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アンテナの廃棄方法を総まとめ!自分でできる処分方法や業者を解説

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いざアンテナが故障したり引っ越しで不要になった時、アンテナの廃棄方法に迷われる方がたくさんいらっしゃいます。

実は屋根の上では小さく見えたアンテナも、間近で見ると全長約3ⅿ、重さも10㎏を超えるため、粗大ゴミに出すだけでも簡単ではありません。

しかし、撤去が必要なアンテナをそのまま放置していると、倒壊して建物を破損したり人にけがをさせてしまうかもしれません。

ここでは、アンテナの廃棄方法でお困りの方、引っ越しやリフォーム予定の方、将来アンテナ工事をするかもしれない方などへむけて、自力で出来るアンテナの処分方法や依頼できる業者など、アンテナ廃棄方法をまとめて解説します。

自分でできるアンテナの廃棄方法

自力でアンテナを廃棄する場合、まずはごみに出すのか業者へ引き渡すのかを考えましょう。

アンテナをごみに出す場合は基本的に粗大ごみで回収されることがほとんどですが、サイズによってはリサイクルしなければならない機種もあります。
そのためお住いの地域を管轄する自治体のホームページなどで処分方法を確認し、分別方法を確認しましょう。

また、業者へ引き取ってもらう場合は、有料・無料回収だけでなく、アンテナを買い取ってもらえるケースもあるため、事前に調べてみるのがおすすめです。

なお、アンテナを自力で廃棄する際には屋根や壁面からの撤去が完了していることが前提となります。
もしまだ撤去が終わっていない場合は、アンテナの取り外し方法を後述していますのでそちらもご確認ください。

粗大ごみに出す

自治体ごとに違いはあるものの、自力でのアンテナ処分で最も多いのは粗大ごみに出す方法です。

自分で粗大ごみの回収依頼を行う場合の具体例を記載します。

1まず自治体に連絡し粗大ごみ回収申請を行います。

2粗大ごみ処理手数料券を購入し、アンテナにはりつけます。
この手数料は400円~1000円ほどで、自治体指定のコンビニエンスストア、スーパーマーケット、郵便局等で購入することができます。

3指定された日時に粗大ごみ収集所へアンテナを持っていけば廃棄完了です。

4完全に廃棄が完了するまで、粗大ごみ処理手数料券の領収書は捨てずに取っておくようにしましょう。

また、このようにごみに出す場合はアンテナを事前に分解して小さくしておくと便利です。
しかし慣れない方が分解する場合、切断ツールで怪我をしたり、パーツごとに分別を間違えることがないように注意しましょう。

粗大ごみ以外では、大型ごみや、指定業者の無料引取巡回などを利用している自治体もあるため、ご自身の地域の廃棄方法を調べてみましょう。

リサイクルの回収に出す

30㎝以下の室内アンテナやBS/CSのパラボラアンテナは、小型家電リサイクル法によりリサイクル回収の対象になっています。

そのため粗大ごみや不燃ごみで廃棄することができず、個人の責任において適切に分別し、リサイクルを行わなければなりません。

基本的には市役所などの公的機関が窓口となって回収を行っているケースが多いため、まずは各自治体に相談してみましょう。

廃品回収業者に引き取りに来てもらう

もしアンテナを廃棄するにあたって運搬が難しい場合は、廃品回収業者や不用品回収業者に自宅まで引き取りに来てもらうこともできます。

引っ越しなどでアンテナ以外にも処分したい家具などがある場合は、まとめて引き取ってもらうと手間が省けます。

また、回収業者にもさまざまな種類があり、大きく分けて有料、無料にわかれています。

このような業者は、引き取ったアンテナを分解して素材として販売したり、清掃や修理をして再販売をしているリサイクル業者が大半です。

また、無料回収と宣伝していたとしても、別で出張料金などを請求されることがあります。
どのような費用がかかるのかなどは、事前に確認しておくと安心です。

買い取ってもらう

アンテナの機種や型番によりますが、美品のアンテナであれば電子機器を置いているリサイクルショップや不用品回収業者などが買い取ってくれることがあります。

特に新品・未開封、新しい機種などであれば、買取価格は定価の約30%になることもあります。実店舗へ直接持ち込むか、郵送して買取や査定の依頼をするのが一般的です。

ただしどのようなアンテナでもよいわけではなく、古い八木式アンテナや壊れているもの、もともと定価が安いアンテナなどは値段が付きません。

買取に出すのであれば年内生産品のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどの比較的新しいタイプの物が望ましいといえます。

アンテナの取り外し方法

アンテナ専門業者などに依頼すると取り外しから解体、撤去まですべてを任せることができます。

しかし買い取り業者や粗大ごみに出すなど自力でアンテナを廃棄するためには、屋根やベランダにあるアンテナを取り外さなければなりません。

ここでは、アンテナを取り外すための必要な道具や作業の流れを解説します。

なお、アンテナ作業には屋根や高所での作業を行わなければなりません。最悪のケースでは転落事故が発生することもあるため、少しでも作業に心配がある方は業者へ依頼したほうが安心です。

アンテナの取り外しに必要な工具

アンテナを撤去するためには、屋根まで届くはしご、レンチ、ニッパー、作業手袋、安全靴、ヘルメット、作業服、命綱などが必要です。

はしごはそのままでは外壁や雨どいを傷つけてしまうため、対策がなされた専門のはしごを購入するほうがおすすめです。

費用面だけで考えると、道具を全てをそろえるよりもアンテナ業者へ依頼したほうが安くつくことがほとんどです。

屋根にある八木式アンテナを取り外す方法

屋根に設置されている八木式アンテナは、屋根に上ってから次のような手順で取り外しを行います。全ての行程が高所作業となるため、強風や天候の悪化などには十分注意して行ってください。

1アンテナのワイヤーをニッパーで切断する
2アンテナ本体を屋根馬から外す
3残った屋根馬や支柱、金具などの部品を外す
4アンテナにつながっていた同軸ケーブルや分配器などの周辺機器を外す
5外したアンテナや部品を屋根から降ろす

この流れからもわかるように、アンテナは撤去して終了ではなくアンテナ本体とテレビをつないでいる配線の処理まで行わなければなりません。
古いケーブルを撤去する際は感電の危険もあり、電気工事の知識がない方や配線の取り回しに慣れていない方にはかなり難易度の高い作業です。

また、無理な作業は雨漏りの原因になったり、完全に撤去できていないと錆びなどが発生して外壁に染みができることもあります。

少しでも不安がある場合は、専門知識を持つ業者へアンテナ撤去工事を依頼するようにしましょう。

アンテナを廃棄するときの注意点

ご自宅にある家電を処分するときは、家電リサイクル法など守らなければならないルールが決められてます。

それはアンテナも例外ではなく、一部のアンテナは法律にのっとって破棄しなければなりません。

ここでは、アンテナを廃棄する際に知っておくべき注意点をご紹介します。

アンテナと小型家電リサイクル法の関係

アンテナの処分規定は、小型家電リサイクル法によって定められています。

平成25年4月に制定された小型家電リサイクル法は、正式には「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」と呼ばれ、デジタルカメラやゲーム機等の小型家電の再資源化を促進するために、一般家庭への分別をよびかけるものです。

アンテナは全ての機種が法律の適用内ではありませんが、30cm以下のデザインアンテナBS/CSのパラボラアンテナが対象品目に指定されています。

このような小型のアンテナは自治体が回収しているケースが多いため、ごみに出すのではなくきちんとリサイクルを行うようにしましょう。
なお、環境省の「小型家電リサイクル回収ポータルサイト」で、回収している自治体や業者を検索することができます。

アンテナの販売店や製造元メーカーでは回収してもらえない

テレビや冷蔵庫のような家電四品目を破棄する場合は、家電リサイクル法によって販売者に引き取り義務が発生します。

そのためアンテナも同じように販売元のホームセンターや、製造したマスプロ電工・DXアンテナなどのメーカーが引き取ってくれると誤解されていることがよくあります。

しかしアンテナは家電リサイクル法の対象外であり、お店やメーカーで回収して貰うことはできないので注意が必要です。

引っ越しなどでアンテナを破棄する予定がある場合は、当日になって慌てないように事前に廃棄方法を決めておくようにすると安心です。

アンテナの処分を依頼できる業者

自力でアンテナの撤去や運搬が難しい場合は、アンテナの取り外しから廃棄までを業者へ依頼することができます。

アンテナの廃棄にかかる費用は、業者にもよりますが大体1~2万円ほどです。
どのような業者に依頼するかで費用が大きく変わってきますので、相見積もりをとるなど事前に何社か比較しておくようにしましょう。

引っ越し業者に依頼する

アンテナを廃棄する理由としてよくあるのが、新しい家への引っ越しです。

そのため、大手の引っ越し業者であればアンテナの取り外しや廃棄、移設などに追加サービスとして対応してくれることがあります。

引っ越し業者にアンテナの廃棄を依頼することができれば、日時の調整の手間が省けたり、支払いをまとめることが出来るなどのメリットがあります。
そのため引っ越しと同時にアンテナの廃棄を考えている方は利用してもよいでしょう。

しかし引っ越し業者はアンテナのプロではないため、依頼したアンテナの廃棄や撤去作業は基本的に下請け業者に外注されます。
そのため間に業者が入る分、仲介手数料などのマージンが発生するため費用は高くなりがちです。

もし費用面が気になるようであれば、一度アンテナの専門業者へ見積を依頼しても良いかもしれません。

リフォーム業者や工務店に依頼する

壁面や屋根の工事を依頼する場合、リフォーム業者や工務店の多くは足場を組んでの高所作業に慣れている業者が多いため、アンテナの廃棄もまとめて行ってくれることがあります。

リフォーム業者や工務店に工事を依頼することができれば、補修工事を一度にすますことができるというメリットがあります。

しかしリフォーム業者や工務店はアンテナの専門家ではないため、業者によっては屋根や2階より上の高所作業が断られてしまったり、アンテナの撤去はしても廃棄はしてくれないケースなどが考えられます。

アンテナ工事をリフォーム業者や工務店に依頼する場合は、どの範囲まで行ってくれるのかをきちんと確認してから依頼をするようにしましょう。

アンテナの専門業者に依頼する

引っ越しやリフォームなどの予定がないケースでは、アンテナの専門業者へ依頼するのがおすすめです。

例えば故障したアンテナだけ廃棄したい、アンテナが傾いているので落下する前に取り外しておきたい、というケースでもアンテナの専門業者であれば自分の都合のいい時間で手配することができます。

また、アンテナ専門業者はアンテナのプロ集団なので、アンテナの廃棄依頼のついでに新設や交換工事などの相談をすることもできます。

ほとんどのアンテナの専門業者であればアンテナ工事にも慣れているので、取り外しも早く、出張費用も安くすむうえ廃棄費用は無料です。
地デジやドットコムでも多くの業者と同様に、交換後のアンテナについては無償で引取させていただいています。

アンテナの廃棄方法まとめ

アンテナはいざ処分しようと思うと、思いのほか大きくかさばるため廃棄方法に困っている方がたくさんいらっしゃいます。

そのほかにもどこに依頼してよいか分からず、10年以上使用したり、傾いたり錆びが発生したままのアンテナを放置してしまっているご家庭も少なくありません。

アンテナは自力で廃棄することもできますが、取り外し作業が危険であることや、粗大ごみの手配に手間がかかります。

アンテナの廃棄方法に困ったら、安心安全でスピーディに対応してくれる、アンテナのプロへ依頼するのがおすすめです。

地デジやドットコムでは、アンテナ工事の専門知識を持つスタッフが24時間年中無休でご相談を受け付けております。

また、工事内容によっては即日対応も可能です。まずはお気軽にご相談ください。

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