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アンテナ設置工事の作業時間は?新設と交換工事の所要時間の違いも解説

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アンテナ工事は設置完了まで必ず立ち合いが必要なため、作業時間がどのくらいかかるのかは気になるところです。

アンテナ設置工事の作業時間は一般的に2~3時間が目安ですが、実際は取り付けるアンテナの種類や、工事内容によって差が出てきます。

ここではアンテナ工事の依頼を考えている方へ向けて、アンテナ設置工事にかかる作業時間を新設と交換工事それぞれで詳しく解説します。

あわせてアンテナ設置工事が「長引いてしまうケース」や「時間短縮するポイント」もお伝えしますので、アンテナ工事をスムーズに行うためにお役立てください。

アンテナの種類と作業時間の違い

アンテナの種類と作業時間の違い

アンテナ設置工事全体の作業時間は一般的に2~3時間です。

そのうちアンテナ設置工事の時間配分としては、一般的に現地調査や説明、周辺機器などの取り付けに約1時間ほど、アンテナ本体の工事は1~2時間ほどです。

しかし具体的にはアンテナ本体を設置する時間は「どの種類のアンテナを設置するのか」によって変わってくるため、全体の作業時間が気になる方はまずアンテナごとの作業時間を知ることが大切です。

アンテナには地デジ用の「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「室内アンテナ」と、BS/CS放送用の「パラボラアンテナ」があるので、それぞれ解説します。

八木式アンテナの作業時間は2時間弱

八木式アンテナは昔からある矢印型のアンテナで、設置にかかる作業時間は2時間ほどです。

屋根の上に設置するため高所作業の危険はあるものの、取り付けはそこまで難しくありません。

慣れた作業員であれば工事時間が短く終わることもあります。

デザインアンテナの作業時間は2時間ほど

デザインアンテナは近年主流になってきたコンパクトなアンテナで、設置にかかる作業時間は2時間ほどです。

外壁や屋根裏、ベランダなどに取り付けることができ、八木式アンテナに比べて設置場所の自由度が高いことが特徴です。

しかしその一方で、設置できる選択肢の幅が広いだけに「どこに設置しようか」と迷ってしまう方も多く、たくさん悩んでしまうとそのぶん作業時間も伸びてしまうことがあります。

デザインアンテナを設置する際は、あらかじめ数か所に希望場所を絞っておくと安心です。

室内アンテナの作業時間は5分ほど

室内で使用できるアンテナは工事の必要がないため、作業時間は5分ほどで設置することができます。

電波を受信するためにテレビのすぐ近くや窓際などに設置します。

しかし受信性能が弱いため、その日の天候や環境にすぐ影響されてしまうため、急にテレビが映らなくなることもあります。

作業時間は短いですが、よっぽど電波の良い部屋でないと毎日使うにはやや不向きかもしれません。

パラボラアンテナの作業時間は2時間以上

BS/CSや4K/8Kなどの衛星放送を受信するためのアンテナで、お椀のような形状です。

このパラボラアンテナは角度調整がとてもシビアで、わずかにずれただけでもテレビが正常に映らなくなってしまいます。

そのため作業時間は最も長く、場所によっては2時間以上かかることもあるようです。

地デジアンテナと同時に設置する場合は作業時間が短縮されることもありますので、依頼する業者に確認をしてみましょう。

アンテナ新設工事の作業時間

アンテナ新設工事の作業時間

アンテナの新設にかかる作業時間は、大体2~3時間が目安です。

アンテナを新設する場合、多くのケースが新築などの今までアンテナを利用していなかった建物なので、工事を行うためにはアンテナ本体の設置以外にも様々な作業が必要になります。

ここでは、アンテナ新設工事の流れとその作業時間を解説します。

工事の相談・予約・お見積もりの依頼

アンテナ工事を決めたら電話やメールで見積依頼を出します。

新設であることをお話いただき、設置したいアンテナの種類などを相談します。

お見積もりの提示やご予約までの時間は業者によって異なりますが、例えば地デジやドットコムではお電話ですと最短2分でのご予約完了も可能です。

現地調査

新設の場合は初めてアンテナ設備を設置するため、周囲の電波状態の調査、アンテナの
種類の最終決定、設置場所の判断を行います。

現地調査は大体1時間ほどで完了します。

アンテナ新設工事

アンテナ本体を固定して角度を調整し、必要に応じてブースター(電波増幅器)などの周辺機器を取り付けます。

その後、新築を建てた工務店が壁の中の配線を組んでいる場合は、その配線とアンテナをつなぎ合わせます。

このアンテナの新設工事の作業時間はアンテナによって変わるため、大体1~2時間程度です。

周辺機器が多い場合や地デジアンテナと一緒にパラボラアンテナを設置する場合は、追加で1~2時間程度かかることもあります。

最終チェック

室内に入りテレビのチャンネル設定や映りの確認をして、問題がなければ工事は完了です。

アンテナ交換工事の作業時間

アンテナ交換工事の作業時間

 

アンテナ交換工事にかかる作業時間も、新設と同じで大体2~3時間が目安です。

設置だけで済む新設と異なり、今まであったアンテナを取り外してから新しいアンテナを設置する作業がメインとなります。

またアンテナだけが故障したケースでは、周辺機器や配線などがまだ利用できることもあるため、追加でどのような工事が必要かはその都度変わってきます。

ここでは、アンテナ交換工事の流れとその作業時間を解説します。

工事の相談・予約・お見積もりの依頼

アンテナ交換工事を決めたら、業者へ電話かメールで見積依頼を行います。

ご予約までにかかる時間は各業者によって差があります。

しかし交換工事のご依頼では急にテレビが映らなくなってお急ぎの方もいらっしゃるため、地デジやドットコムでは最短2分でご予約が完了し、即日工事に伺うことができる体制を整えています。

現地調査

交換工事の場合も、改めて電波状態の調査を行います。

近年ではアンテナを古いタイプの八木式アンテナから、災害に強いデザインアンテナに交換したいというご依頼をいただくこともあるため、交換できるかどうかの判断も行います。

現地調査は大体1時間ほどで完了します。

アンテナ交換工事

交換するアンテナの種類によって作業時間に差が出てきますので、ここでは現在八木式アンテナが設置されているご家庭を例にして解説します。

◆八木式アンテナ→八木式アンテナへの交換

八木式アンテナへの付け替えを行うケースでは、同じ場所にアンテナを設置することができるため、作業時間は通常より短く2時間弱で終わることもあります。

◆八木式アンテナ→デザインアンテナへの交換

近年増加しているデザインアンテナへ付け替えるケースでは、すでにある八木式アンテナを取り除く工事を行い、その後に改めてデザインアンテナを設置する工事を行います。

交換工事ではありますが、デザインアンテナを新設するのと同様の作業量が必要なため、アンテナを壁の中の配線につなぎなおしたり、必要であればブースター(電波増幅器)などの設置も行います。

こういったケースでの作業時間は作業員の熟練度などにも左右されるため断定しづらいのですが、場合によっては2時間以上かかることもあります。

最終チェック

室内でテレビ映りにトラブルがないか最終確認をして、作業終了です。

アンテナ工事の作業時間が長引いてしまうケース

アンテナ工事の作業時間が長引いてしまうケース

アンテナの新設でも交換でも、思ったよりも工事が長引くと困ってしまいますよね。

ここではアンテナ工事が長引くケースとしてよくある要因を解説します。

複数のアンテナを設置するケース

アンテナ新設工事に時間がかかるケースとしてよくあるのが、地デジアンテナだけでなく衛星放送用など複数のアンテナを同時に取り付ける場合です。

地デジアンテナだけであれば1~2時間で作業が終わりますが、複数のアンテナを同時に設置する場合は2.5~3時間程度の時間が必要です。

ご自宅周辺の電波が弱い

アンテナを設置する予定の場所の電波が弱すぎる場合は、そのまま設置しても快適にテレビを見ることができません。

交換工事でもまれに、家の近くに高いビルが建ったせいで以前より電波状況が悪くなっていることがあります。

この場合は受信感度が高いアンテナに変えるか周辺機器の設置を検討し、電波の良い設置場所を再度探すことになるため、工事時間が長引きやすくなります。

家の築年数

アンテナの交換工事が長引く一番の要因は、家の築年数が古いため高所作業が危険であるケースです。

昔からある八木式アンテナは屋根の上に設置してあるため、古い建物の場合は屋根瓦の劣化などを考慮して慎重に作業せざるをえません。

ご自宅の状態によってさまざまですが、足場などを組むことを考えると工事が1時間~半日以上追加でかかるケースもあります。

台風などの悪天候

アンテナ工事の日が雨や強風など悪天候の場合は、通常より時間がかかることが予想されます。

これは悪天候によって高所作業の危険が増すとともに、電波を確認しづらくなることが原因です。

台風のようにあまりにも条件が悪い場合は、別の日に工事を変更することも考えましょう。

アンテナ工事の作業時間を短縮するポイント

アンテナ工事の作業時間を短縮するポイント

アンテナ工事が長引いてしまうケースを紹介してきましたが、逆にきちんと事前準備をすることで作業時間を短縮することもできます。

ここでは、アンテナ工事を依頼する際にあらかじめ決めておくべきポイントをご紹介します。

事前にアンテナの種類を選ぶ

工事を依頼するまでに、設置したいアンテナの種類を決めておきましょう。

ほとんどの場合、八木式アンテナデザインアンテナのどちらかで皆さん迷われると思います。

また同時に工事を行うと料金がお得になるため、BS/CSのパラボラアンテナを一緒に設置するかどうかも検討しておくようにしましょう。

アンテナは10年以上使用する、付き合いの長い家電製品です。

ご家庭によって価格を重視するのか、外観を重視するのかなどのご事情は変わってきますので、じっくりと考えて結論を出すようにしましょう。

設置場所を2~3こ考えておく

デザインアンテナを希望する場合、外壁や屋根裏ベランダなどの設置場所を選ぶことができます。

最終的な場所は電波調査をした後に作業員と相談して決定することになりますが、工事日までに1~3か所の設置希望場所を考えておくと安心です。

ご家庭の状況整理をしておく

例えば「親との同居や子供の成長でテレビを増設するかも」「家が古いので屋根の上にアンテナを置くと危険になるかも」など、ご家庭によって状況はさまざまです。

将来テレビを増設する場合は、アンテナ工事と同時に行ってしまったほうが価格を抑えられるうえ、配線もすっきりとさせることができます。

また八木式アンテナを希望していても家屋の老朽化など気になる点がある場合は、作業員からメンテナンスがしやすくランニングコストも安いデザインアンテナをお勧めすることもできます。

アンテナに関して気になることがあれば、予約のときや作業員に相談できるように整理しておくと安心です。

決めたことは家族で共有しておく

アンテナ工事に立ち会うことができる方が限られる場合、家族で決めたことを必ず共有しておくようにしましょう。

なにか不測の事態が起きた場合でも立ち合いの方がその場で決めることができれば、工事をスムーズに進めることができます。

アンテナ設置工事の作業時間まとめ

アンテナ設置工事の作業時間まとめ

ここではアンテナ設置工事の作業時間について、新設・交換工事の違いと、工事が長引く要因や短く済ますポイントについて解説しました。

アンテナの新設と交換工事では細かな作業内容はそれぞれ異なりますが、大体2~3時間ほどで完了します。

しかし、この時間は設置するアンテナの種類や、パラボラアンテナを同時に設置するかどうかでも大きく異なってくるため注意が必要です。

また設置するアンテナや家の築年数などが作業時間に影響してくる場合があるため、あらかじめ長引きがちなケースも頭に入れておくようにしましょう。

このようにアンテナ工事の作業時間は様々な理由によって変わってきますので、アンテナ工事をスムーズに終わらせるためにも、工事への希望やご家庭の状況整理などは事前に終わらせておくようにするとおすすめです。

とはいえ、なかなかおひとりでアンテナ工事について調べることは大変かと思います。

地デジやドットコムでは24時間365日、専門知識を持つスタッフがアンテナに関するご相談を受け付けております。

工事実績3万件超の経験から、どのような小さな疑問でも丁寧にお答えいたしますので、気になることがございましたらいつでもご相談ください。

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