アンテナ工事のプロ集団地デジやドットコム

施工実績

2018/6/19 練馬区

最終更新日:

地デジやドットコムです!

本日は練馬区まで八木式アンテナの修理でお伺い致しました!

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映りが悪い…との事で拝見すると

角度が微妙に合っていない…

ちなみに、角度が合ってなくても場所によってはきちんと視聴できます。

この角度が違うと何が起きるのか?

 

本日は修理に関してよくあるお問い合わせを含めて専門業者が何を見ているのか?

 

お伝えしたいと思います。

 

アンテナの向きを決める上で何が重要かと言うと

水平かどうか?

電波レベルはどうか?

電波の質はどうか?

なのですが、電波良好の場所ですと1つ欠けたくらいでは映像に支障がない事も…。

ただ、電波塔から遠くなるにつれて、だんだんとシビアになってきます。

水平かどうか?

テレビ放送は、送信方式として、大地に対して水平に電波を送る水平偏波と、垂直に電波を送る垂直偏波とがあります。この2種類の偏波がある理由は混信の防止です。受信アンテナは、電波を受信する送信塔の偏波方式に合わせて設置する必要があります。
一般的には水平偏波が多いですが、アンテナによっては垂直偏波に対応していない機種がありますから、注意が必要です。
このような理由で、アンテナの設置に関しては、電波に対して適した角度が決まっています。水平かどうか。または垂直かどうか?
施工する職人の腕の見せ所です。

電波レベルはどうか?

これは簡単なものはTVの画面で測れますが、値がメーカーによってマチマチで、50dBあれば良いというメーカーもあれば、70dB以上ないとダメだというメーカーもあります。
実際は独自の方法で算出しているのでTVメーカーの基準になります。
例)アクオスでは50dBで映像が映るが、レグザでは50dBだと映らない。等。
あまり基準としてはお勧め致しません。
アンテナ設置の専門業者は、専用の電界強度計やレベルチェッカーと呼ばれる測定器を所持しています。1台30万円~と高価なものはかなりの精度を誇り、専門業者でしか恐らく扱っていないかと思います。
何が測れるかと言いますと、電波の強さや電波の質、雑音の強さなど、複数の詳細な数値で表わされます。
お電話口で、「何dB以上ならOKですか?」と質問が来ますが実際はテレビによって基準がまちまちすぎてお答え出来ないののが現実です。

電波の質はどうか?
ここからが特に専門業者の得意分野になります。電波の質なんてあまり意識しないのではないでしょうか?
専門業者がアンテナを設置する際は
デジタル信号の「量」と「品質」の両方を測定する必要あり
「量」 ⇒ 端子レベル〔dBμV〕
「品質」⇒ CN比、BER、MER

と呼ばれるものを規定値以上クリアしてあげる必要があります。
規定値以上をクリアすれば、設置したアンテナで確かな品質を持った電波を受信しTVまで流れていると判断していいでしょう。

CN比とは、信号(Carrier)と信号に含まれる雑音(Noise)との比のことです。
TVの視聴でブロックノイズが入る→ブースターをつければ解決しますか?という質問も多いですがCN比に原因があった場合はNGです。
ブースタでは、特定の場合を除きCN比を改善することはできません。信号も増幅しますが雑音も増幅するためです

 

同様にBER、MERにもそれぞれ規定値があり、ノイズ自体の質やその特性を見極める事が出来ます。

 

 

修理1つとっても、見るべき個所が多いのがアンテナ工事です。

アンテナに困ったら、まずは専門業者にお問い合わせください♪

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