを解説!
このところ、テレビ電波受信用のデザインアンテナの”デザイン以外”のメリットに注目が集まっています。
これまでデザインアンテナといえば新築向けのイメージが強く、豊富なカラーバリエーションやおしゃれな外観といった”デザイン”のみがアピールされがちでした。
しかし今注目されているのは、デザインアンテナの”機能面”のメリットです。
このメリットが知られるようになってからというもの、新築だけではなく古い日本家屋にお住まいの方からも、デザインアンテナの新設や八木式アンテナからの付替え依頼を頂くことが増えています。
ここでは、これからアンテナ工事を検討される方に具体的な情報をお届けするため、デザインアンテナの”デザイン以外”のメリットを、5つに絞って解説します。
目次
デザインアンテナの”デザイン以外”のメリット5選
デザインアンテナのメリットはおしゃれな外観だけではありません。
アンテナとしての機能も優れており、従来のアンテナと比べても長期的に見て故障しにくく、メンテナンスを安全に行うことができる、維持費用を抑えられるなどたくさんのメリットがあります。
デザインアンテナの”デザイン以外”のメリットを整理すると、一般的に以下の5つのポイントがあります。
①メンテナンスしやすい
②ランニングコストが安い
⓷太陽光発電と相性抜群
④弱電界地域でも使える
⑤価格は昔ほど高くない
それぞれのデザインアンテナのメリットについて、詳しく解説いたします。
デザインアンテナのメリット1:メンテナンスしやすい
デザインアンテナは建物の外壁に設置する、コンパクトなボックス型のアンテナです。
外壁に設置するため、高所作業がなく万一の時も目視で不具合の確認ができるため、安全に素早くメンテナンスを行うことができます。
新築はもちろん、築年数の経過したご家庭でもこのような安全性や利便性のメリットを重視するお客様が多く、屋根材の老朽化で高所作業が困難になる前にデザインアンテナに交換するケースも増えています。
壁面設置なので簡単に手が届く
デザインアンテナの工事は脚立があれば手が届く高さで行うことができるため、転落などのリスクのある高所作業が必要ありません。
これまで主流だった八木式アンテナはメンテナンスのために屋根に登らなければならず、作業員の転落などの事故を防ぐためにも工事は大規模になりがちでした。
工事の規模が増すほど、作業員の数や工事日程も増え、費用も高額になってしまいます。
デザインアンテナは簡単に手が届くことで、メンテナンスしやすいだけでなく、不慮の事故を防いだり工事費用を抑えることができるのもメリットです。
トラブルが起きても目視で確認できる
デザインアンテナは壁面に設置するため、地上からアンテナの状態を目で見て確認できます。そのため急にテレビが映らなくなるなどの不具合が発生しても、目視で状況確認がしやすいというメリットがあります。
ひと昔前の八木式アンテナではトラブルが起きた場合、まずアンテナの状況を確認するために作業員が屋根に登り、その場で修理できなければ一度降りてきて、その後再びアンテナの工事のために屋根に登って作業するという工程が必要でした。
これでは屋根に毎回登らなければならないため時間も費用もかさみます。また、それに加えて屋根の上を人が歩くため屋根材の劣化を早めることも問題でした。
デザインアンテナは地上からアンテナ本体を目視で確認できるため、費用や時間を抑えてメンテナンスを行うことができます。メンテナンスのたびに屋根に登らなくても良いため、今後20年30年と長く住む家に傷をつけずに済むというのも大きなメリットです。
コンパクトなので交換工事がしやすい
デザインアンテナはコンパクトなボックス型で、とても軽いという特徴があります。
大手国内のメーカーで販売されているアンテナは、本体が約6㎝×3㎝×10㎝とかなり小型です。これよりも小さなミニサイズもあり、片手で簡単に持ち運びできます。
重さは本体のみで約1.5~3kgです。固定するための金具を含めても、そこまで重くなりません。
一方で八木式アンテナはどんなに小型でも1m以上あり、大きさによって受信性能が変わるため電波の弱い地域では3m近くになることもあります。重さは平均して10キロ以上になるため、意外と大きいと思われるのではないでしょうか。
また八木式アンテナは台風などの自然災害によって倒壊したり、最悪の場合落下して屋根やまわりの住宅を傷つけてしまう事故も発生しています。
それに比べてデザインアンテナのような小型サイズであれば、ひとりの作業員で簡単にメンテナンスでき、万一落下しても被害はそこまで大きくなりません。
小型で軽量であるということは、作業のしやすさや安全性が高まるというメリットにつながります。
デザインアンテナのメリット2:ランニングコストが安い
デザインアンテナは、長期的に見て故障しにくく高所作業料金も抑えられるため、ランニングコストが安いという特徴があります。
これまでの八木式アンテナに比べて初期費用が約2000~5000円ほど割高になってしまうというデメリットはありますが、設置後のアンテナの維持費を考えると、結果的にデザインアンテナのほうがお得になることも多いのです。
ここではデザインアンテナのランニングコストが安くすむ理由を具体的に解説します。
高所作業料金が安い
デザインアンテナは従来アンテナと違い、屋根での作業が必要ないため、高所作業にかかる費用を安く抑えることができるというメリットがあります。
アンテナのメンテナンスや交換工事では、その都度工事内容に合わせて高所作業料が発生します。その料金は一般的に、作業場所の高さや危険性が増すにつれて高額になってゆきます。
アンテナは10~15年で寿命をむかえるため、テレビを視聴する限り高所作業料は継続してかかるランニングコストです。
こういった維持費は安く抑えておくに越したことはありません。
故障リスクが低いので修理費が安い
デザインアンテナはコンパクトなボックス型で壁面に沿うように設置するため、自然災害の影響を受けにくいというメリットがあります。
これまでの屋根の上に設置する八木式アンテナでは、どうしても台風や飛来物、鳥がとまるなどの被害を受けやすい環境でした。
実際に台風などが起こると、八木式アンテナは他のアンテナと比べて「曲がってしまった」「倒壊しそうになっている」など、修理の依頼が数多く寄せられています。
それに比べてデザインアンテナは自然の影響を受けにくいため、あらかじめ故障や落下などのリスクを減らすことができます。故障しにくいということは、そのぶん修理費を抑えることができるということです。
事実、災害の多い地域ではデザインアンテナが採用されることが多い傾向があります。
修理費用は突然発生するものなので、故障の回数を減らすことができるのはランニングコストを減らす意味でも大きなメリットとなります。
家を傷つけないので余計なコストがかからない
多くのお客様が見逃しがちなのが、こういった屋根にアンテナを設置することによる隠れたランニングコストです。
デザインアンテナは壁面に設置するため、屋根へのダメージや、アンテナが落下する危険性をなくすことができます。
例えば築年数の経過した建物では作業員が歩くことで瓦が割れ、最悪の場合雨漏りにつながることもあります。
新築住宅でも、屋根の上に八木式アンテナを固定するために金具を使用するため、少なからず屋根にダメージが残ってしまいます。
加えて、屋根の上に設置するアンテナは自然災害や飛来物の被害を受けやすく、倒壊して屋根を傷つけてしまう危険性もあります。
八木式アンテナは下から見ると小さく見えますが、実際は約3メートル、重さは10キロ以上あるため、万一落下すると大きな事故になりかねません。
このように屋根に大きなアンテナを設置することは思わぬトラブルを招き、出費の元になる可能性があります。
デザインアンテナを採用することでこのような余計なコストを省くことができるため、結果的にランニングコストを抑えることができます。
デザインアンテナのメリット3:太陽光発電と相性抜群
デザインアンテナは壁面に設置することができるため、太陽光パネルに影響をあたえないというメリットがあります。
これまでは八木式アンテナが屋根の上にあることが一般的だったため、太陽光発電を導入しようとするとアンテナの影のせいで発電ができなかったり、アンテナの倒壊で高価なソーラーパネルに傷がついてしまうなどの問題点がありました。
デザインアンテナは屋根と無関係に設置できるため、そのほとんどの問題を解決できます。
せっかく太陽光発電を導入するのであれば、最大効率で発電できたほうがよいですよね。
自然エネルギーである太陽光発電はこれからますます普及してゆくと考えられるため、今後太陽光発電を検討されている場合は、デザインアンテナへの交換も一緒に考えていただくとよいかもしれません。
デザインアンテナのメリット4:弱電界地域でも使える
ひと昔前は、デザインアンテナは八木式アンテナに比べて電波の受信性能が劣っていたため、電波の弱い地域では設置することができませんでした。
しかし現在はデザインアンテナの性能の向上や、ユニコーンアンテナという次世代型のデザインアンテナが登場したことにより、その受信性能は八木式アンテナとあまり変わらなくなりました。
デザインアンテナの性能の向上
各メーカーの努力もあり、デザインアンテナの性能は発売直後に比べると大きく向上しています。
もちろんデザインアンテナを正確な位置や向きで設置することが大前提ですが、今ではプロのアンテナ業者が設置することによって八木式アンテナとほぼ同じレベルの電波受信性能を発揮することができます。
ブースターの性能の向上
デザインアンテナの性能向上とともに、ブースターという機器の性能も向上しています。
ブースターとは電波を増幅する機器のことで、元々は電波が弱い地域でテレビをきれいに視聴するために利用されていました。
外壁に設置するデザインアンテナは住宅密集地などに設置する場合、どうしても周囲の障害物の影響を受けやすいという問題があります。
また設置したときは問題なくとも、隣に新しく家が立つなどで急に電波が弱くなってしまうことも考えられます。
そういった問題を解消するため、現在ブースターはデザインアンテナの補助機器として利用されています。
このようにブースターとデザインアンテナを併設することで、ほとんどの地域で問題なくテレビを視聴することができます。
ユニコーンアンテナの登場
ユニコーンアンテナは、八木式アンテナと同じくらいの電波を受信することができる次世代型のデザインアンテナです。
ポール型でとてもコンパクトなので、自然環境の影響を受けにくく、もし屋根に設置しても太陽光発電を邪魔しにくい形状です。
電波を受信する性能が上がったため、いままでデザインアンテナを諦めなければならなかった地域でも使用できるようになりました。
デザインアンテナのメリット5:価格は昔ほど高くない
これまで初期費用が高いことがデザインアンテナのデメリットとされていましたが、現在その価格は落ち着いてきています。
また、八木式アンテナに比べてデザインアンテナのほうがその後のランニングコストが安く済むというメリットがあります。
アンテナは10年~15年で交換やメンテナンスが必要なため、ランニングコストは積み重なると大きな金額となります。
八木式アンテナと比べるとまだ2000~5000円程の初期費用の差はあるのですが、初期費用やその後のランニングコストを考えると、トータルの費用はデザインアンテナのほうがお得になることも多いのです。
デザインアンテナの”デザイン以外”のメリットまとめ
デザインアンテナはおしゃれな外観が重視されがちでしたが、今ではデザイン以外のメリットも評価されるようになっています。
アンテナは設置して終わりではないため、デザインアンテナのメンテナンスの安全性やランニングコストの安さなどは、長期的にみるととても利点が多いといえます。
それぞれのご家庭によって状況はかわりますので、デザインアンテナの”デザイン以外”のメリットも最大限活かすことができるように、アンテナの工事を行う前にはプロの専門業者に一度ご連絡ください。
地デジやドットコムでは、アンテナ設置の専門業者としてアンテナについて多くの知識を持っていますので、八木式アンテナを含むアンテナ全般について何でもご相談いただけます。
アンテナ工事に詳しいスタッフが24時間体制でコールセンター受け付けをしていますので、是非ともご連絡ください。皆様に最適なアンテナ工事をご提案させていただきます。